もう、完全に敗北を認めました。噂の合わせ調味料、【Cook Do® 極(プレミアム) 麻辣麻婆豆腐用】が超絶“シビカラ”で、本気四川の味すぎるのです。
酷暑の夏。あえてさらに汗を滲ませながら食べたい我が家の人気メニューのひとつが、激辛麻婆豆腐です。大人しかいないので、豆板醤・豆豉醤・花椒・ラー油・唐辛子をこれでもか!と投入します。目指しているのは、麻婆豆腐で有名な原宿の中華料理店「トンポー」の刺激レベル。なので、マイルドなお味の「〜〜の素」的なものは使ったことがありませんでした。しかし先日、家族が私の耳元で囁いたのです。「【極】の麻婆がマジで痺れるらしいよ」と。
発売6週間で100万食突破の大ヒット!
いつも行くスーパーマーケットには取り扱いがないためその存在を知らなかったのですが、検索したところ【Cook Do® 極 麻辣麻婆豆腐用】は昨年夏の発売から6週間で100万食を突破したほど、激売れしているらしい。これは試さねば、と別のスーパーで入手したそれは、他のCook Doとは一線を画す、高級感のある黒いパッケージ。ビジュアルからもひしひしと本気のマーラー感が伝わってきます。
麻(マー)・辣(ラー)の追求が本気すぎ!
作り方は超簡単。炒めた豚ひき肉にこのソースを合わせ、豆腐を加えて煮込み、仕上げにネギのみじん切りをざっと入れて混ぜるだけ。調理時間は10分ちょっとでしょうか。炒めている時からもう、毛穴が開きそうな香りが! 食べてみると、本気で四川! 痺れる! 旨い! 花椒の痺れる辛さと唐辛子のヒリヒリする辛さ、深いコクと、鼻に抜ける香辛料の爽やかな香り。「いうても、レトルトの合わせ調味料でしょ? カンタン家庭料理のお助けアイテムでしょ?」と、一瞬でも侮った自分を叱りたいです。
まさにお店麻婆の味!
味の素の公式サイトによると、この製品はCook Doの「家族みんなで食べられる本格中華」のリミッターを外し、とにかく麻(マー)・辣(ラー)を極め、高級四川料理の味を再現するために開発されたそう。だから【極】なんですね、はい、納得。
しかし、こんな手軽にこんな本格的な味を楽しめるなら、今まで、一生使い切れなそうな各種中華調味料を買い揃え、生姜やニンニクをすりおろし、片栗粉を溶いていた意味は......? 完全にこれでいいじゃん。いや、これがいいじゃん! おいしくて嬉しい反面、ちょっと悔しいですが。でもまあ、時短にもなりますし、今後のおうちマーボはもうこれに頼ります!