芳醇な赤ワインのような、ブラウンレッド
ディープで暖かみのあるブラウンレッドは、無垢でありながら大胆さも感じさせる、アンビバレントな美しさを表現。ベージュトーンのアイカラーと合わせれば繊細な唇に、ピンクトーンのアイカラーと合わせればセンシュアルな唇にと、さまざまな印象を楽しむことができる。質感はウルトラマットで、唇に溶け込むようにフィットして鮮やかに発色。
「ハードル高めのマットな赤も、肌馴染みのよいこのブラウンレッドなら構えず使えます。ほぼ見たままの発色。3回ほどティッシュオフすると、色はステイしたままで、マスクへの色移りも気にならないくらいかなり落ちにくく! マスクをしていてもリップメイクはしっかりしたいという方にオススメ」(ビューティエディター 横溝なおこ)
シャネル カスタマーケア
chanel.com
0120-525-519
モダンな色香を漂わせる、透けるような赤
バームのようにスルッと唇になじみ、ヒアルロン酸配合でみずみずしい唇に仕上げる、スキンケア発想の固形グロス。「江戸茜」とネーミングされているだけに、江戸の浮世絵の透け画法をオマージュ。濃密な赤でありながら、角度によって見え方が変わるレッドやオレンジの偏光パールを含み、単品でも、いつものリップに重ねても、透け感のある仕上がりに。
「マスクにつくからリップは塗りたくないけれど、1日中塗らずに過ごすと唇がガサガサになるし、マスクを取ったときに顔色の悪さが気になる、という人にぜひ! しっとり唇をキープしながら、肌を明るく見せてくれます。カシス&ザクロの香りもふんわり漂い、マスクストレスも癒されます」(美容ライター 河村美枝)
RMK Division
www.rmkrmk.com
0120-988-271
肌の美しさを際立たせる小豆色
こっくりとした秋らしさを感じる小豆色は、どんな肌の色も映えさせるユースフルカラー。ふんわりと霞がかかるような軽やかな質感で、唇の平面に色を塗るのではなく、色や光や魅惑的な美しさを差し込むよう。独自のオイル技術を駆使することで、リキッドタイプでありながら、ベタつかず軽やかな使い心地と、ピタッとした密着感、見たままの発色を実現。
「さすが、質感に定評のあるSUQQU様。マットとツヤのいいとこどりをしたような、フォギーなテクスチャーが今の気分にぴったり。しかも塗り心地が最高。発色のいいタイプのリクイドリップにありがちな膜っぽさや乾燥感もなし。口角まできちんと美しく輪郭を取れるので、はっきりした色でも簡単にストレスなくオン! インテリ感あふれる01はオンラインミーティングのバディに」(横溝)
SUQQU
www.suqqu.com
0120-988-761
魅惑的であり上品。洗練さを極めた紅色
これって本当にマット⁉︎と思ってしまう、塗っていることを忘れるほどの軽やかなつけ心地。パウダークリーミィなテクスチャーが、唇にとろけるようにマットに早変わり。リッチに発色しながらピタッと唇にフィットして、美しい発色を長時間キープ。この秋ぜひともトライして欲しい、艶やかで刺激的なクリアレッド。
「立体感が弱めな顔立ちなので、マットな赤リップをつけると唇だけ悪目立ちしがち。かなりビビッドな真紅なので、きっとこれも…と諦め気分で塗ったところ、不思議なくらいしっくりなじむ! 雑味のないクリアな発色と、パウダリーで驚くほど軽やかな質感のおかげかも。しかも、ロングウエア処方でマスクにつきにくいのもうれしい」(河村)
資生堂
http://brand.shiseido.co.jp/
0120-6218-5242
色や質感を、自在に操るリップバーム
1色ごとに、感触、質感、色濃度、仕上がり印象の違いを楽しむことができるリップの新作から、ピックアップしたのは、“ハイブリッドバーム”の3色。トリートメント効果に加え、血色感を自在に操るカラー効果、他のリップに重ねて色の変化を遊ぶベース&トップコート効果が。-0.5は唇の色をワントーンダウンさせるシアーグレイ。±0はラベンダーピンクのマイクロパールが、唇そのもののが持つ温かみのある赤みを表現するクリアホログラム。+0.5はナチュラルな血色感をプラスするオレンジイエロー。
「できればリップはつけたくないけど、マスクを外したときにあまりに顔色が悪く見えるのはいかがなものか、という悩めるwithマスク時のデイリーメイクに。中でも、限りなくナチュラルに、唇そのものが健康的に見える+0.5をヘビロテ中」(横溝)
