何年か前から、スケジュール管理は手帳じゃなくてデジタル派に。もしもスマホをなくしてPCも壊れてしまったら、「明日、わたしはどこで何をすればいいのでしょう？」と途方に暮れてしまうくらい、グーグルカレンダーに頼りきりの毎日です。便利すぎて、今さら完全アナログには戻れません。ただ、仕事もプライベートも子ども関連の予定もぜんぶ一括で管理しているので、たまーにうっかり見落としてしまうんですよ。そんなの自分がドジなだけで、グーグルには何の落ち度もないのですが（リマインダー機能だってあるし）、されどデジタル一辺倒もどうなんだろうか？ と思い始めたのが昨年末のこと。それから数ヵ月間のモヤモヤ期を経てたどり着いたのが、デジタルとアナログの“二刀流”です。先日の大谷翔平選手の大活躍ぶりをテレビでみながら、これしかないと確信しました。
自分的に一番しっくりきたのが、スケジュールは引き続きデジタルで管理しつつ、毎日のToDoは紙に書き留めるスタイル。新年度を迎えるタイミングで、心機一転、スマイソンのパナマノートブックを迎え入れました。
ナイルブルーに彩られた、しなやかなクロスグレインレザーの表紙。銀色で縁取られた小口に、グログランリボンのブックマーク。ひと目でスマイソンとわかる美しい装丁は、1908年に発表された初代から変わらずに受け継がれてきた製本法です。その歴史の深さと品格あふれる佇まいは、さすが英国王室御用達ブランド。「MAKE IT HAPPEN（実現させよう）」のフレーズを表紙に刻印するウィットの効かせ方も、グッとくるポイントです。
公式オンラインショップでは、イニシャルや好きなモチーフを刻印できるサービス（有料）があるので、「願いが叶いますように」との思いを込めて、隅に流れ星モチーフを添えてみました。ちょっと可愛すぎるかな？とも思ったのですが、仕上がりを見てみると、あら素敵！ いっそう愛着を持って使えそうです。
そして、スマイソンといえば羽のように軽くて薄い、ペールブルーの「フェザーウェイトペーパー」。普通紙の約半分の厚さといわれていますが、こんなに薄くても裏抜けせず、書き心地は感動的になめらか。しかも持ち運びに便利なポケットサイズで、実用性は申し分なし！ 長く愛されるのには理由があるんだなと、使いながらそのよさを実感する毎日です。
手もとにスマイソンのノートブックがある暮らし。始めてまだ１週間足らずですが、仕事効率が上がったような気がします。それまでは、１日のToDoや打合せのちょっとしたメモなどはすべてアプリに保存していたのですが、このノートをおろしてからは、そこに手書きするように。デジタルの場合、メモ書きしてもそれを見返すことがあまりなく、どこにメモしたかすら忘れてしまって情報が埋もれがちだったのですが、ノートに書き留めておけば、あとで内容をパラパラと見返すことができるのがいいですね。デジタルネイティブではないこともあり、やっぱり文字を手書きすると頭が整理されていいなと改めて思った次第。毎日の仕事の相棒として、欠かせない存在になりそうです。
生粋の丸顔。あだ名は餅。長いイヤリングと丈の長いスカートが好き。長いものに巻かれるタイプなのかもしれません。
