ベスト・オブ・スキンケア/Obagi C25セラム NEO
全方位から肌の美しさを引き上げ、この手ごたえ、セルフケア超え! - 神崎 恵さん
「湧き上がるハリ、ピンと走るツヤ、日に日に目立たなくなる小ジワとくすみ……。セルフケアでここまで効果実感が得られるなんて!」(神崎さん)
「浸透スピードがアップしたオバジの新作。たった数日で色も原因も年数も異なるあらゆる色ムラが薄くなり、使う前の肌とは歴然の差が。生理前に濃くなる肝斑すらも目立たなく」(摩文仁さん)
「高濃度ビタミンCのためかちょっとピリッとするけれど、決して荒れたりせず翌朝の肌はむしろ好調! ベース処方が変わってベタつきのないみずみずしい感触になったのもうれしい」(森山さん)
「なじませた瞬間から毛穴が引き締まってキメが整った印象に。『これが私の肌?』と自問してしまうほど。マスク生活において肌をトラブルから守り抜いてくれるガードマン的存在」(石橋さん)
「すでにビタミンC25%の配合濃度を極めながら、ベース処方を刷新してさらなる高みを目指す英断。見習いたいこの“諦めの悪さ”こそ、すべての事柄に通ずる普遍的なヒントに」(編集G)
一昨年の時点で25%の濃度を誇るビタミンC美容液をつくりあげたオバジ。誰もが“完璧”を確信した裏で、40名以上もの研究員たちはすでにその先を見据えていた。着手したのは20年間守り続けてきたベース処方の改革。安定配合が難しいビタミンCへの無謀とも思える挑戦を成し遂げ、浸透スピードを約3.7倍も速くすることに成功。さらに新処方は活性酸素の除去にも速攻アプローチする。現状維持では満足しないオバジの紡ぐドラマは、私たちの胸に勇気の炎を灯す。
ベスト・オブ・メイクアップ/THREE ディメンショナルビジョン アイパレット 11
まなざしに多彩な春の花々の、まばゆいばかりの生命力を - 松井里加さん
「キュートな色合いに一瞬で恋に落ちたアイパレット。色同士を重ねるようにしてつけると力強く。異なるテクスチャーが紡ぐ立体感も相まって、目もとに凛と端正な美しさが」(松井さん)
「4色全部が目もとにマルチに使えます。だからアイメイクの可能性が広がってすごく楽しい! つけ方次第で印象が激変して必ず今っぽく仕上がる、今季のヘビロテ名品」(巽さん)
「花々の名所巡りもままならない今、このパレットが旬に立ち会う高揚感をくれました。上下のまぶたに気の赴くまま塗っても不思議とうるさくならず、絶妙なニュアンスが」(長田さん)
「攻めたパレットと思いきや、いざつけるとしっくりなじんで捨て色なし。華やかで渋みのあるカラーが肌から浮かずに艶やかさをかなえます。実際に使ってみてほしい!」(横溝さん)
「混ぜて重ねてももちろん素敵なのですが、どれか一色で目もとをグルリと囲むだけでもサマになるのが素晴らしい。これを使った日はZoom越しでもアイメイクを褒められます」(編集I)
"PERSEPHONE AWAKENING"。大地の女神・ペルセポネの目覚めと名付けられたカルテット。躍動感にあふれたイエロー、ほほえむように艶めくオレンジ、マットでいて軽やかなパープル、クリアな発光力を解き放つピンク。異なる色と質感が重なり新たな息吹を紡ぐ4色は、蝶と花々の戯れのよう。朝露に濡れる透明感や開きたての華やかさを生き生きと咲き誇らせる。胸の奥の景色を自由に描き出して。
ディメンショナルビジョン アイパレット 11 ¥7,150/THREE
ベスト・オブ・ローション/YVES SAINT LAURENT ピュアショット エッセンス ローション
ローションだけでこのハリ感!? 水×オイルの神業バランス - 浦安真利子さん
「水とオイルが2層になった処方でツヤと潤いを同時に補給できている実感が。不思議なほど肌になじみ、このうえないなめらかさとパンっとしたハリが出るのに心を奪われました。決してベタつかないのに後肌はふっくらもちもち。すでに3本目に突入!」(浦安さん)
「モロッコ産のアルガンオイルと厳選されたビタミンの配合を追求し、エモリエント効果が長く続くのを実感。浸透力も高くて瞬時にハリと透明感が出るので、慌ただしい朝に大活躍です」(Rieさん)
「ふるっと気持ちのよいローションをのせると、肌の奥まで水分が満ちてゆくのがよくわかる! うっすらみずみずしいヴェールが翌朝まで続き、ワントーン明るい肌印象がすぐかなうはず」(編集H)
