2021.03.20

定番+αのときめき。自分的“運命のデニム”に出合いました #深夜のこっそり話 #1389

昔から無条件に好きなアイテムがデニムパンツ。なのですが、サイズ感でいちばん苦労するのもデニムパンツだったりします。身長も155cm未満ですし、幼少期から長きにわたりスポーツをやっていたために下半身も割とがっちり。いわゆる筋肉質です。ウエストはゆるゆるでも脚まわりはパツパツ。丈も長い……とサイズ問題(丈&幅)がシビアで、毎シーズン必ず惹かれるけれど常に迷子状態でした。近頃はwebサイトオンリーで販売するブランドも多いですよね。見ているとどうしても欲しくなって、買い物欲急上昇&アドレナリン大放出の勢いで購入するものの、いざ自宅で着用してみてがっかり……(商品ではなくあくまで自分の脚に)なんてことも1回や2回ではありません。ただ今年の春は「おお!」と、着用して思わず声をあげてしまったデニムパンツに出合ったのです。丈感もフィット感もばっちり! 私が求めていた一着はスドークsoduk)にありました。

クードス(kudos)のデザイナー工藤司氏が手掛けているスドークは、メンズブランドのクードスを愛する女性たちの声を反映させ、2018AWに始動したウィメンズブランド。纏うとハンサムかつモードな雰囲気に仕上げてくれるので、幼くなりがちな私にとって重宝しているブランドのひとつなのですが、一見シンプルに思えるアイテムにも面白いディテールやデザインの仕掛けが施されていて、驚きと感動が降り注ぎます。まさにこのデニムパンツがそう。定番のフレアシルエットに前スリットのディテールが絶妙かつ斬新で、シンプルながらエッジィなムードを醸すデザインに一目惚れしました。しかもセンタープレス入りなので、脚をすらりと美しく見せる効果も期待できそう。デニムとはいえカジュアルすぎることがないので、上品なパンプスからスポーティなサンダルやスニーカーとも好相性です。黒のブーツでスタイリングを締めるのも素敵…と、そもそも合わない靴がないのですよね。トップスも然り。こんなふうにマルチに活躍してくれる定番+αのときめきが薫るアイテムって、半永久的に愛せる、まさにタイムレスな輝きに満ちているなと思います。

デニムはインディゴ系も好きなのですが、春は明るい色を纏いたくなるのか、淡色に惹かれる傾向があります。胸をズドンと撃ち抜かれた洋服を纏っていると、近所を散歩しているだけでも心がふわっと軽くなり、気分が晴れていくので不思議。このデニムパンツは春夏だけでなく、オールシーズン穿いてしまいそうです。



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エディターKISHI

ハマり癖のある、いわゆるミーハー。愛犬と過ごす時間と、韓国ドラマ鑑賞が生きがい。主にファッションとセレブを担当していますが、美容ネタも大好物。

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