パリ発【ABRA】のバレエシューズで、冬コーディネートを軽やかにアップデート #深夜のこっそり話 #2331

パリ発ブランド、ABRA（アブラ）とは？

ABRAは2019年、パリで誕生した新進気鋭のブランド。創設者アブラハム・オルトゥーニョ・ペレスが、自身のサイズに合う靴が見つからなかった経験をきっかけに、豊富なサイズ展開とジェンダーレスなデザインを軸としたシューズラインをスタートしました。80年代のファッションやカルチャーにインスパイアされたデザインは、フェミニンとマスキュリンの絶妙なバランスが魅力です。

冬の着こなしに映える万能アイテム

このバレエシューズは、スリムなフォルムに宿るスポーティーさとクラシカルなフェミニンさが絶妙に共存していて、パンツにもドレスにも合う万能プレイヤー。今回私が選んだのは真っ白なレザータイプです。白い靴は汚れが気になってなかなか手が伸びなかったのですが、冬の重たいコーディネートに軽やかさを添えたくて、あえて挑戦してみました。少しの汚れがかえって味になるような空気感も、この靴の魅力のひとつ。スタイリングに抜け感をプラスしてくれる、頼れる一足です。

実際に履いてわかった、その魅力

これまでは海外のオンラインショップでしか見かけることがなかったABRAですが、現在は代官山のセレクトショップOで購入可能に。オンラインで何でも買える時代ではありますが、靴やサングラスのような“フィット感が命”のアイテムは、実物を試してから迎えたい派には朗報です。
実際に履いてみると、足入れのしなやかさと軽やかな感触に思わず感動。また、フロントのリボンやトウの丸みも主張しすぎず、どんな装いにもすっとなじみ、足もとに品と華やかさをプラスしてくれます。

バレエシューズというと春夏のイメージが強いかもしれませんが、足もとが軽くなるだけで、全身のバランスがぐっとこなれて見えるもの。日本でも手に取れるようになった今、気になった方はぜひ実物を試してみてください。カジュアルにもドレッシーにも寄せられる万能さは、きっとあなたのワードローブにもすんなり溶け込んでくれるはずです！