突然ですが、この手のひらサイズのスティックは何だと思いますか？リップスティック？新しいチーク？それとも新種の収納ケース？実はこれ、フレグランスなんです！こんなに小さくてかわいい香水が、ディオールから限定で誕生しました。

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香りを“塗る”幸せ。【ディオール】の限定スティック香水「ジャディオール」に魅了された話

Name: ジャドール オードゥ パルファン ジャディオール
Brand: パルファン・クリスチャン・ディオール
Price: 9790 JPY

気分が上がる、香りのアクセサリー

ディオールのスティック香水ジャディオールのふたを開けた画像 — ジャドールオードゥパルファンジャディオール ¥9,790〈限定品〉／パルファン・クリスチャン・ディオール

初めて出合ったとき、興奮を隠しきれませんでした。この見た目、素敵すぎませんか？フランス語の「J’ADORE DIOR（ディオールが大好き）」から生まれた造語「J'ADIOR」の名が、白レザー調のケースに輝いています。繰り出すと、ゴールドのラメが輝く透明のスティックが顔を覗かせます。

このコラムでも何度か書いているので正直に言いますと、実はここ数年フローラルの香りを選ぶことはありませんでした。基本はウッディ一辺倒、夏はシトラス系が定番。ジェンダーレスな香りばかりを多用していましたが、ジャディオールと出合ってから、すっかりこの香りの虜に。

ジャドールオードゥパルファンのジャディオールをシャツに例えるなら、しなやかなシルクシャツを思い浮かべます。決してギラつくことはない、美しい光沢を秘めたセンシュアルなシルクシャツのようなんです。

ディオールを代表する名香「ジャドール」とは？

ディオールの香水ジャドールとジャディオールの画像 — 左からジャドールオードゥパルファン 50mL ¥16,720、ジャドールオードゥパルファンジャディオール ¥9,790〈限定品〉／パルファン・クリスチャン・ディオール

まず、この香りの元であるジャドールというディオールを代表する名香についてお話しさせてください。みずみずしさや透明感があるけれど妖艶でもあるこの香り。1999年、女性の調香師であるカリス・ベッカーによって誕生しました。砂糖のような甘いノート、もしくはクールでエレガントなアクアノートが主流だった当時、突如現れたブーケのような花々の香りは「革命」とも呼ばれたそう。誕生から四半世紀を経た今も尚、モダンで品格のある花々の香りは多くの人の心を惹きつけています。

誕生から26年の時を経て、あの名香がスティックに

ディオールのスティック香水ジャドールを手に持った画像 — 手のひらサイズなので、持ち歩きにも便利。ポーチの中でもスッキリ納まります

その名香ジャドールがスティック状になりました。この形状がまさに、控えめな「なんかいい香り」を演出するのにちょうど良いんです。スプレータイプと比べて、香りが飛び散る心配はゼロ。アルコールフリーでジャスミンワックスを配合したなめらかなフォーミュラは、肌に滑らせるだけで体温と溶け合ってなめらかに広がり、私以上周囲未満のパーソナルな香りが楽しめます。

手首にワンストローク。女性らしさを香りで足して

リップクリームを塗るように、駅のホームでも編集部のデスクでも、ふとした瞬間に香りをまとえるのが本当にうれしい。私はレザージャケットとデニムのようなメンズライクな服の日に、あえて香りでギャップを楽しんでいます。イランイランやジャスミン、ローズ、すみれなどの美しき花々の香りが、ジュエリーのようなきらめきを添えてくれる気がするんです。

発売当初は品切れが続いていたのですが、今現在公式オンラインショップの在庫が復活しています。毎日持ち歩きたくなる香りのパワーを、今年一年頑張った自分へのギフトにしてみてはいかがでしょう？限定品なので、気になる方はぜひお早めに！

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