ウズ バイ フローフシ
www.uzu.team
0120-963-277
ハッピーオーラに包まれた、愛らしいピンクベージュ
オンでもオフでも好感度が高く、愛用者のハッピーストーリーの数々から「婚活リップ」と呼ばれるリップが、桜や梅を想わせる花々をあしらった純白の限定デザインパッケージに。564は、幸福感をそのまま表現したかのような甘やかなピンクベージュ。甘い、とはいえ赤みと黄みのバランスが絶妙で、端正な印象に。
「ピンクベージュ系は、肌なじみがよいだけに、立体感を効かせたアイメイクにしないと全体の印象がボヤけがちに。けれどマスクをしていると、あまり強めのアイメイクだとやりすぎ感が。唇の色そのものが優しいピンクに染まるようなこの色なら、シンプルアイメイクとのバランスもよく、マスクあり、なしの“印象ギャップ”が気になりません」(河村)
エスティ ローダー
www.esteelauder.jp
0570-003-770
まろやかな赤みのベージュブラウン
オレンジのニュアンスを感じる濃密なベージュブラウンは、知性が漂うセクシーさを醸し出す。Wオイル処方でとろけるように柔らかなつけ心地と、高いフィット感、フレッシュな色とツヤを実現。ヨレやムラを防ぎながら、生っぽいリアルな唇に。
「とろけるように伸びるテクスチャーが気持ちいい! 唇の丸みと立体感を際立たせ、ぷるんとジューシーな仕上がりだから、立体感が大切なオンライン映え抜群。赤みの強いベージュは知的かつフェミニンで、使う人を選ばない」(横溝)
カネボウ化粧品
e-lunasol.net
0120-518-520
顔色をぐっと明るくする、たおやかなレッド
ほのかにゴールドの光を感じるエレガントなレッド。しなやかにのびて密着し、どんなに唇を動かしても美しいつけたての発色が続く。オイル成分を含むヴェールが唇の表面をなめらかに整え、マットな仕上がりなのに乾燥感や圧迫感がない、心地よいつけ心地。
「オンラインミーティングで、手のこんだメイクをしたくないときに大活躍。優雅な深みのあるレッドで、ひと塗りで肌の色を2トーンくらい明るく見せながら唇を印象的に仕上げるので、ピンク色の下地と眉とこのリップだけで、映えるメイクが完成します!」(河村)
アディクション ビューティ
www.addiction-beauty.com
0120-586-683
マストバイ!リップのトップコート
ネイルのトップコート感覚で、リップの上に重ねるだけで、塗りたてのフレッシュな仕上がりをずっとキープしてくれる、マジカルなリップコート。カラーと混ざりにくいオイルを中心に処方されていて、リップメイクのツヤめきも、ラインの美しさも丁寧にコーティング。マスクへのリップの色移りが気になる今、ポーチインしておきたい1本。
「スポイトで取り、指先でリップにのせるタイプ。少し面倒かと思いきや、リップコートにリップの色が混ざることなく、ずっと綺麗な状態で使い続けられるのが◎。ツヤ感までも落ちにくくなるのが素晴らしい! ティッシュオフしても、口紅の色がステイするので、マスクメイクの仕上げに最適」(横溝)
アンプリチュード
amplitude-beauty.com
0120-781-811
ベルベット質感のベージュピンク&オレンジブラウン
上質なベルベットのドレスのような深みと輝きを持つ、新感覚のマットリップ。乾燥もパサつき感も気にすることなく、クリーミィな質感を堪能しながら、シックでモードなカラーを纏うことができる。204はトレンドのレッド系アイカラーと相性抜群のヌーディなピンクベージュ。211はカーキやゴールドのアイカラーに合わせてヌケ感を演出できる、ライブリーなオレンジブラウン。
「マットリップの鮮やかな発色は欲しいけれど、ツヤリップのつけ心地のよさやなめらかな感触も捨てがたい、そんな気分にマッチ。204は凛としたフェミニンさを感じるベージュピンクなので、オンラインミーティングで初対面の人がいるときの好感度狙いに。211は顔色をイキイキと見せてくれるオレンジブラウンなので、お疲れ顔が気になるときの救世主に」(河村)
イヴ・サンローラン・ボーテ
www.yslb.jp
0120-526-333
text : Mie Kawamura edit : Naoko Yokomizo