私の人生の3大テーマのひとつ、“Less is More”(ほかの2つは…?)。実際、わりと頻繁に頭をよぎるワードではあるものの、マキシマリストにはなかなか実践の難しい生き方でもありまして。
そんな中、セカンドハウスのサブスクサービスに登録してみたこともあり、年末年始で行ってきました。話し出すと長くなりそうですが、我が家のビビリ犬のお出かけスタイルとしては合っているような気がして。すでにしょっちゅう行けない不安はありつつも、何事も勉強!ということで。
温泉旅館とかで過ごす大晦日に比べると、キッチンでお正月の(暴飲暴食の)準備をしたり、備え付けプロジェクターのbluetooth接続に四苦八苦したりとまあ忙しかったものの、感動ポイントとして、物理的にものが少ないことでもろもろの取り回しがしやすく、気持ちにも余裕が生まれてすがすがしい! ちょっとした家事やPC作業など、日常のルーティンも発生するからこその空間の贅沢さに、家族一同いたく感動。帰宅後は全員が部屋の掃除を始め、今も週末はそれぞれ身の周りのものの見直しを進めています(笑)。
そしてティーンエイジャーに差し掛かった息子を持つ母としては、一緒に出かけたり向き合ったりする機会が減ってきたのが気にかかる今日この頃ですが、息子と向き合える食事のひとときをすっきりきれいなテーブルで過ごせたことにも満足(自宅のダイニング周りがどれだけごちゃごちゃしているのか……)。ミニマリストの暮らしを疑似体験したことで、今後目指したい心地よい暮らしのステートメントになりうる素敵なお皿が欲しくなってきました。
というわけで、ショッピング後のパフェを餌に息子を引き連れ、伊勢丹に向かうことに。落ち着いたシンプルなものというよりはぱっと目を引くお皿がイメージだったので、グッチ、ジノリ1735、ディオール、エルメスなどを見てみましたが、最終的に選んだのは、アスティエ・ド・ヴィラットとジョン・デリアンのコレクション。
アスティエといえば白一択、と思っており、ジョン・デリアンのシリーズに目を楽しませてもらいつつも今まで選択肢に入ることはありませんでした。でも、学校のプリントや薬など生活感満載のあれこれが視界に入りさえしなければ、絵皿だって日常的に使えるはず。お皿に限らず、すでにいろいろなものに囲まれているから消極的に無難なデザインを選びがちだったのか?とも思えてきて、これから手に取るものも変わっていくのかもしれません。(ミニマリストでシンプルなものが好きな人もたくさんいるでしょうし、あくまで私個人の話です!)
もうじゅうぶん大人だし、好きなものはもう決まっていると思いがちだけど、環境が変わるとインプットや自分の選択も変わってくるのだなあ、と面白い経験をしました。皆さんの初買いは何でしたか?