【年末年始・手土産の決定版】『お菓子の手のタイトルイメージ
2025.12.09

【年末年始・手土産の決定版】『お菓子の手みやげ帖』(スイーツ芸人・スイーツなかのさん著)で贈り物達人に!

12月に入り、なんとなく別れ際には「よいお年を~」をいう挨拶も意識し始めた今日この頃。
そういう時ちょっと渡したいのが、今年もありがとう、来年もよろしくね、の気持ちを込めたさりげない贈り物。やっぱり頼りになるのは、気の利いたスイーツギフトですよね。私はおしゃれで手ごろなおやつを見つけると、少しずつ買って持ち歩くように心がけているのですが(しかし、うっかり渡すのを忘れることが多いです)、別角度でこれは頼りになる!と興奮したのがこちらの本『お菓子の手みやげ帖』(池田書店)です。

「素晴らスィーツ」!と叫びたくなる、おいしい手土産リスト“78選”

『お菓子の手みやげ帖』(スイーツなかの著、池田書店)の書影

『お菓子の手みやげ帖』(スイーツなかの著、池田書店)¥1,980

著者は、スイーツ芸人のスイーツなかのさん。SPURおやつ部のコンテンツでもご登場いただいていますが、ボリュームたっぷりのパンケーキハットがトレードマークです。
インスタグラムの投稿をはじめ、スイーツ愛にあふれた発信に編集部にもファンが多く、おいしいものへのまなざしが本当に温かい。そして、勝手に信頼を寄せているのが、長く愛される老舗のお菓子の魅力をその背景の物語とともに伝えているところ。

表紙に載っている空也もなかをはじめ、ヨックモックの本店のみで展開される焼き菓子、そして虎屋の赤坂店と京都一条店だけで販売されている羊羹など、知らなかった! と声を上げてしまうような、老舗ならではのストーリーと共に紹介されています。

知る人ぞ知る、テオブロマの隠れ名品をゲットしてみた

テオブロマのキャラメルアソート¥2,160、キュートな缶パッケージでギフトにぴったり。

キャラメルアソート¥2,160/ミュゼ・ドゥ・ショコラ テオブロマ

そして看板商品の影に隠れたいわゆる“隠れ名品”も紹介されていて、心くすぐられます。とくに私の心にささったのが、こちらテオブロマのキャラメルアソート
とろけるキャラメルをなめる動物たちがなんとも可愛い缶に目が釘づけですが、味も絶品。キャラメルの概念が覆るような、なめらかでとろける食感にびっくり。塩バターやチョコレート、ピスタチオ、アーモンドなど6種類のフレーバーで展開されており、ショコラティエならではの味の追求が素晴らしいです。

そのほか、地方の知られざるレーズンバターサンド、レストランの小菓子から生まれたピーカンナッツショコラなど、スイーツなかのさんならではの信頼のラインナップが続きます。ページをめくるたびに、贈りたい人の顔が浮かんできて、ほっこり癒される時間にも。じっくり読みこんで、“贈り物達人”を目指したいものです。

エディターSUGAWARAプロフィール画像
エディターSUGAWARA

ウェディングとファッション担当。淡々としてますが笑い声だけよくとおります。好きなものは夕暮れとボサノバとチョココロネ。

記事一覧を見る