「sugami」髪にもスキンケア発想

お風呂ではシャンプーだけ。ヘアケアはアウトバスで

クレンジング、化粧水、美容液にクリーム。スキンケアを重ねるような感覚で、4つのステップを踏んで素髪の美しさを引き出す。新発想のヘアケアブランド「sugami」で、髪と向き合う新習慣を始めよう。

インバスで使うのはシャンプーだけ。アウトバスで3種類のトリートメントを重ねる発想が新しい。スキンケア感覚の4ステップケアで髪をいたわり、健やかな素髪の美しさを引き出す新発想のヘアケアシリーズ「スガミ」。

(右から)繊細な泡立ちで素髪に洗い上げる。スガミ クレンジング シャンプー ポンプ(440g)・きめ細かいミストで髪内部までしっかりと保湿。同 化粧水ヘアミスト(140㎖)・髪内部と表面のダメージを同時に補修。天然植物由来の4種のオイルを配合したなめらかなテクスチャーの美容液。同 美容液ヘアオイル(90㎖)・潤いや補修成分を髪内部に閉じ込めコーティングするクリーム。同 保護ヘアクリーム(80g)以上すべてオープン価格/ユニリーバ

 

新ヘアケア「sugami」がすごいらしい!座談会

世界的にブームの兆しが見える「スキンケアみたいなヘアケア」を取り入れた「sugami」を3人のプロがお試し。その魅力をそれぞれの目線で分析!

 

shucoさん
ヘアアーティスト。日本のサロンに勤務後、パリでデビュー。理想のモードヘアをかなえるため、事前のヘアケア・ブロー・質感づくりにも手間をかける。
長田杏奈さん
ビューティライター。肌も頭皮も弱いので、シャンプー選びにはこだわりあり。汚れはきちんと落としつつ、潤いは奪わないシャンプーを常に探し求めている。
椎名美月さん
モデル。艶やかな黒髪ロングがトレードマーク。実は絡まりやすく広がりやすい髪質で、毛先のダメージに悩んでいる。理想の髪は、風になびくサラサラヘア。

肌と同じくらい丁寧に髪と向き合ってみたら

椎名 「sugami」、早速試してみました。お風呂場でシャンプーして、トリートメントしてというのが当たり前だったので、お風呂ではシャンプーだけで、アウトバスで化粧水・美容液・クリームを重ねるというのが新鮮!
shuco お風呂場でクレンジングや洗顔をして、化粧水や美容液やクリームはアウトバスでという、スキンケアのステップに着想を得たんだよね。
長田 実はこの発想って、すごく今っぽい。ヘアケア業界では世界的に「skinification(スキンケア化)」のムーブメントが起きていて。日本でも髪用の化粧水、ヘアセラムや日焼けどめがメジャーになってきた。
shuco 顔と同じように手をかけるというと、面倒に感じる人もいるかもしれないけど、ヘアアーティストとして毎日髪に向き合っていると、ステップを踏むことの大切さを痛感するんだよね。もともとの髪に向き合えば向き合うだけ、ちゃんとやればやるほどきれいになるというのは本当だから。
椎名 私も「sugami」を試してみて、こんなに塗ったらめっちゃきれいな髪になるだろうなという気持ちが高まりました。
shuco 私はフランスで働いていたんだけど、パリジェンヌって基本的にナチュラルメイクアップで、夜だけ赤リップみたいな人が多いんだよね。それでいて、髪には結構手をかけて、いい感じの質感をつけている。そのバランスがすごくおしゃれで、印象に残ってるんだ。
長田 顔がすっぴんでも、髪がきれいだと「素材が上質」みたいなオーラが出る。さりげなく見えて、実は印象を左右するのが髪。美容コンシャスな人はそれに気づいていて、手をかけている人が多い気がする!
shuco 髪にも顔と同じくらい向き合う。そのスターターキットとしては、「sugami」はうってつけだと思う。

スキンケアでおなじみの成分を贅沢に配合

長田 ちなみに、みなさんはどのアイテムがお気に入り? 私は特にシャンプーが推し。いい洗顔やクレンジングって、洗った後「急いで化粧水塗らなきゃー!」ってならないところが好きなんだけど、「sugami」のシャンプーも「急いでトリートメントしなきゃー!」という焦りを感じずに済む潤い感で、同じ安心を感じたの。私の素髪、こんなにいい感じなんだと思える。
椎名 泡立ちもいいし、ジャスミンとベルガモットの香りも心地よくて好きでした〜。私は、普段からオイルにこだわるタイプなのですが、「sugami」のオイル美容液はしっとりしてツヤが出るのに軽くて使いやすかった。
shuco 私はクリームを気に入って、撮影現場にも持って行ってる。髪が広がりやすいモデルに使うと、しっかり潤ってまとまりが出るから。シャンプーも、洗った直後からなめらかで、「これだけでもいいかも」と思えちゃうほど。
長田 「sugami」はスキンケア発想というだけあって、コラーゲン、ヒアルロン酸、プラセンタという、スキンケアでおなじみの成分が配合されているところも魅力。美容ライター的には、天然由来のライスセラミドが入っているところにも惹かれた。サルフェート、パラベン、合成着色料、石油系界面活性剤がフリーなのもすごくいいよね。
椎名 これまでのヘアケアみたいに洗い流すことが前提じゃなくて、スキンケアみたいに塗った分だけ与えることができるのもうれしい。
shuco 「手をかけた分だけいいことがある」と思えると、モチベーションも高まるよね。
長田 「sugami」をきっかけに、スキンケアと同じステップでヘアケアすることの魅力に気づくことができたね!

 

髪の毛をぬらしたあと、シャンプーを軽く泡立てて髪と頭皮全体を洗う。きめ細かく繊細な泡がすみずみまで洗い上げ、素髪に戻す。

ヘアクリーム適量を手のひらにとり乾いた髪全体をコーティングするようになじませ、潤いや補修成分を髪内部に閉じ込める。
ドライヤーのあと、適量を手のひらにとってよくのばし、毛先を中心に髪全体になじませる。髪内部と表面のダメージを同時に補修する。
タオルドライした髪全体に、ミストを吹きかける。きめ細かいミストが髪内部に水分を与え、内側までしっかりと保湿する。

 

 

SOURCE:SPUR 2020年5月号「「sugami」髪にもスキンケア発想」
photography: kimyongduck styling: Mayu Yauchi text: Anna Osada artwork: Mamoru Hinata illustration: Aki Miyajima

FEATURE