「革新的なスキンケアを常に探求。
理論的にも納得できるものをセレクト」
「多くの化粧品を目にできる仕事柄、最新のスキンケアはくまなくチェック。もちろん新しければいいわけもなく、つくり手にこれまでにない着眼点とそれを活かすだけの技術力があるかを重視しますね。これらの条件を満たして生まれる数少ないコスメティックには、実際に肌がハッと見違えるような効果実感が」
山本未奈子さん(美容家)
商社や証券会社に勤務した後、NYに移住。美容学校で皮膚理論やメソッドを学び、自ら講師も務めた異色の経歴の持ち主。帰国後、多忙な日々をおくる女性のためのコスメティックブランド「SIMPLISSE」を立ち上げる。
ÍPSA
ME アルティメイト
「“発揮しきれていない肌のポテンシャルを活かす”というコンセプトに、まずワクワク。肌が飲み干しているかのような浸透力で、これをつけた翌朝はハリツヤが全然変わります。使い続けると肌が元気になってゆく実感があり、生理前や季節の変わり目にもトラブルが起きにくくなる。ゆらぎやすく不安定な肌を、立て直したいなら」。美肌づくりに必要な情報伝達機能をサポート。さらに肌の生まれ変わりのリズムを乱 す、A-M酵素の活性の抑制に働きかける。(50㎖)¥10,000/イプサ
SIMPLISSE
ビューティー プログラム25
「忙しい時期は食生活が乱れることもしばしば。そんな私のような働く女性の健康や栄養バランスをサポートできるサプリがあったなら――と考え、アンチエイジング医学の専門医の下でつくったのがこちら。25種類の栄養素がベストな相乗効果を織りなすバランスを追求しました。私の場合、1カ月で風邪をひきにくくなり、肌に基礎体力がついたのを実感!」。レスベラトロールや乳酸菌、オメガ3 など、一般的なサプリの最大50倍もの栄養素を配合。60袋(30日分)¥11,000/SIMPLISSE
SOFINA iP
美活パワームース
「これほどの血行促進と透明感をアップする効果は、花王の先進技術をもってして生まれた炭酸泡のパワーならでは。毛穴より小さな1/100㎜の泡が角層の最深部に浸透して、眠っている肌の自活力を呼び覚ます――そんな感覚に酔いしれます。お手入れの最初に使う美容液はブースターとしての役目も果たして、次に使う化粧品の浸透が俄然よくなるのもうれしい」。微細かつ高濃度な泡の刺激が、肌のゴワつきやザラつきをなめらかにときほぐす。(90g)¥5,000(編集部調べ)/花王ソフィーナ
B.A
セラム レブアップ
「ヒアルロン酸を与えるケアは数あれど、こちらはそのリサイクル機能に着目して分解と再生を促すのが新しい。劣化したヒアルロン酸を肌にためず、常にフレッシュなもので満たすことでハリや潤いを保つという理論です。それを考えると、ベタつきを感じさせず肌が内からふくふくとするような効果実感にはすごく納得。朝つけてもベースメイクに響かず、むしろノリがよくなるので重宝しています」。加齢や酸化によって停滞する、肌の自浄サイクル機能を活性化。(40㎖)¥13,500/ポーラ
Dior
カプチュール トータル ドリームスキン クッション
「肌の色を均一に整えるベージュの色つきですが、ファンデーションではなくスキンケアの位置づけのアイテム。だからとにかく、一日を通して潤いを逃がさない!時間とともにツヤ感が自然に移り変わって、もともと湿度の高い肌を何食わぬ顔で装えます。スキンケアだけに重ねても厚みが出ず、お直しのたびに保湿できるのも最高」。肌本来の色素を模倣する成分が、限りなく素肌に近い美しい肌の色を再現。SPF50・PA+++。¥8,500(セット価格)/パルファン・クリスチャン・ディオール
●About issue●
美容プロの「一生添い遂げたい」きれいの名品総ざらいー美容家、メイクアップアーティスト、ビューティエディター。 数えきれないほどのコスメティックを目にし、常に美を発信する彼女たちこそ、トレンドや目新しさに左右されない真実の名品を知っているはず。 だからこそ聞きたい、それそれが本音で選ぶ、永遠のビューティ・スタンダード。「本当は誰にも教えたくない」――。ふいにこぼれた呟きが、その真価を物語る。
SOURCE:SPUR 2017年1月号「SPUR BEAUTY STANDARDS」 photography:Masahiro Sanbe styling:Miwako Tanaka edit:Yukiko Ogawa
着たい服はどこにある?
トレンドも買い物のチャンネルも無限にある今。ファッション好きの「着たい服はどこにある?」という疑問に、SPURが全力で答えます。うっとりする可愛さと力強さをあわせ持つスタイル「POWER ROMANCE」。大人の女性にこそ必要な「包容力のある服」。ファッションプロの口コミにより、知られざるヴィンテージ店やオンラインショップを網羅した「欲しい服は、ここにある」。大ボリュームでお届けする「“まんぷく”春靴ジャーナル」。さらにファッショナブルにお届けするのが「中島健人は甘くない」。一方、甘い誘惑を仕掛けるなら「口説けるチョコレート」は必読。はじまりから終わりまで、華やぐ気持ちで満たされるSPUR3月号です!