5月ってやっぱりバタバタしますよね……。せわしない毎日に追われて少しずつ自分の心が窮屈になっているのを感じ、んーなにか変化を取り入れたいなと、ずっと気になっていた香水を迎え入れてみました。これが予想を超えていい化学反応を起こしたんですよ! 席を立ち上がったとき、手で前髪を直すときなど、日常のふとした動作でふわりと広がるその香りを嗅ぐと、すこぶる落ち着くんです。いろいろな焦りで侵食されていた頭のなかに、一瞬の余白を生んでくれる。香りの力って侮れんと改めて感じる日々です。
SNSパトロール中に見つけた韓国発のブランド・NONFICTION。端正な佇まいのボトルデザインにも惹かれますが、渡韓するのも難しい時期で(6月からやっと行けそうですね!)、なんとなーく気になっているレベルでした。しかし、4月末から日本公式サイトがローンチ。それに合わせて伊勢丹でポップアップを開催!というハッピーニュースを聞いて足を運び、まんまと魅了されたというわけです。
NONFICTIONは「素の自分と向き合う時間」をコンセプトに、1日の始まりから終わりまでをより丁寧に過ごして欲しいという想いから生まれたライフスタイルビューティブランド。香りを媒介として内なる声に耳を傾ける……と。まさに今の自分には、心の声に耳を傾けて、対話する時間が必要だったのかもしれません。
今回私が購入したのはGAIAC FLOWER。フローラルのふわりと甘い香りが軸ではあるものの、スパイシーで硬さをはらんだガイアックがベースにあるので、決してしつこくないのです。例えるならば、新緑の木々のなかでゆっくり吹く風を感じながら、まるで見たこともない未知なる1本の花に出合ったかのような夢心地に浸れます。心が弾むようにロマンティックでありながら、優しい包容力を兼ね備え、なにも考えずに身を委ねられるイメージです。
そしてフレグランスのみの予定でしたが、そろそろボディクリームもなくなりそうだったし……と同じ香りのものを購入しまして。これがまた大正解でした! 少量ですーっと伸びて、香りの持続力もいい! 夜マッサージしながら塗り込んで、朝もまだ少し香りが残っている。これくらいの塩梅が個人的にはベストアンサーです。他にも気になる香りがいくつかあったので、使い切ったらまた“心の余白づくり”に一役買ってもらおうと思います。
ハマり癖のある、いわゆるミーハー。愛犬と過ごす時間と、韓国ドラマ鑑賞が生きがい。主にファッションとセレブを担当していますが、美容ネタも大好物。