出張先で、奇遇にも好きなアーティストの個展が開かれていたので、帰りの新幹線の時間をずらして急きょギャラリーへ。その日は朝から雲行きが怪しく、ギャラリーの最寄駅に着く頃には小雨がちらついていました。備えあれば憂いなし。こんなこともあろうかと、バッグの中に折り畳み傘を忍ばせておいた自分を褒めたのも束の間、数時間後には注意力散漫な自分を反省することになってしまいました。
ギャラリーに着いて、濡れた折り畳み傘を傘立てに置いたのが最後。あ、と気づいた時はもう新幹線の中でした。また、やってしまった。傘立てに取り残されたままであろう折り畳み傘を思うと、車中でやるせない気持ちになりました。誰か心優しい人にもらわれますように……。
さて、人生何度目かわからない傘の買い物をどうするべきか。以前「いい傘なら意地でもなくさないのでは」という仮説のもと、思い切った買い物をしたこともありました。しかしどんなに失いたくないと思っていても、なくす時はなくすのです。しかも、いい傘であればあるほど、なくした時のショックが大きいことも経験済み。とはいえ、どうせ買うなら実用的なものをできるだけ長く使いたい。あれこれ考えていた帰路の途中、ふらっと立ち寄った家の近所のコンビニで、理想の出合いは突然に訪れました。
ローソンとコールマンの初コラボレーション
ローソン×コールマンの晴雨兼用・自動開閉折りたたみ傘 55cm ¥2,980(税込)
まさかコンビニで、コールマンの傘が買えるなんて。時代は令和だというのに、「コンビニといえばビニール傘」のイメージをいまだに持っていた自分を恥じました。進化についていけてなくてすみません。
ローソンとコールマンの初コラボレーションによる、「晴雨兼用・自動開閉折りたたみ傘」。光沢のあるグレー地にコールマンのロゴを控えめにあしらった、シンプルなデザインに惹かれました。日々の装いにすんなり馴染むうえ、持ち手のボタンをひと押しするだけで自動開閉するのがじつに便利。ワンタッチでスパッと開いて閉じる、俊敏さに惚れ惚れします。
ロゴが主張しすぎないので、スタイリングを選ばず活躍します
親骨の長さは55cmと小ぶりなので、土砂降りや横殴りの雨の場合は、ちょっと心許ないかもしれません。でもその分軽量ですし、コンパクトに折りたためてスマートに持ち運べることを考えれば、多少の濡れは仕方ない。個人的にはまったくの許容範囲です。作りもしっかりしていて、守られている安心感があります。
「ダークルームテクノロジー」技術による驚きの遮光力
さらに瞠目するのは、傘の生地に「ダークルームテクノロジー」技術が採用されていること。アウトドアに疎い私は一瞬「はて?」となりましたが、調べてみると、コールマンのテントにも使われている遮光性に優れた素材とのこと。光を90%以上ブロックし、UV遮蔽率は99.9%以上。つまり、日傘としてもたいへん優秀なのです。
よく晴れた日にさしてみると、確かに日光が透過しません。どんなに外が眩しくても、傘の中はいつだってダークサイド。日差しも紫外線もしっかり遮るだけでなく、体感温度まで下げてくれる実力派です。しかも、充実の機能を備えながら、価格は3,000円以内。やってくれましたね、ローソンさん。
梅雨が終われば、待ち受けるは灼熱の日々。蒸し暑さとの長い戦いが始まりますが、今年はこのスマートな折りたたみ傘が、何よりの心強い助っ人になってくれそうです。雨の日も、晴れの日も、ずっとそばに。今度こそ、なくしませんように。
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商品名
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ローソン×コールマンの晴雨兼用・自動開閉折りたたみ傘 55cm