ビールなのにミルクシェイク?! 旅先でクラフトビールと予期せぬ出合いをしました #深夜のこっそり話 #1774

お酒を飲み始めた大学生の頃は「ビールにが~~い」とかいってフルーツ系の缶チューハイを手に取っていた私ですが、いつの頃からか“クラフトビール”と見れば飛び付かずにはいられない性分になってしまったようです。

それは先日の岩手旅行でも見事に発揮されまして。フラっと観光案内所に立ち寄ったら、パンフレット「IWATE BEER MAP」の文字がキラキラと輝いて見えるではありませんか。実は岩手県、日本一のホップ生産量を誇り、クラフトビールの醸造所が年々増えているそう。ということで訪れたブリュワリー『BrewBeast』で、お持ち帰りしてしまうほど、どタイプなビールと巡り合いました。

左から、「a whole new world」「EN de BER」「IMPACT」の写真
左から、「a whole new world」「EN de BER」「IMPACT」

今回お持ち帰りしたのは、お店で実際に飲んだ「IMPACT」と「a whole new world」、そして試せなかったけど間違いなく好きであろう「EN de BER」の3種。

IMPACT(STYLE:HAZY IPA)330mL×3本 ¥2,310
IMPACT(STYLE:HAZY IPA)330mL×3本 ¥2,310 / BrewBeast

これぞクラフトビール!!!といわんばかりの、ホップ感満載な「IMPACT」。まるで新緑が生い茂るだだっ広い草原にダイブしたような、いい意味での草っぽさ(私はこの草っぽい風味が大好物なのです)。ホップ!ホップ!と小躍りしてしまいそうなくらいフレッシュで、後味にはほろ苦さも感じられる。「IPAスタイルの私的いいとこ取りしてくれてありがとう」という気持ちになるビールでした。

a whole new world(STYLE:STRAWBERRY MILK SHAKE)330mL×3本 ¥2,640
a whole new world(STYLE:STRAWBERRY MILK SHAKE)330mL×3本 ¥2,640 / BrewBeast

お気づきでしょうか? このボトル、「strawberry milk shake」って書いてあります。ビールなのにミルクシェイク? どういうこと?? 気になりますよね~! クラフトビール界にはそれぞれの味の特徴などを伝える“スタイル”というジャンル分けがあるのですが、この「a whole new world」はそのスタイルが「ストロベリーミルクシェイク」なんです。実際にいちごピューレや乳糖、バニラを加えているので、本当にあのいちごの甘みと酸味を感じる……。しかもミルクシェイクというには甘いんでしょ?と思っていたら大間違い。フレッシュいちごの爽やかさのみで、フルーティながらも結構スッキリしています。正直、感動しました。自分への日々のご褒美として冷蔵庫に常備したいので、真剣にお取り寄せを検討中です。

EN de BER(STYLE:AMERICAN AMBER ALE)330mL×3本 ¥2,310
EN de BER(STYLE:AMERICAN AMBER ALE)330mL×3本 ¥2,310 / BrewBeast

ちょっとほろ苦い、カラメル系フレーバーが好きな人には、アンバースタイルのビールを飲んでみてほしいと思っています。私的統計では、アンバー系のビールは秋に出ることが多く、キリッとしたものが多いイメージ。なのですが、この「EN de BER」はちょっぴりクリーミーな感じ。まろやかなカラメル感とこのビール独特の燻製の香りが混じり合って、私の中にあるアンバー系の新しい扉が開きました。

今回の旅行ではブリュワリーに行くなんて全く計画していなかったのですが、想定外の出合いも旅の醍醐味のひとつ。予期せぬ巡り合わせで、その土地ならではのおいしいもの、素敵なものに出合えたときは、やっぱり心が潤う気がします。夏休みシーズンを控えたいま、旅とまだ見ぬ出合いへの意欲がムクムクと湧いてきました。

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エディターHOMMA

ビューティとSDGs担当。小花柄とロマンティックディティールに目がありません。海より山派で、緑の中で過ごす時間が至福です。

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