ヒールへの苦手意識を払拭してくれた【ファビオ ルスコーニ】のメリージェーンパンプス #深夜のこっそり話 #1817

私史上最大のオケージョンシーンの波が来ている今秋。普段よりも綺麗な装いで、と思ったのも束の間、よく考えるときちんとしたパンプスを持っていないではありませんか。欲しいシューズのイメージもなくどうしようか悶々としていたときに出合った、見た目良し、履き心地良し、使い回し良しの優等生。この一足が、ヒールへの苦手意識をも変え始めています。

ポインテッドトゥのメリージェーン

ポインテッドトゥのメリージェーンパンプス
2BLT PS ¥37,400/ファビオ ルスコーニ

それはファビオ ルスコーニの、ポインテッドトゥのメリージェーンパンプス。定番の黒いエナメルでありながら、シボ感のあるディテールで甘くなりすぎず、気品をプラスしてくれます。元々黒のエナメルバレエシューズが私的ベーシックアイテムということもあり、このスタイルは大好物。ただ、ポインテッドトゥはシャープすぎる気がして選んだことがなく、自分の中では小さな挑戦でした。

久しぶりのヒールは少しくびれた、5.5cmに

ヒールのアップ写真
くびれたように角度のついたヒールにも一目惚れ

挑戦という意味ではヒールも同じ。日頃からフラットシューズばかり履いているので、この5.5cmヒールですらドキドキ。実に就職活動ぶりのヒールで、一日中立ったり座ったりのオケージョンシーンで履くには足が痛くならないか、疲れやすくなってしまわないか心配に。けれども、この少しくびれたようなヒールに心奪われて、「可愛いから大丈夫!」と謎の自信が芽生えました。

ソックス合わせでカジュアルにも

ソックスと合わせた時の写真
華奢な二本のベルトが、つま先のシャープさとのバランスをとってくれる

なんだかんだ言っても、結局はトキメキが全て。試着して店内を一周し終わる頃には「こんな合わせ方もしたい」と妄想も完了。フォーマルはもちろん、ソックスを忍ばせればカジュアルにもマッチする汎用性を確信し、今秋のオケージョンは、この一足に託しました。

一日中履く前に慣らしておきたかったのですが、ソールの裏張りに出していたらそんな時間はなく、友人の結婚式当日に下ろすことに。慣れないヒールに一抹の不安を抱えながら家を出たけれど、なんと朝から夜まで靴擦れも痛みも疲れもなし。これが噂に聞いていたファビオ ルスコーニの力か!とにんまり。やはりその実力は本物でした。

可愛くて気分が上がることはもちろん、快適さによって良い気分のままいられることも靴選びの大事なポイント。ポインテッドトゥとヒール、二つの苦手意識を変えてくれたこの靴と、いろんな景色を見に行きたい秋です。

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エディターHOMMA

ビューティとSDGs担当。小花柄とロマンティックディティールに目がありません。海より山派で、緑の中で過ごす時間が至福です。

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