ソウルで暮らしはじめてカフェで過ごす時間や、アメリカーノを飲みながら寛ぐことは大切な生活の一部になっていきました。コーヒーを愛する人が多い分カフェの数も多く、コーヒーと一緒に楽しめるデザートの種類も様々。“トゥンカロン”や“クロップル”のように、新しいアイデアのデザートもどんどん生まれ進化していく中、少し珍しいコーヒーのお供を発見したのでご紹介します。
望遠洞(マンウォンドン)にあるコーヒーと手作りデザート“雪もち(눈떡)”のお店LANDING.m。少しレトロな雰囲気もある、お茶菓子のような可愛い見た目のデザート、そしてモダンな店舗デザインの絶妙な組み合わせに興味が湧いて、SNSで見てすぐに足を運びました。
雪もち(눈떡)₩2,700〜₩2,800(2021年5月22日時点1円=₩10.35)
“雪もち(눈떡)”とはどんなものか気になりますよね? お店の人に聞いたところ、冷たい餡がもちで包まれた“アイスもち”のようなものと考えればイメージがしやすいとのこと。なるほど!
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選ぶ味によって断面の模様も様々で、目にも楽しいデザートです。
“雪もち”の種類は全部で8種類。よもぎ柚子、黒胡麻かぼちゃ、オレンジマーマレード、ヌテラ、アールグレイミルクティー、オレオ、ロータスビスケットといった和洋の味わいが楽しめるほか、彩り豊かな3色(雪もち)があり、デザインもそれぞれ異なります。
2つ以上注文すると、素敵なディスプレイに入れて提供してくれるのも贅沢ポイント。
この日選んだのは、うさぎ型がとっても可愛いロータスビスケット味と、桜型のオレンジマーマレード味。カチカチに凍った状態で出てくるので、少し時間を置いてやわらかくなってから食べるのがベストタイミング。モカポットで淹れたコーヒーをいただいたり、お店の看板犬ヌンヌちゃんと戯れたりしながら食べごろを待つ…そんな癒やしのティータイムを体験できます。
真っ先に選んだのは、このうさぎの形の雪もちでした!
韓国の餅や伝統菓子ダシク、中国の月餅、日本の和菓子などアジア各国のデザートからインスピレーションを得たという雪もちは、食べるのがもったいないと思ってしまうほどの可愛さ。そして、おもち系デザートとコーヒーがこんなに合うと知ったのも、新しい発見でした! 聞くとコーヒーに添えられるデザートと言えば西洋のものが多い中、アジアのデザートもコーヒーと合うことを伝えたいという思いから、LANDING.mでは“雪もち”というオリエンタルデザートをコーヒーのお供に提案しているそう。一口食べるごとに、おもちの甘さとロータスビスケットのサクッとした食感と風味が広がり、コーヒーともよく合い絶品でした。友達のお家などに遊びに行く時、ギフトで持っていきたい。いや、本音はギフトにかこつけて全種類大人買いしたいだけかもしれません! 新しく知った、“雪もち”とコーヒーとのマリアージュにわくわくする日々が続きそうです。(WEBディレクターNoda)
看板犬ヌンヌちゃんは火・水・木に出勤予定(コンディションによって変動ありとのこと)