読書をしていると、「このフレーズを記憶しておきたい！」という言葉に出合うことが多々あります。けれど本を読むシチュエーションは様々。いつそのときが来るかは未知数です。ゆえにいつでも手元に付箋やマーカーがあるわけもなく、だからといってページの端を折るのは避けたい。そんなちょっとした「あったらいいな」をかなえてくれる便利グッズを発見しました。
ペンケースとブックバンドが一体型に！
それは、気の利いたアイデア文具を多数生み出しているミドリの「ブックバンドペンケース」。まさにその名の通りで、ペンケースとブックバンドが一体になっています。本を持ち運びながら、一緒に小さなペンケースも携帯することができる優れもの。すごくシンプルなアイデアだけど、あまりなかったアイテムだと思いませんか？
バンドはアジャスター付きで、サイズ調整可能
仕様としては、コンパクトなペンケースの裏に調整可能なゴムバンドがついているだけ。このバンドを本の表紙に通してセット完了。またはあまり厚みのない本なら、開いてしまわないように表紙と裏表紙を固定するためのバンドとしても使える！ 極めてシンプルな作りですが、このくらいがいいのです。
本体にはマーカー3本、外付けポケットにはマーカー1本が入る
ペンケース部分には、チャックで開閉する本体部分と、フラップがついている外付けポケットの2種類があります。私にとっては付箋とマーカーを持ち運べることがマストなので、本体部分に付箋＆マーカー2本を、外付けポケットに何かと役に立つ黒ボールペンをセット。
本のマーキングには、透明付箋と窓付きマーカーが推し！
余談ですが、本に使う付箋とマーカーには私なりのこだわりがありまして。付箋は、文字にかかってしまっても読めるように、ポストイットの細くて透明なもの。マーカーは、「うっかり線を引き過ぎてしまった！」ということが多発するため、ウィンドウ付きのuni PROPUSを愛用しています（中でもパステル調のカラーが好みです！）。
文庫本にもハードカバーにもフィット
ちなみに対応サイズはB6～A5までですが、手持ちの文庫本やハードカバーの書籍なんかにもフィットしています。バンドはゴム性なので少しくらいなら柔軟に対応してくれますよ。ペンケースがついていない方が読みやすいな、という時にはサッとスライドして外したりもしています。
自然の中で過ごす時間に、デジタルデバイスから離れて本を読むのが好きなのですが、そういう時に限って付箋もペンもない。思いがけず記憶しておきたいフレーズに出合ったときは、スマホで撮影をするというなんとも興醒めなことをしていたのですが、これからはそんな心配もなし。読書に欠かせない相棒になりそうな予感がします。
ビューティとSDGs担当。小花柄とロマンティックディティールに目がありません。海より山派で、緑の中で過ごす時間が至福です。
