ここ最近グッと身に付ける回数が増えたファッションアイテムは、リングかもしれません。
昔から、手元などの細部をきちんとおしゃれに整えている人って素敵だなぁと憧れを抱いていたものの、スポーツで鍛えられたマイ・ドッシリ指に合うリングの想像がまったく付かず、少し離れた場所から静観しているようなイメージでした。ただやっぱり「手元のおしゃれ」への憧れが絶えることはなく、雑念を気にせず好きなものを好きなように身に付けよう!というマインドに変わったのは近年のこと。そこから一気にリングへの想いが溢れ出したかのように、行く先々のブランドでチェックするようになったのですが、そんな時にこのFauvirameのリングに一目惚れしました。
2020年2月にローンチしたFauvirameは、20世紀初頭のフォーヴィスム(絵画運動)にインスパイアされたエシカルジュエリーブランド。植物や風、水といった自然界に在るものをモチーフにしているせいか、付けていると不思議と心が安らぎます。そしてどのジュエリーもディテールに独自の面白さが垣間見えて、手元に特段センスが宿る! 今回私が購入したのは太陽神の象徴とも言われるサンストーンを使用したリング。光を当てると結晶が反射して、特別な輝きを放ってくれます。これがまたふとした瞬間に手元を見るだけで心が弾むんですよね。(邪気を祓いマイナスのエネルギーをプラスに変えると言われているサンストーンのパワーなのか!?)とにかく見る度にうっとりしています。ベーシックなフォルムで重ね付けもしやすい華奢なリングと、新芽が巻き付くかのようなプレイフルなシェイプが特徴のリング。どちらも飽きることのない上品なデザインも魅力的です。
さらに自然をモチーフに扱うFauvirameでは環境に配慮した梱包素材を使用するのはもちろん、音楽家・坂本龍一氏が代表を務める森林保全団体モア・トゥリーズへ購入金額の一部を寄付する取り組みを提案しているんですが、この寄付はあくまで購入時に個人で選択するもの。その人自身の意思を尊重するためにこの制度にしているとのこと。寄付金は森林環境の設備、子供たちの環境教育活動などにあてられるそうですが、個々の価値観に寄り添うような、選択への細やかな配慮も素敵だなぁと思わずにはいられません。
ハマり癖のある、いわゆるミーハー。愛犬と過ごす時間と、韓国ドラマ鑑賞が生きがい。主にファッションとセレブを担当していますが、美容ネタも大好物。