「10秒で肌は変わる」。その言葉を真実にするべく、なめらかさ・透明感・ツヤへの最速のアプローチを追い求めたYSL。研究の末たどり着いたのがモロッコ産のアルガンだった。乾いた土地に根を伸ばし、地中深くから水分や栄養分を吸い上げて育つ、美しい肌に必要なすべてが詰まった果実。その恵みを最大限享受できるよう、ビタミンEやLHA、AHAなどサイエンスの力も巧みに融合させた。圧倒的に速い見た目の変化、あなたの肌でも、ぜひ。
ベスト・オブ・ブライトニング/POLA ホワイトショット CXS
血管領域にまでアプローチし、深層からブライトニングを追求 - 貴子さん
「冴え渡る透明感を感じられるのは、ポーラならではのエビデンスに基づいた確実性があるから。水の塊を肌に入れ込んでいるようなテクスチャーも心地よく、この夏も手放せない予感」(貴子さん)
「血管由来の茶ぐすみ(!)に着目。メラニンや糖化のケアをしていてもくすみやにごりが居座る大人の肌に。みずみずしくてほかのスキンケアのステップのじゃまにならないのも魅力的です」(長田さん)
「シャバシャバの美容液が肌のすみずみまで行き渡り、使うたび霞が晴れるような感覚に。透明感をサポートする成分と糖化に着目した成分、肌荒れを防ぐ成分の3段活用で導かれる生き生きとした素肌。それは心までも健やかにしてくれると痛感しています」(編集M)
いくらブライトニングケアしても晴れない、頑固なくすみに立ち向かうために。今回ポーラが着目したのは、顔全体に張り巡らされた血管内のにごり。血管に蓄積された褐色の老化色素が顔色を沈ませ、血行不良まで引き起こすことを突き止めた。まったく新しい視点からのアプローチで、“茶渋”のように固着化した肌にごりの改善を目指す。スキンケア界に革命を起こし続けてきたブランドの威信をかけて、いざ、透明感のその先へ――。
ベスト・オブ・クリーム/Dior カプチュール トータル セル ENGY リッチ クリーム
満ち満ちる潤いだけでハリばかりか透明感までも。幹細胞研究の集大成! - 安井千恵さん
「みずみずしいバームテクスチャーがヤミツキに。肌にのせた瞬間スーッとなじみ、潤いと栄養を放出しながらピタッと封じ込める感覚は、ほかでは味わえません。ベタつかず、夏場にも最適」(安井さん)
「肌細胞の再生力を低下させる“乾燥”を打破するためのベストアンサー。朝使えば乾いた肌を艶やかに満たし、カサつきや小ジワを一日中感じさせません。オメガ脂肪酸とフィラグリンが含まれ、根本的に乾燥しにくい肌が着々と育まれる実感もうれしい」(貴子さん)
「使うたびにすべての『快』のスイッチがオンになるかのよう! 塗った瞬間から顔全体がつやぷるになって気分が上がります。翌朝も肌が内からモリモリと底上げされているような感覚あり」(編集A)
肌の“脂質”が不足すると幹細胞の“水分”が枯渇する――。30年にわたる細胞研究で乾燥ケアの盲点を突き止めたディオール。肌に段階的に浸透する未知のテクスチャーを目指して、通常の約10倍の時間をかけてバーム状のクリームをつくりあげた。バターのようにとろけて息づくのは、肌の修復サイクルを助けるシャクヤクオイルの力。バリア機能を強化してエナジーチャージし続ける。細胞レベルで満たされる、真の潤いがここにある。
ベスト・オブ・ベースメイク/NARS ピュアラディアントプロテクション アクアティックグロー クッションファンデーション SPF50+/PA+++
塗ったそばから調子がよい肌に。“きれいな素肌再生クッション” - 森山和子 さん
「“ピュア”のネーミングを裏切らない、無垢な素肌感に惚れぼれ。薄膜なのにちょうどいいカバー力があって、でも塗った感はゼロ。気になるシミさえもいい感じのそばかすに見せてくれるようです。少量でよくのびてコスパも上々」(森山さん)
「ここまでツヤとカバー力のバランスが絶妙なクッションは、なかなかないのでは!? のせた瞬間から明らかに美肌に仕上がるのに、不思議なほど厚塗り感とは無縁。重ねても厚みが出ず、どこからどう見ても“肌がきれいな人”に」(藤井さん)
「一日中乾燥が気にならず、高密着で崩れ知らず。環境ストレスから肌を保護する機能も備えた、まさに時代が求めるファンデーション。細部に入り込みやすい六角形のパフも優秀」(耕さん)
