美のアミューズメントパークへようこそ!
この春のモードシーンにおける一大トピックスといえば、なんといっても「GINZA SIX」のオープン。銀座エリア最大級のファッションビルは、東京から世界におくるトレンドの新たな発信地でもある。錚々たるブランドが軒を連ねるそのなかでも、ひときわ存在感を放つのがB1階にある「ディオール ビューティ 銀座」だ。
一歩足を踏み入れるとまず目を奪われるのは、店舗の至るところに設置された「デジタルサイネージ」。大画面に映し出される最新のプロモーションビデオは、眺めているだけでメイクアップのインスピレーションが湧いてくる。店内にはスキンケアを含むディオールコスメティックの全ラインナップが揃い、そのひらめきをすぐさまかたちにできるのもうれしい。
タッチパネルで見つける、運命の香り
通りがかる人すら足を止めて見入ってしまうのは、日本には2台しかない「タッチ&フィール」。パネルに表示されるフレグランスコレクションのなかから気になるものをタッチ。すると画面の上部からふわりと香りが放出され、腕やムエットにつけなくともさまざまなフレグランスが体感できる仕組みだ。また、こちらの店舗では事前予約により、「オルグカウンセリング」も実地。特別な試験をパスしたスペシャリストが、好みやライフスタイルなどのカウンセリングを経て、数十種類ものフレグランスのなかからベストな一本を見立ててくれる。
“顧客参加型”のイベントも見逃せない
さらに「ディオール ビューティ 銀座」では、訪れた人がより積極的に参加できるイベントを予定している。たとえばメイクアップショーひとつにしても、モデルと客席の距離を可能な限り近づけるなどして、かつてないほど臨場感のある見せ方に。メイクアップサービスやエキスパートレッスンも充実の内容で、ディオールのなかでも特別なスキルと経験値を持った精鋭アーティスト陣の手腕を余すことなく味わえる。そう、この店舗はディオールビューティの集大成とも呼べる、まさに“美のアミューズメントパーク”さながらの空間なのだ。
この店舗だけの限定色や刻印サービスも
そのディオールがおくるエンターテイメントは、製品購入後にも待っている。ディオールを象徴するリップスティック、ルージュ ディオールに名前や記念日などの好きな文字、さらに「ディオール ビューティ 銀座」だけの桜のマークが刻印できるのだ。日本を代表する特別なブティックだからこそ、日本のシンボリックな花をアイコンに。そしてディオール メイクアップ クリエイティブ&イメージ ディレクターのピーター・フィリップスは、その桜をイメージした奥ゆかしくも鮮やかな彩りをこの店舗のためにクリエイトした。その名も「ギンザ サクラ コレクション」。4月20日のオープンと同時に限定発売される4つのコスメティクスは、世界中でここでしか手に入らない。それはピーターが私たち日本女性にくれた、フェミニニティを花開かせるための美しい“ギフト”。この銀座の地から、新たなトーキョー・モードを咲かせて。
photography:Mai Hokari text:Yukiko Ogawa
パルファン・クリスチャン・ディオール
http://www.dior.com/beauty/
03-3239-0618