2026年の運気アップに向けて、開運旅にでかけてきました。訪れたのは、どちらも初上陸となるハンガリーのブダペストと、チェコのプラハ。なぜ、この2都市だったのか。占い大好きエディター&開運旅がライフワークの私が、趣味九星気学の視点から見た2026年のテーマと、旅先選びのヒントを交えながら、現地の見どころやおすすめスポットをご紹介します!
*プラハ編は1月にお届けします

2025.12.28

【開運旅】2026年の運が動き出す! 一白水星の年は、ハンガリーのブダペストで、水の気をチャージ〈おすすめスポット6選〉

2026年の運気アップに向けて、開運旅にでかけてきました。訪れたのは、どちらも初上陸となるハンガリーのブダペストと、チェコのプラハ。なぜ、この2都市だったのか。占い大好きエディター&開運旅がライフワークの私が、趣味九星気学の視点から見た2026年のテーマと、旅先選びのヒントを交えながら、現地の見どころやおすすめスポットをご紹介します!
*プラハ編は1月にお届けします

2026年は一白水星の年。テーマは「水」と「浄化」

【ブダペスト開運旅】ドナウ川

聖イシュトヴァーン大聖堂から望むドナウ川と鎖橋

2026年は、九星気学において「一白水星」が中宮に入る年。一白水星は「水」「浄化」「流れ」を象徴する星であり、九星のトップバッターとして新しいサイクルの始まりを意味します。

SPURでも人気の真木あかりさんの九星気学占いにあるように、11月頃から2026年の運気が立ち上がるため、2026年を意識した行動がカギとなるとのこと。一方、2025年は二黒土星の年でキーワードは、キーワードは「基礎」「土台づくり」「積み重ね」。動いて成果を取りに行く星というよりも、すでにあるものを受け取り、根付かせ、育てていく性質を持つ星です。今に紡がれる文化、歴史的建造物にふれるのは2025年の開運アクション。

ヨーロッパを代表するドナウ川は、国や文化を分けながらも結び、長い時間の中で都市を育ててきた存在。分断と統合、そして時間の堆積。そんな象徴を体現する場所として、これまで未踏だったブダペストへとまずは、向かいました。

01 温泉大国ハンガリーのブダペストの名湯で、心もカラダも運気もととのう【セーチェーニ温泉】

【ブダペスト開運旅】セーチェーニ温泉の温泉プール

比較的ぬるめの湯温なので、長風呂をしても疲れにくいそう。社交場として賑わっていました!

一白水星の旅で意識したいのが、「水でととのう」時間。健康と美容、どちらにも働きかけてくれる存在として訪れたのが、温泉大国ハンガリーのブダペストを代表する「セーチェーニ温泉」です。

【ブダペスト開運旅】セーチェーニ温泉にある多様なスパ

上段・左から時計まわりに)モザイクの廊下がとっても素敵な、プライベートスパエリアの入り口。/シングル用のプライベートルーム。/ストレートネックの改善を目的に、肩・首にアプローチするプログラムも! これは受けたい。/建物の外には、噴気孔らしきものが! 硫黄温泉のような香りがしました。/温泉プールでエクササイズをするプログラムも人気だとか。

医学的効能も認められており、施設内には温泉治療専門の医師が常駐。肩こりや腰痛への効果も期待できます。1日券は、約6000円(繁忙期価格)で朝6時から夜まで利用可能。事前予約も当日券もOKなので、旅程に合わせて立ち寄れるのもうれしいポイント。プライベートスパもあり、“おこもり派”にも◎。美容も健康も底上げしたい開運旅にぴったりのスポットです。

ブダペストにはルカーチ温泉やルダシュ温泉もあり、次は温泉巡礼をすると心に誓いました!