大気中に飛散するちりやほこり、PM2.5、ブルーライト……。現代にあふれる環境ストレスをシールドし、鉄壁の守りを誇るクッションファンデーション。一方で光の反射に優れたシームレスなカラーが肌にみずみずしい艶めきをオン。ヒアルロン酸がうるみを内包し、ベースメイクの本分である美肌演出も一流だ。小鼻のきわや目の下にも塗りやすい六角形のパフを手に、速攻的にも長期的にもピュアスキンに近づいて。
ピュアラディアントプロテクション アクアティックグロー クッションファンデーション SPF50+/PA+++ 全6色 ¥6,600(セット価格)/NARS JAPAN
ベスト・オブ・チーク/Hermès ローズ・エルメス ファー ア ジュ プードル ソワイユーズ 32
恋心がそのままにじみ出したような、やさしく、強く、惹きつける頰に - 小川由紀子さん
「ぱたんと閉じた音は甘い囁きのよう。すべてが美しいパレットは手にした瞬間のときめきも表情に映し出されているはず。こんなに無垢でいてドキリとさせるチークをほかに知りません」(小川さん)
「カレの織り目を思わせる模様が施されたチークは、実際につけてもシルクのようなきめ細かさ。ひらりと極めて薄づきなのに血色感が出て、そのピンクを主役にしてもおしゃれに仕上がります。37のアジア限定色も使いやすい色み」(小田切さん)
「目にした瞬間『あ、エルメスだ』と視認させる美しいデザインにも拍手。エクスリブリスに指をぴたりと当てれば、チークを塗る所作自体が儀式に思えてきます。C・ナジェルによるグリーンティーのモダンな香りもエルメスならでは」(編集G)
創業以来、ローズという色彩でさまざまなオブジェを手がけてきたエルメス。純真で愛らしく、センシュアルで刺激的。絶えず変化を続けるいくつもの表情を持つその色で、ビューティ第2章の幕を開けた。パウダーとシルクという素材に共通点を見いだし、生まれたのは空気のように軽い高密度のチーク。儚げに、うつろうように、ふんわりと色づいて。あなたの内なるエモーションをやわらかに花開かせる。
ローズ・エルメス ファー ア ジュ プードル ソワイユーズ 32 ¥9,020・レフィル¥5,390/エルメスジャポン
ベスト・オブ・リップ/CHANEL ルージュ ココ ブルーム(上から)130・134・110
自然光に映えるポジティブな唇。考え抜かれた“ツヤの厚み”に感動 - 村松朋広さん
「ツヤ膜がほんの少し厚いだけで唇はこんなにもヘルシーに見えるのか!?と驚き。とはいえオイル層が軽やかだからか、バームのような重さは皆無。ひと塗りで元気になれる130のブライトコーラルはこれからの季節にイチ押しです」(村松さん)
「柔らかな質感でスルスルのびて、唇にみずみずしいヴェールをオン。134のくすみオレンジはその美しい濡れツヤと相まって、大人の肌を血色よく見せてくれます。とにかく持ちがいいのもマスク生活にはありがたいですね」(MICHIRUさん)
「全色どれも素敵で選べない! と思いながら私的トーナメントを行い、最終的に残った110の無敵ベージュ。顔色が沈まずモードな洒落感が出て、ニュートラルな色の服にベストマッチ」(平さん)
マスクの日だって、リップメイクを諦めたくはない。沸々と湧き上がるビューティラバーの想いを察知したように、鮮烈に舞い降りたシャネルの新ルージュ。140回を超えるテストの末、たどり着いたのは、独自の2層テクノロジーだ。密着したカラー層の上から強度の輝きを持つオイル成分が唇の表面をコーティング。発色・持ちのよさ・輝き、唇をふっくら形づくるプランプ効果のすべてを実現する。心までも鮮やかに塗り替えて。
SOURCE:SPUR 2021年8月号「2021年 上半期 美の精鋭が全集合 ベストコスメを全うする!!」
photography: SHINMEI 〈SEPT〉(product),Masaya Tanaka 〈TRON〉(model), Tetsu Li (cutout) make-up: Kanako Yoshida 〈mod’s hair〉 hair: Miho Emori 〈KiKi inc.〉 styling: Masayo Kooriyama 〈STASH〉(product),Arisa Tabata (model) model: Ichie edit: Yukiko Ogawa cooperation: Misa Fujimoto logo design: Yutaka Kato