2019年10月14日から行われていたRakuten Fashion Week TOKYO 2020 S/Sのオープ二ングを飾った、X JAPANのYOSHIKIによるブランド「ヨシキモノ(YOSHIKIMONO)」。話題沸騰のショーのバックステージに潜入した。
YOSHIKIMONO 2020 S/S COLLECTION
伝統的な着物を革新的なデザインで魅せた今コレクションのメイクアップを担当したのは、数々のコレクションメイクを手がけるNARS チーム。
「YOSHIKIさんからは、目元が印象的に見えるようにとのリクエストをいただきました」と語ってくれたのは、伊藤貞文 NARS グローバルアーティストリーディレクター。
軽やかさを感じるスモーキーアイ。シマーな質感で、うるっとした目元に
着物をベアドレスにアレンジしたモダンなルックには、ツヤと輝きのある、スモーキーカラーのアイメイクを合わせた。 「まつげのキワに入れたアイラインは外側にぼかし、目の下にもシマーなアイシャドウを入れ、うるうるっと見えるようにしたのがポイントです」(伊藤さん)
肌の控えめなツヤ感も絶妙
目元を際立たせるために、唇はベージュの「マットリップの上から、同系色のシアーなリップをオン。ナチュラルでフレッシュな印象をプラスした。
左は伊藤貞文NARSグローバルアーティストリーディレクター
ショーの後半は、『進撃の巨人』のアニメが大きく描かれた着物や、2011年にスタン・リーと共に制作された、YOSHIKIがモデルのマーベル・コミック『Blood Red Dragon』が全面にあしらわれた着物が登場。斬新なルックに合わせたのは、エキゾチックさとポップさが融合するメイクアップ。マットに仕上げた肌に、真っ赤なリップが特徴的だ。
ファンデーションは手でしっかり馴染ませ、きちんとした印象にしながらも粉感を感じさせないモダンな仕上がり
「外国人から見た、日本人キャラクターをイメージしました。リップは輪郭をきっちりとり、目元は黒のアイラインを跳ね上げるように入れてキリッとした印象に」(伊藤さん)
ショーのラストを飾った打掛のメイクアップ(左)は、グリッターレッドのアイシャドウで妖艶なイメージに
NARSが手がけた、オリエンタルな強さとモダンな華やかさが同居するメイクアップ。この美しいバランスは、リアルメイクアップの参考にもなりそう。
ドレスのルックのメイクシート。リップはNARS リップスティック 2918・2947を重ねづけ
着物のルックのメイクシート。使用リップはNARS リップスティック 2975
<使用アイテム>
SKIN : NARSskin マルチアクション ハイドレイティングトナー NARSskin ルミナスティックモイスチャークリーム NARSskin トータルリプレニッシングアイクリーム
FACE : NARS ナチュラルラディアント ロングウェアファンデーション NARS ソフトマットコンプリートコンシーラー NARS ブラッシュ 4029N NARS ブロンズパウダー 5101N
BROWS: NARS ブローパーフェクター
EYES:NARS ハイピグメント ロングウェアアイライナー 8194・ 8193・ 8191 NARS クライマックス マスカラ 7008 NARS インフェルノ アイシャドーパレット
LIPS: NARS リップスティック 2918・ 2947・ 2975