若い世代の往来が多い街に住んでいます。ターミナル駅ということもあり、ちょっとした用事で外に出るだけで、とんでもない人混みです。そんな生活の中、毎日おびただしい数の人を目にするせいか、ふと自分のメイクが気になり始めました。メイク、いつから変えてないだろう。ファッションのトレンドには敏感なほうなのに、そういえばメイクはしばらくワンパターン...これはいけない! と思いAWの新作コスメを急ぎ入手することにしました。
グラデーション要らずな名品が、この秋登場
マイルールなのですが、アイシャドウは単色で買います。というのも、過去に何十個もパレットを買ったものの、一度も綺麗に全色使い切れたことがなく、捨ててしまう際に何度も後ろめたい気持ちになったからです。買ったものはその役目を終えるまで大切に使い切りたいので、ここ数年はときめいた単色を買っています。今回手にしたルナソルの単色アイシャドウは、その色と輝きに一目惚れでした。しかも、私が購入した時に担当してくださった販売員さんによると、単色づかいを推しているとのこと!もちろん他の色を重ねてグラデーションを作るのも良しですが、一色でまぶたが完成するのがこのシリーズのポイントなんだそう。
一見ギラギラ感の強い派手なカラーに見えますが、肌に乗せるとそこまで濃く色が出ることはなく、なじみの良いグレージュです。大人になるにつれて、だんだん粒の大きいグリッターや偏光パールから足が遠のいていくような気がしますが、このアイシャドウは繊細なラメが光を集め、派手になりすぎず、でも上品なきらめきが表情を華やかにしてくれます。
上品にきらめく目元で、知的な印象を
アイシャドウのみ、アイメイクをした状態です。なんだかちょっと、自分で言うのもなんですが、センシュアルな雰囲気をまとえたような気分です。前述の通り、見た目ほど色が濃く出ず、肌なじみがいいのと、ほんのり透明感を出してくれるような質感。主張が強すぎず、ベースカラーにもできるので、単色使いはもちろん、好きなカラーや締め色を重ねてグラデーションを作るのも楽しいと思います。
アイメイクが完成した状態です。いつも、なんだか顔がボヤッとしていないか気になって、ついつい濃い色を目のキワに入れたくなったりするのですが、今回は販売員さんのおすすめ通り、単色のみにしてみました。目元にあまり色を入れないのがここ最近のトレンドなので、ここは質感で勝負です。ですがこのアイテムの良いところは、透明感があるのに奥行き感も演出できるところ。画像だと分かりにくいのですが、瞬きするたび細かく光る目元はグッと引き込むようなニュアンスがあります。
色を使わない代わりに、下まぶたには、少し粒度の大きいラメライナーを引きました。繊細な雰囲気を保ちたいのでまつ毛はできるだけセパレートに。こんな感じで、K-POPアイドルのようなキラキラなメイクは年齢とともにだんだんと似合わなくなってきましたが、大人も楽しめるラメ、あります。このシリーズは全10色(限定2色)展開。04番も気になっているのでおそらく購入するのですが、ぜひ店頭でこのきらめきを体験してみてください。