【ブダペスト開運旅】セーチェーニ温泉の建築

112年前の1913年に温泉として建設されたヨーロッパ最大級の施設で、ネオ・バロック様式の壮麗な建築も見どころ。玄関ホールには、ローマ時代から続く温泉文化の歴史を描いた天井画が広がります。

Széchenyi Thermal Bath(セーチェーニ温泉)
Állatkerti körút 9-11, 1146 Budapest, Hungary
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02 藤本壮介が設計した【ハンガリー 音楽の家】で、感性を磨く

【ブダペスト開運旅】House of Music Hungary(ハンガリー 音楽の家)の建築

ブダペストのヴァーロシュリゲット公園に佇む「House of Music Hungary(ハンガリー 音楽の家)」は、日本人建築家・藤本壮介が手がけた、建築そのものが体験となる文化施設。公園の自然と調和することをコンセプトに、建物は、ガラス張りの壁と、木々が突き抜けるための穴を99個開けた有機的な屋根で覆われています。天上には、金色の葉のモチーフがちりばめられとってもモダンでありながら幻想的。

【ブダペスト開運旅】House of Music Hungary(ハンガリー 音楽の家)の建築

ライトウェル(光の井戸)が、ファンタジーで独創的な空間を作る。

建築的には「境界を消す」という発想で、内と外、建築と自然がゆるやかにつながる構造は、一白水星の象意である水の〈流れ(境界線がない)〉と共通する部分を感じます。その一方、木材を多用し、文化を次世代へ受け渡す姿勢は、二黒土星の〈土台・蓄積〉にも重なります。サステナブルな設計も特徴で、大部分は再生可能エネルギーを使用。国際的に認められた建築物持続可能性評価システムであるBREEAMによっても評価を受けています。

【ブダペスト開運旅】House of Music Hungary(ハンガリー 音楽の家)のコンサートホール

ガラス張りのコンサートホール。天上の金色の葉のモチーフはここにも。

さらに、館内には音と映像に包まれる没入型展示「サウンドドーム」、ロボットオーケストラ「オーケストリオン」の指揮者に挑戦できる音響インスタレーション「クリエイティブ・サウンド・スペース」などデジタルを駆使した体験型コンテンツも。なお、2026年春にはフレディ・マーキュリーの企画展も予定。感性と運気、どちらも整うスポットです。

【ブダペスト開運旅】House of Music Hungary(ハンガリー 音楽の家)のクリエイティブサウンドスペース

「クリエイティブ・サウンド・スペース」の入り口。

House of Music Hungary(ハンガリー 音楽の家)
Olof Palme sétány 3, 1146 Budapest, Hungary
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03 初めてでも楽しめる、音の宮殿【ハンガリー国立歌劇場】

【ブダペスト開運旅】ハンガリー国立歌劇場

ハンガリーは、歴史的建造物が今も日常に息づくエリア。その象徴ともいえるのが、ブダペスト中心部に佇む「ハンガリー国立歌劇場」です。

【ブダペスト開運旅】ハンガリー国立歌劇場の天上絵

観客席のドームの中心に描かれた、カーロイ・ロッツによるフレスコ画「音楽の神格化」。ギリシャ神話の神々が音楽と芸術の神アポロンの演奏に耳を傾けている様子が描かれている。シャンデリアはドイツのマインツ製。ハンガリーの建築家ミクローシュ・イブルが、シャンデリアの光によって、青空に浮かんでいるかのような壮麗な視覚効果の演出を狙って設計したそう。

19世紀末、ハプスブルク家皇帝フランツ・ヨーゼフ1世が私財を投じて建設を許可。ウィーン国立歌劇場より大きくしないという条件のもと、規模は抑えながらも、装飾と音響に徹底的にこだわった劇場として誕生しました。

その音響は、ミラノ・スカラ座に並ぶ評価を受け、ヨーロッパ屈指とも称されるほど。実際に客席で音を浴びる体験は、録音や映像では決して代えられないものです。一白水星は、感性やインスピレーションを司る星。音楽という“見えない波動”に身を委ねる時間は、一白水星の旅とも好相性。

【ブダペスト開運旅】ハンガリー国立歌劇場のロイヤルボックス

ガイドツアーに申し込めば、ロイヤルボックスの見学もOK!

公演チケットは立ち見席から用意され、オンラインや窓口で購入可能。時間がない方におすすめなのは、ガイドツアーへの参加です。館内ガイド付きでロイヤルボックスなど通常は立ち入れない空間を見学でき、タイミングによっては短い歌や演目を観ることができますよ!

