昨年秋のローンチ以来、モードラバーの間でまたたく間に話題になった資生堂のアーティストブランド「PLAYLIST(プレイリスト)」。そのバックステージ発想のコスメティックスに、7色のルージュが新たにラインナップする。カラー開発に携わった7人の資生堂トップヘア&メーキャップアーティストのコメントを参考に、単色で、重ねて、唇にも自分だけのスタイルを!
旬のムードを具現化する、プレイフルなイエローリップス
ジャケット¥120,000/ビューティフルピープル 青山店(ビューティフルピープル) イヤーカーフ¥39,000/アパルトモン青山店(ガブリエラ アルティガス) 耳ピアス¥19,000/ショールーム セッション(サヤカ デイヴィス)
ファッションシーンにパステルの波が還ってくるこの春は、メイクアップもごく淡く、カラフルに彩りたい。唇は「プレイリスト インスタントリップコンプリート グロッシーYEb22」をラフに直塗りし、ソフトなイエローニュアンスに。上まぶたには「プレイリスト インスタントアイコンプリート マルチプルカラー BLl14」を目頭から眉下にかけて、広範囲に薄く塗り広げた。チークは「プレイリスト スキンエンハンシング フェースカラーBRl02」のやわらかなブラウンを選び、頬骨の下のラインに沿って外から内へとシャープに入れる。こうしてさりげなく表情を引き締めることが、パステルトーンをモードにつけこなす近道だ。
ピンクからベージュへと移りゆく、オールドローズの花びらのように
How to
1を唇全体にオン。唇の中央のみに2をふわりとレイヤード。
1 プレイリスト インスタントリップコンプリート マット BEg24<3月1日発売>・プレイリスト インスタントリップ コンプリート用 ホルダー・2 プレイリスト インスタントリップコンプリート グロッシー PKl21<3月1日発売>/資生堂インターナショナル
1.温度を感じさせないベージュで、クールなセンシュアリティを追求」
Created by TADASHI HARADA
「温もりや血色感を抑えたシックなブラウンベージュ。ファッショナブルで研ぎ澄まされた色気のある女性像をイメージしました。ブラウンの髪色と相性がよく、顔だちの立体感を引き立てられるのも魅力」(原田忠さん)。
2.'60s のシュガーピンクをモダンにアップデートしたら?
Created by SETSUKO SUZUKI
「'60sを思わせる青みのペールピンクは、バックステージでもリクエストの多いカラー。それをモダンにつけこなせるよう、透け感のあるテクスチャーにこだわりました。“updated '60s”なメイクアップがワンストロークでかなうはず」(鈴木節子さん)。
ローズをブラックで塗り広げ、どこまでも深く、官能的なムードに
How to
4を唇の輪郭よりひとまわり小さめに塗り、上から唇全体に3を重ねて。
3 プレイリスト インスタントリップ コンプリート グロッシー BKg23・4 プレイリスト インスタントリップ コンプリート マット PKv27<すべて3月1日発売>/資生堂インターナショナル
3 .シアーなピュアブラックが、メイクアップの可能性を広げる
Created by YOSHIKO JINGUJI
「赤やローズのルージュに黒を混ぜて深みを出すのは、アーティストがよく行う手法。それを一般の方にもトライしてほしくて、ブレンドしやすいシアーな黒のルージュを作りました。単色で使ってもアバンギャルドな印象」(神宮司芳子さん)。
4 .大人の愛らしさをかなえる、マットなローズピンク
Created by NORIKO OKUBO
「パッと花開いたような、フェミニンなローズピンク。テクスチャーをマットにすることで、甘く可愛いだけではない、マチュアな女性の気品やモード感も実現しました。ひと塗りでライブリーな表情に」(大久保紀子さん)。
唇の中央でミックスする2色使いにチャレンジ
How to
5を唇全体に薄く均一にのせ、上下の唇の境目に沿って6を横長に塗り広げる。
5 プレイリスト インスタントリップコンプリート グロッシー YEb22・6 プレイリスト インスタントリップコンプリート マット PKl26<すべて3月1日発売>/資生堂インターナショナル
5.モード感を格上げするシトラスイエローの唇
Created by MIYAKO OKAMOTO
「日本人のスキントーンと色みが近く、驚くほど自然につけこなせるイエロー。ベージュやオレンジ以上のモード感を演出して、メイクアップに“楽しい裏切り”をもたらします。ほかの色と重ねれば、どんなトーンも肌から浮かずになじみがUP」(岡元美也子さん)。
6.POP で味わい深い、大人の“TOKYO ピンク”
Created by HIROFUMI KERA
「原宿にいる女の子を思わせるようなピンクを大人がつけるなら? そんな発想をもとにパステルな彩りにスモーキーさを加え、ノスタルジックに仕上げました。POPな色なのに肌なじみがよく、自然に新しい印象をまとえる一色。アクセントに」(計良宏文さん)。
やさしいコーラルをふんわり、レトロロマンティックな唇
How to
7を唇にふんわりとつけ、指先で輪郭をなぞってより軽やかな印象に。
プレイリスト インスタントリップコンプリート マット ORl25<3月1日発売>/資生堂インターナショナル
7.春の夜明けに想いを馳せた、限りなくやさしいコーラルトーン
Created by YUMIKO KAMADA
「刻一刻と変化するやわらかな朝日をイメージしたコーラルオレンジ。パステルのようなマットな質感で女性のやさしさやレトロロマンティックなムードを引き出します」(鎌田由美子さん)。
- プロのメイクアップ提案がオンラインで受けられる、アーティストキットが話題!
自分の顔写真をアップロードすることで 希望のアーティストからメイクアップ提案が受けられ、さらにそれを実現するためのトライアルセットが自宅に届く。そんな夢のキットも。今回記事に登場したアーティストにもメイクアップ相談ができる! 詳細はブランドサイトにて。
photography:Yasuhisa Kikuchi<vale.>(model),Kevin Chan(products) make-up:Miyako Okamoto<SHISEIDO> hair:Hirofumi Kera<SHISEIDO> stylist:Sumire Hayakawa model:MOET edit:Yukiko Ogawa