新星がまとうDIORの個性際立つメイクアップ
NEXZが紡ぐ美の新基準

——「Ride the Vibe」のMVはタイで撮影されたそうですね。

YUKI

はい！　タイに着いた初日にみんなで公園でサイクリングをしたんですけど、楽しかったです。

SO GEON

NEXZとして韓国と日本以外の国に行ったことがなかったので、テンションが上がっちゃって（笑）。

SEITA

市場でみんなでお揃いのブレスレットを買ったんです。全員でお揃いのものを買うのが初めてだったから、いい思い出になりました。

TOMOYA

でも実はMVの撮影中にメンバーが泣いてしまう場面もあって。

HYUI

僕ですね……（照）。

TOMOYA

一生懸命練習して撮影に臨んだんですけど、振りが合わないところがあって。それで、僕がHYUIに教えていたら……。

HYUI

ちょうど自分なりにここを意識しないといけないとか、いろいろと考えて切羽詰まっていたところでもあったので、少し泣いてしまいました。

TOMOYA

あのときはごめんな。

HYUI

いや、全然！

SO GEON

大変なこともあったけど、それも含めグループの絆が深まるいい時間になったんじゃないかと思います。

——MVでは腕相撲もしていました。

TOMOYA

僕とHYUIで勝負して。あのときは僕が勝ったんだっけ？

HYUI

（小声で）本気でやってなかったから……。

TOMOYA

え〜？　じゃあ今からもう1回やる？（笑）

——実際にこの中で腕相撲最強王と最弱王は誰でしょう。

TOMOYA

最強王は圧倒的にYU！

YUKI

最弱王は僕ですね。

HARU

確かに。折れそう（笑）。

——MVのトレーラー映像のBehind The ScenesでTOMOYAさんが泣いていたのも忘れられません。

TOMOYA

泣くつもりはなかったんですよ。ちょうどあのとき、その日のスケジュールが終わったばっかりで、すごく大変だったのもあって。トレーラー映像が上がったのを見て、やっとデビューできるんやっていう実感がいきなり湧いてきちゃって……（照）。

YUKI

僕も泣いてるTOMOYAのことを思って涙が出てきました。

TOMOYA

俺のことを思って泣いてくれてたん？（笑）

YUKI

TOMOYAの気持ちが伝わってきて、もらい泣きでした。

TOMOYA

あのときはYUも泣いていて。Nizi Projectでデビューが決まったときすら泣いていなかったのに。

YU

ずっと一緒に頑張ってきたものが世界にバンッと出た瞬間、これまでの思い出が甦ってきて。一応自分の中で耐えていたんですよ。でも、隣でTOMOYAが泣いてるから、つい共感して引っ張られました（笑）。

——韓国で過ごす中で、JYPの先輩の皆さんと交流する機会も増えたのではないでしょうか。

YU

（2PMの）ウヨン先輩にダンスの練習の仕方について相談したんです。そうしたら、「鏡の中の自分と一番の友達にならなきゃいけない」と教えてもらって。その言葉がすごく自分の中に響きました。

SEITA

どの先輩も本当に優しい人ばっかりなんです。K-WAVEのときもStray Kids先輩をはじめ、いろんな先輩から「頑張ってね」と応援の言葉をもらいました。

SO GEON

デビューして間もない頃に、たまたま（ITZYの）チェリョン先輩とお会いしたんです。それで、ちょっとでもNEXZのことを覚えてもらいたくて。Nizi Projectのときからやってる「I can We can ソケン」をやろうとしたら、緊張しすぎて「I can We can ソケン……（小声）」になりました（笑）。

HARU

手もここ（腰の位置）やったもんな（笑）。

SO GEON

そう。ドキドキして上がりきらなかった（笑）。

宿舎の部屋割りは関係なし！週に2回は全員で集まって話をする

——現在、皆さんは共同生活をされているんですよね。部屋割りを教えてください。

SO GEON

僕とYUとYUKIの三人が同じ部屋で。

HARU

僕とTOMOYAが同じ部屋。

SEITA

僕はHYUIと一緒ですね。

TOMOYA

部屋割りはあまり関係ないかも。週2回は全員で集まって話をするようにしているし。寝る前も結構な頻度で大移動が起きるので（笑）。

YU

HARUがすぐ僕の布団に来たがるんです。

HARU

同じ部屋のTOMOYAがリーダーとして現場では僕たちのことをまとめてくれる分、家に帰るとオフモードに入るんです。だから寝る前に暇やなと思ったらYUのベッドに行って。そうすると、YUが喜ぶんですよね。

YU

喜んではないよ（笑）。

HARU

だってYUの布団に入ったら、横空けてくれるんですよ！

YU

定位置なんです、そこが（笑）。あ、来たなと思ったら空けるしかない。

HARU

で、二人で寝るじゃないですか。そしたら、2段ベッドでYUの上がゴニ（SO GEON）のベッドなんですけど、上がろうとするゴニをYUが「帰るの？」って止めるんです。

YU

「行かせないから」ってなって、大体三人で寝ています（笑）。

SO GEON

僕から行ってるんじゃないですからね。上に行こうとしたら、YUが「降りてき」って引き止めるから、どうしようもなくです（笑）。

YU

そんなことない。だって、HARUと二人で面白い話をして盛り上がってたら、ゴニのほうから「何の話？」って降りてくるもん！

HARU

で、結局、三人でゴボウみたいに横一列になって寝るっていう。

YU

シングルベッドなんでパツパツ。

HARU

おかげで朝起きたら三人とも体がバキバキになってる（笑）。

——8月には日本デビュー、さらに福岡・大阪・東京と皆さんの地元を回る凱旋ショーケースも控えています。

TOMOYA

何千人もの方に僕たちを見てもらえるので、頑張って準備したいです。福岡には両親も来てくれるので、やっと親孝行できるのがうれしい。

YU

僕もうれしい！あとは、先日、SpotifyのトークイベントでNEX2Yにお会いできて、すごく感動してしまったんですけど、今度はその何十倍ものNEX2Yに会えるわけじゃないですか。ちょっと自分が耐えられるか心配です（笑）。

HARU

NEX2Yに直接会える機会ができたことに感謝したいですし、NEXZの魅力が伝わるパフォーマンスができるよう頑張りたいです。

SO GEON

さらにレベルアップしたNEXZを見せたいです。もう一度見たいと思っていただけるパフォーマンスをして、NEX2Yと最高の思い出をつくれたら。

SEITA

ずっと大きなステージに立つことが夢だったので、その夢に一歩近づけたことがうれしいです。僕たちの楽しんでいる姿を見せることが、NEX2Yや両親への一番の恩返し。世界一幸せなグループでいられるように、これからも活動していきたいです。

HYUI

幼い頃から先輩アーティストの動画を見ながら、両親とこんなふうになれたらいいねという話をしてきたので、自分がステージに立てることが感慨深くて……。NEX2Yのみんなと両親に、僕のカッコいい姿をお見せできればと思います。

YUKI

関わってくださるすべての方への感謝を忘れず、これからも活動を続けていきたいというのが僕たち全員の気持ちです。パフォーマンスを通じて、皆さんを勇気づけられるアーティストになれるよう頑張るので、これからもよろしくお願いします！