出合いはこの夏、娘の学童弁当を作るために訪れた近所のスーパーでのこと。
いわゆる大手メーカーの冷凍食品は「味が濃すぎて食べられない」という謎にグルメな娘のため、毎日一から手作り弁当を強いられていたのですが、揚げ物くらい楽させてくれよ……と切実な想いを胸に、ヘルシー食材が揃う自然派スーパーで冷食パトロールをすることに。
そこで見つけたのが、秋川牧園のチキンナゲットでした。
秋川牧園といえば、植物性飼料を与えながらストレスのない環境で家畜を育て、上質な鶏肉、黒豚、和牛、卵、乳製品、さらに化学農薬不使用の野菜などを自社生産する総合オーガニックファーム。
食の安全性を徹底して追求する姿勢や、環境に配慮した農業モデルに取り組む企業理念に惹かれ、以前から時々食材を購入していました。
「秋川牧園は冷凍食品も良い!」という話も聞いていたのですが、これまで冷凍食品は試したことがなかった我が家。今回スーパーでふとチキンナゲットが目に入り、「秋川牧園のチキンナゲットなら、もしかしたら娘も美味しいと言ってくれるかも?」と思い、即購入。これが見事に娘にヒットしただけでなく、大人にも(むしろ大人の方が?)大ヒットしたので、その魅力を語らせて下さい!
推しポイントその1:鶏肉の旨みを味わえるシンプル イズ ベストな味わい
秋川牧園の冷凍食品の中で不動の人気ナンバー1を誇る、こちらのチキンナゲット。「お肉本来の味わいを楽しむために、味付けはできる限りシンプルにしたい」という想いで作っているそうで、濃い味付けが苦手な娘も「美味しい!」と唸るほど、シンプルな味わいが特徴。肉の割合は約60%とたっぷり配分されていて、程よい塩味が鶏肉のジューシーな旨みをグッと引き出しています。これまで市販のチキンナゲットは塩や胡椒が効きすぎていて、「私はいまチキンを食べているのか?調味料を食べているのか?」と感じることがあったのですが、秋川牧園のチキンナゲットを食べて初めて、「素材本来の味わいを堪能するとは、このことか……」と大納得しました。
これが個人的な最大の推しポイントなのですが、このチキンナゲットの衣、なんとパン粉でできています。チキンナゲットといえば、小麦粉などでできた平らな衣を思い浮かべる人が多いと思うのですが、秋川牧園のものはパン粉がまぶされているのです。初めて見た時は、これは一体何粉?とびっくりしたのですが、オーブントースターで焼いて口にしてようやく、この正体がパン粉だと気付きました。
そしてこの衣の食感が、まぁ〜〜〜たまらないのです。口に入れた瞬間にサクッ、そして噛むごとにサクッサクッ……食べ終わるまで続くクリスピーな食感が最高すぎて、つい手が伸びる美味しさ! 実は昭和61年の販売当時から、秋川牧園では一貫してパン粉をまぶしているそうで、このちょっとしたオリジナリティが、長年ベストセラーを記録する理由だと思います。
お弁当のおかずや朝食のメニューとしても、子どもに大喜びされる秋川牧園のチキンナゲットですが、実は大人の晩酌のお供にもぴったり。1日仕事を頑張った日の夜に、大好きなビールとこのチキンナゲットを一緒に味わうだけで、あ〜いい一日だった〜と思えます(笑)。今年の夏はこの晩酌セットがすっかり我が家の鉄板メニューとなり、まだ子どもが小さく気軽に夜に飲み歩きに行けない今、ちょっとしたうち飲みに一役買ってくれています。
なお個人的には鶏肉約60%配合のこのオリジナルのチキンナゲットが激推しですが、「チキンナゲットはちょっとカロリーが……」「今はダイエット中で……」という方は、鶏肉+国産大豆のおからを配合した、 ギルトフリーに楽しめる「鶏とおからのチキンナゲット」もおすすめです! こちらはおからの優しい風味を感じつつも、しっかり鶏肉の旨みも味わえる逸品で、オリジナルの「チキンナゲット」同様、パン粉の衣で包まれています。
ちょっともう秋川さん以外のチキンナゲットは食べられないよね……というくらいどハマりしたチキンナゲット。気になる方はぜひチェックしてみてください!