リアルタイムの「初マドンナ体験」で、年代ってだいたい割り出せるものです。私の場合は、お決まりではありますが、84年の“Like a Virgin”。歌っている内容が正直よく分からず、そのMVがなぜヴェネツィアのゴンドラなのかも理解できず、ただし物凄い人が出てきたという衝撃は当時の小学生でも分かるものでした。
その後30年以上に渡り、時代を牽引しながら進化し続けるポップアイコンが今、目の前にいるという不思議。彼女がプロデュースを務めるスキンケア・ブランド「MDNA SKIN」の限定メディアに公開した撮影に機会に恵まれたのですが、目の前にいるマドンナ、その肌は信じられないほど白く、美しい。来日公演を2本こなした直後とは信じられない肌の輝き、そして服の上からも伝わる肌のハリとバネ。聞けば彼女、紫外線には絶対に当たらないそうなのですが、加えて「MDNA SKIN」のトリートメントが大きく寄与しているとのこと。
マドンナの肌のお手入れはこう。「アイライナーをオリーブオイルを使ってオフすることもあるけれど、ザ フェイス ウォッシュの後に温泉水を配合したトナー(ザ ローズミスト)と、ザ セラムをつけるシンプルケアね。あと日中の打合せのときにザ アイマスクを使うことも」。なお、マドンナのスキンケアを一任されている専属スキンケア・アーティスト、ミシェル・ペックによると、ザ セラムは1日1本使い切るそう! 「セラムは透明感ある香りに仕上げたけれど、ミストは大好きなバラを活かしました。顔だけではなく体にも使えるし、飛行機の移動のときにも重宝しているわ」。そう語るマドンナの横顔を眺めていて分かったのは、彼女が真摯に「MDNA SKIN」の製品作りに携っているということ。試作は実に50回以上、マドンナ自身が納得できないものは発表しないというこだわりを聞くとやると決めた以上、すべての仕事にきちんと向き合ってこそのポップの女王だということが伝わってきます。
「ワークアウトした後シャワーを浴びて、このトリートメントを受けると肌の輝きがまったく違うわ」、そう語るのが、「MDNA」の真骨頂でもあるクレイケア。スキンケアブランドとして唯一「MDNA SKIN」だけが使用を認められているイタリアのモンテカティーニ・テルメのクレイが主役のトリートメントは、磁力を利用することで毛穴の汚れをストレスなくオフするという画期的なメソッドを採用。クレイをリムーブしたのちは、おたまじゃくしのようなかたちのスキンリジュビネーターの反対側を使って、ザ セラムの美容成分をイオン導入。仕上がりの肌の輝きは、格別です。
グランド ハイアット 東京内の「NAGOMI スパ アンド フィットネス」では現在、MDNA SKINのプロダクツを使用したトリートメントの一般予約を受け付け中。5月31日(火)までの限定ではあるけれど、スパの会員やホテル宿泊ゲスト以外でもマドンナと同じお手入れが受けられるのは今だけのチャンス! SPURのレコメンドは90分のボディトリートメント「コネクション トゥ ザ ボディ」(¥35,000)。まずは温められたクレイで背中をパックしたのち、ボディ用の特別ジャンボサイズのリムーバーでやさしくオフ。続いてスリミング成分とモンテカティーニのオリーブオイルを配合したボディオイルパウダーをサーマルウォーターで水系化し、じっくり全身マッサージ。肌細胞と対話しつつ素肌美を底上げし、スリム効果までを狙う今の季節ならではのおすすめです。
わざわざスパへ行けないわという場合は、ホームケアを。ひとつ選ぶのならば、スプレータイプのザ ローズミスト(125ml・¥12,000)が最高のユーティリティアイテムです。モンテカティーニの温泉水のミネラルパワーをシンプルに凝縮させたトナーは、マドンナがこだわりぬいたという馥郁たるバラの香りも芳しい。天然ワイルドローズエキスと、ダマスクローズ精油の絶妙なブレンドが、女性ホルモンにも働きかけます。
小学生のとき初めて見たマドンナが、MVの中でイタリアの古都で歌っていたさまと、トスカーナのモンテカティーニ・テルメのパワーを充分に届けたスキンケア。30年以上もの時空を越え「美しさには、理論がある」というテーマのもと、イタリアの自然の恵みの点と点が繋がったような体験となりました。
MDNA SKIN
http://www.mdnaskin.com/
NAGOMI スパ アンド フィットネス
住所:東京都港区六本木6-10-3 グランド ハイアット 東京 5階
時間:8:00~22:00(トリートメント最終受付20時45分)
電話:03-4333-8825 (要予約)