【ブダペスト開運旅】ハンガリー国立歌劇場の外観

Hungarian State Opera(ハンガリー国立歌劇場 )
Andrássy út 22, 1061 Budapest, Hungary
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04 その土地のおいしい記憶が、運を底上げしてくれる【IDA Bistro(イダ ビストロ)】

【ブダペスト開運旅】IDA Bistro(イダ ビストロ)

開運旅の視点から見ても、その土地の食べ物をいただくことは、大切な開運アクションのひとつ。風土や歴史に育まれた滋味を体に取り込むことで、旅の流れそのものが整っていくように感じます。そうでなくても、旅の楽しみといえば、やはりその土地ならではの食体験ですよね。

【ブダペスト開運旅】IDA Bistro(イダ ビストロ)

左)ビーフコンソメスープ。中央ヨーロッパで親しまれている伝統的な肉団子、liver dumplings(リバー・ダンプリングス)入り。右)ハンガリーの代表的な料理、名産のパプリカを使ったチキンパプリカーシュ。

そこで訪れたのが、キャッスルガーデンバザール近く、ユネスコ世界遺産区域の入り口に位置するIDA Bistro(イダ ビストロ)。ハンガリーの伝統料理をベースに、オーストリアのエッセンスを織り交ぜながら現代的に再構築した料理の数々は、どれも洗練された味わいです。ハンガリー産ワインやビールと合わせれば、その土地の記憶をまるごと味わうようなひとときに。おいしい記憶が残る旅は、自然と運まで底上げしてくれる気がします。

【ブダペスト開運旅】IDA Bistro(イダ ビストロ)

左)薄く伸ばした生地(シュトゥルーデル生地)でリンゴのフィリングを巻いた、アップルシュトルーデルはオーストリアの伝統菓子。ハンガリーが、かつてオーストリア=ハンガリー帝国だったことから、両国の食文化は似ている。右)ハンガリーの伝統的なチョコレートのデザートのSomlói galuska(ショムローイ・ガルシュカ)。

【ブダペスト開運旅】IDA Bistro(イダ ビストロ)

IDA Bistro(イダ ビストロ)
Ybl Miklós tér 6/1, 1013 Budapest, Hungary
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05 滞在そのものが開運になるホテル。ブダペストの“フォーシーズンズ”に泊まる理由

【ブダペスト開運旅】フォーシーズンズ ホテル グレシャム パレス ブダペスト

開運旅において、ステイ先の選択はとても大事。今回も「滞在そのものが開運につながる」ホテルとして選んだのが、ドナウ川を望むユネスコ世界遺産の地区内にある、「フォーシーズンズ ホテル グレシャム パレス ブダペスト」。一白水星の旅において、川を望むこの立地はまさに理想的でした。

【ブダペスト開運旅】フォーシーズンズ ホテル グレシャム パレス ブダペスト

上段・左)スパエリアにあるプールはオーバーフロースタイル。上段・右)『クイーンズ・ギャンビット』の撮影にも使われたチェスルーム。下段・左)創作カクテルが人気の「MÚZSA Bar(ムージア・バー)」。下段・右)部屋から夜景。動画の切り出しなので粗いですが、実際は宝石のようにキラキラしています!

1906年築のアール・ヌーヴォー建築を活かしつつ、2004年に全面改装。重厚な外観とは対照的に、館内や客室は快適で、ディプティックのアメニティの香りが旅気分を高めてくれます。鎖橋の正面というロケーションも、初めてのブダペスト滞在には申し分なし。

建築家が恋した女性のために忍ばせたというハートモチーフが、床やドアフレーム、エレベーター装飾にさりげなくちりばめられているのも印象的です。さらに、『クイーンズ・ギャンビット』の着想源となったチェス名人ポルガー・ユディットがアンバサダーを務め、撮影も行われたというトリビアも! 作品のファンなので思わず聖地巡礼も叶いました(笑)。

【ブダペスト開運旅】フォーシーズンズ ホテル グレシャム パレス ブダペスト

ホテルのすぐ前には、鎖橋が。散歩にも最高のロケーションです!

