狙ったところに発色させて、仕上げのパウダーで肌になじませる。それこそがチークの基本。ブラシに色を取るときは、ブラシ全体に含ませるのではなく、骨格にフィットする筆先のカット面にのみ色をのせるのがポイント。 ① 下の2を中指に取り、頰骨の中央に点置きしてからトントンと叩き込むように、丸くなじませる。 ② 斜めにカットされたブラシの断面に3を取る。 ③ ②を頰骨に沿って斜めにふわりとぼかす。①のチークをフェイスラインに向かってなじませるような感覚で。 ④ 最後に10のパウダーを付属のパフに取って揉み込むようになじませたら、頰全体をやさしく包むようにオン。
Q1. パウダー、練りなど、さまざまなタイプの使い分け方を教えて! A. 着こなしとのバランスで選ぶのがいい 「たとえば、露出多めの服や大ぶりのジュエリーのときは、デューイなチークにしたいから練りにしようとか。襟つきのブラウスや小ぶりなアクセサリーのときは、パウダリーにとか。その着こなしをまとうキャラクターがどんな質感の頰であったら自然か、それを考えてアイテムを選ぶと、しっくりくるはず」
Q2. ほかのパーツとのバランスの取り方は? A. チークを盛った分、どこかを引き算して 「マスカラをしない、眉を描かない、リップに色を使わないなど、いつものパーツをどこかひとつ"抜く"ことで、顔の中の調和が取りやすくなります。もしくは、目もとと口もとの色みを揃えて、ワントーンにするという手も」
Q3. チークの仕上がりの精度を上げるコツは? A. パウダーをメイクアップによって使い分けること! 「一緒に使うパウダーを、チークの質感や色みによって変えましょう。今回も3タイプ、違ったパウダーを使用しています。パウダーを使うタイミングも大事。しっとり系やグローな質感のチークの場合は仕上げに、パウダリーな質感の場合はパウダーを先に使って」
10 エアリーな柔らかいテクスチャーで頰へと溶け込む。 プードゥル ユニヴェルセル リーブル N 20 ¥6,930/シャネル 11 肌の透明感を高め、どんな光の下でもヘルシーな質感に。 ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N ミニ 02415 ¥2,530/NARS JAPAN 12 ピンクパールが表情をトーンアップし、シルキーな肌に。 ディオールスキン フォーエヴァー クチュール ルミナイザー 02 ¥6,380/パルファン・クリスチャン・ディオール
Q4. マスク移りを防ぐには? A. 仕上げにミストを活用 「メイクアップ崩れを防ぐ優秀ミストを仕上げに。ダマにならないよう均一に回しかけて、ティッシュでそっと押さえればOK」