STYLE

今シーズンのテーマは、バーガンディをキーカラーに据えた“Obscure Temptation”。単調ではない様々なニュアンスをたたえた色彩は、揺れる心の機微までも映し出す。まぶたを、頬を、唇を。思いのままに彩るだけで、どうしようもなく惹きつける。

STYLE 01

下まぶたの熱で魅了する、
アンダースモーキーアイズ

下まぶたに広がるバーガンディレッドが、見る者の気持ちをじわりと焦がしてゆく。あえて従来のアイメイクアップのバランスをくずした、この秋のRMKのステートメントルック。センシュアリティからモダニズムを生み出す新提案だ。

MAKE UP TIPS
メイクアップベースを顔全体にうっすらと均一に仕込んでおく。バーガンディのアイペンシル(04)で下まぶたのキワにのせてブレンド。同系色のアイシャドウ(アイパレット01・右下)をレイヤードし、さらにロージィなブラウン(同・右上)を重ねて丹念にボカしこむ。上まぶたにはシマーなロージィベージュ(同・左上)をブラシでふわりとオン。仕上げにきらめくモーヴ(同・左下)を指でまぶたの中央から左右に広げ、高いところに光を集めて。頬にはウォームトーンのベージュ(カラースティック EX-01)を、大きなブラシでチークボーンに沿って広げる。ブラウンがかったバーガンディのリップ(EX-02)は指に取り、唇の輪郭に沿ってプッシュするように“置きのせ”を。指先はキャメルベージュやモーヴの気配も感じるダスティピンク(EX-02)で美しく彩る。

ワンピース¥60,500/ヘンネ カスタマーサポート(ヘンネ) customer@haengnae.com、ネックピース/スタイリスト私物

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STYLE 02

静かなまなざしとニューレッドの唇、
対極のロマンス

赤と黒の中間に位置するようなマルーンにはじまり、質感違いのベージュで紡ぐグラデーションは、陰影とモード感を同時に構築する。唇は甘酸っぱい雰囲気のマゼンタレッドに染め上げて、どこか危うく、目の離せないコントラストを描き出す。

MAKE UP TIPS
メイクアップベースは顔全体にうっすらと均一に仕込んでおく。コーヒーブラウンのアイペンシル(02)で上下のまつ毛の隙間を埋め、付属のチップでなじませる。上からマルーン(アイパレット02・右下)をレイヤード。マットなベージュ(同・右上)をブラシに取ってその境目をボカしつつ、目もとを囲むよう塗り広げる。さらに繊細に瞬くトープ(同・左上)をブラシで上まぶたにオン。スパークリングなゴールド(同・左下)を指でその中央にのせ、左右に広げて立体感を演出。頬にはウォームベージュ(カラースティック EX-01)をチークボーンに沿って、ソフトなタッチで広げる。果実のようなベリーニュアンスのリップ(EX-01)は、唇をプッシュするように指づけを。

グリーンボディースーツ¥21,450/フィルグ ショールーム(シモーネ ワイルド)03-5357-8771、中に着たベージュトップス¥29,700/ショールームリンクス(ダブリュ カシミヤ) 03-3401-0842、イヤーカフ¥15,400/ENEY松屋銀座(エネイ) 03-3566-2139

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