なお、アフタヌーンティーで提供されるのは、ハンガリーの名窯ヘレンドがこのホテルのために特別制作した手描きの器。使用されているのは、ここフォーシーズンズ ホテル グレシャム パレス ブダペストとバッキンガム宮殿のみという特別な存在です。わたしはタイムアップでティータイムは叶わずでしたが、みなさんはぜひ!

Four Seasons Hotel Gresham Palace Budapest(フォーシーズンズ ホテル グレシャム パレス ブダペスト)
Széchenyi István tér 5-6, Budapest, Hungary
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06 旅の充実度を左右する、フライト選び【ターキッシュ エアラインズ】

【ブダペスト開運旅】ターキッシュ エアラインズ

ラウンジは第4サテライトと奥まった場所にあるので人混みも少なく、ゆっくりしたい派にはぴったり。

ブダペストへのフライトは、ターキッシュ エアラインズを利用しました。世界350以上の都市に就航し、就航国数は世界No.1というデータは知っていましたが、実際に使ってみて感じたのは「移動は、旅の一部、旅の充実度を左右する!」ということ。今はヨーロッパ直行便がロングフライトになっている分、イスタンブール経由というルートが、思いがけず旅の余白をつくってくれました。

【ブダペスト開運旅】ターキッシュ エアラインズ

上段・左)とにかく広い! 一人用、テーブル、ソファ、窓側とさまざまなタイプの席が用意されているのでシーンに応じて選べるのがうれしい。動線が広いのもうれしいポイント。上段・右)トルコ版ピッツァのピデ(Pide)と、スパイスがたまらないラフマジュン(Lahmacun)。どちらも焼きたてを提供してくれます。下段・左)リクライニングシートも! 下段・右)ラウンジの入り口。

日本など対象出発国からの使用なら、イスタンブール空港で20時間以上のレイオーバーがある国際線乗り継ぎ客が無料宿泊ができるストップオーバー制度「よっ得!イスタンブール」があるのも魅力。今回は時間の都合で見送りましたが、次は少し懐をあたためて、イスタンブール滞在も組み込みたいところです。乗り継ぎが6〜24時間ある場合には、無料の市内観光ツアーも用意されていて、街のハイライトを効率よく巡れるのもありがたい。

2025年の2月にオープンした成田空港のラウンジは、国外ではイスタンブールに次ぐ規模で、スターアライアンスメンバーの間でも人気のひとつ! 一度体験したくて、始発で空港に向かいラウンジに立ち寄ったのですが大正解! ターキッシュ エアラインズと言えば、Turkish Do&Coの機内専任フライングシェフの受賞歴のある機内食、“空の上のレストラン”が有名ですが、こちらのラウンジも、専任のシェフが腕をふるいます。トルコ料理のほか、パンに、紅茶、スイーツまで、出来たてをゆったりとした空間でいただけば気分が高揚。出発前の過ごし方で、旅の印象はずいぶん変わる。そんなことを実感したラウンジ体験でした。

今回訪れた場所はこちら!

Széchenyi Thermal Bath(セーチェーニ温泉)
Állatkerti körút 9-11, 1146 Budapest, Hungary
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House of Music Hungary(音楽の家:ハウス・オブ・ハンガリー)
Olof Palme sétány 3, 1146 Budapest, Hungary
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Hungarian State Opera(ハンガリー国立歌劇場)
Andrássy út 22, 1061 Budapest, Hungary
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IDA Bistro(イダ ビストロ)
Ybl Miklós tér 6/1, 1013 Budapest, Hungary
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Four Seasons Hotel Gresham Palace Budapest(フォーシーズンズ ホテル グレシャム パレス ブダペスト)
Széchenyi István tér 5-6, Budapest, Hungary
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ターキッシュ エアラインズ ラウンジ
成田国際空港 第1ターミナル 第4サテライト
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エディターYOSHIMURAプロフィール画像
エディターYOSHIMURA

食べること、カラダを動かすこと、旅することが大好物のアクティブ派。その反動か、ワードローブは甘め嗜好。花柄アイテム&ワンピースがクローゼットを占拠しています。