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理想の肌をかなえる最強布陣でスタート。秋の"ベースメイキャンプ"に参加せよ!

シーズン開幕前にテクニックを磨くベースキャンプのように、この秋らしい肌をマスターするための強化練習をスタート。進化し続けるプロダクトたちを上手に利用して、トレンドを押さえたファッション映えする肌を手にすべく、あなたも今すぐキャンプイン!

【オリエンテーション】ファンデーションを買い替えて「セミグロウ肌」を目指すべし!!

まずは目標とすべき肌を定めるために、コーチ&強化メンバー気分の3人が話し合い。美の知見を広めて、肌も感覚もアップデートしよう

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トップス¥45,100/ショールームリンクス(クリスチャン ワイナンツ) ワンショルダーワンピース¥96,800/3.1 フィリップ リム ジャパン(3.1 フィリップ リム) ピアス¥6,600/ショールーム シャルメール(ミクシマイ)

コーチ
メイクアップアーティスト 松井里加さん
モードでありながら誰でもトライしやすいメソッドを提案。NYを拠点としていた際に、骨格を美しく見せるベースメイクアップ技術を磨き、現在の肌づくりの基盤に。

参加部員
美容ライター 摩文仁こずえ
SPUR美容担当 編集M 

摩文仁 長かった夏もやっと終盤ですね。猛暑にマスク蒸れも加わり、常に化粧崩れとの戦いでした。それでも最近のファンデーションはかなり崩れにくくなった印象。

松井 ここ数年のファンデーションの躍進は本当に素晴らしいですよね! 秋冬の新作はさらにフィット感が進化し、ピタッと薄く素早く、肌と一体化するようになじんでくれる。フィット感が抜群に高いゆえに、下地が不要なものも増えましたね。

 コロナ禍でいちばん進化した化粧品は、間違いなくファンデーションだと思います! マスク生活に対応すべく、各ブランドが心血を注ぎ、ユーザーとしてはうれしい限り。

松井 これまでもファンデーションは季節ごとに買い替えるべき、と提案してきましたが、今シーズンは今まで以上に声を大にして言いたいッ! 今こそ絶対に新作を入手すべき!

 ファンデーションを新調するにあたり、今シーズンはどんな肌を目指すべきでしょうか? 秋が深まるにつれて洋服に厚みが出てくるし、カラーコスメもこっくり重めの色をつけたくなる。厚塗りマット肌はもちろんアウトですが、全体のバランスを考えるとナチュラルすぎるツヤ肌もミスマッチに思えて。

松井 秋冬っぽい落ち着き感がありつつ、素肌の美しさも感じさせるような肌がいいですね。それがまさに「セミグロウ肌」。グロウなツヤや輝きは、生命力や躍動感の象徴であり、人間は自然とツヤに惹かれる生き物なんです。ツヤを生かす一方で、ツヤが不要な部分はマットに抑えて、ソフィスティケイトされた印象も与えることができるんです。

摩文仁 なるほど。「セミグロウ肌」って、グロウ肌よりツヤの輝度が弱めの肌のことかな、と勘違いしていましたが、部分的にツヤとマットを使い分ける肌なんですね。

松井 はい。顔の中で高く見せたい部分はツヤを残し、テカリやすい部分や締めたい部分はお粉で落ち着かせます。そうすることで自然とメリハリが生まれ、ベースメイクアップだけでも顔が立体的に見えるんですよ。さらに肌づくりの延長としてチークとハイライトも入れていくと、骨格が際立ちます。

 少し前に流行ったコントゥアリングより、遥かに自然でトライしやすいですね。ところで、今シーズンは標準色よりも明るめの色を推しているブランドが多かったように感じます。私のようなこんがり日焼けぐすみ肌に明るい色を塗っても大丈夫でしょうか?

松井 黒の上に白を重ねるとグレーに濁るように、以前は暗い肌に明るい色のファンデーションをのせるとくすんで見えてしまう、というのが定説でした。ところが、驚くべきことに新作ファンデーションは、まったくそんなことないんです! 明るめの色を選んでも、肌と同化するように自然に溶け込んで、境目なくフィットしますよ。

摩文仁 肌を明るく見せたいけど白浮きが気になる私にとっても、ありがたい進化です!

松井 ポイントは自分の肌よりもワントーン明るく、かつピンク系の色を選ぶこと。肌が明るいとハッピー感が出るし、血色感にもつながるピンクは、肌をふんわり柔らかそうに見せてくれる。下地やフェイスパウダーでピンクを取り入れるのもOKです。

 昔のピンク系の色は、いかにも塗っていますっていう若づくり感が出るような気がして、敬遠しがちでした。でも今シーズンは「化粧感がない」とうたっているファンデーションがあって、それも衝撃的で!

松井 化粧感がない、塗っている感がないのに、カバー力もきちんとあるというのが、今シーズンの新作のスゴイところ。しかも肌質や悩みにとらわれず、なりたい肌のイメージで選んでも失敗しないんです。

 使い方のポイントも教えてください!

松井 大前提として、スキンケアによる整肌が非常に重要。化粧水をたっぷり与えて、肌を潤いで満たしておきましょう。新作ファンデーションは肌なじみに優れ、素早くフィットするからこそ、肌がカサカサに乾いているとファンデーションが肌に吸われてしまい、薄くのばすことができません。同じ理由で、ファンデーションの5点置きもアウト。両頰や鼻などにチョンチョンと置いてから、一カ所ずつ丁寧に広げて……なんてしていると、点置きした状態のまま乾いてしまいますから。

 塗る量が多すぎて、顔の外側に無理やり広げていった挙げ句、髪の生え際にたまってしまうという失敗もよくあります……。

松井 そんな失敗を防ぐためにも少量ずつ、ブラシで薄くのばしていくといいですよ。さらに、ブラシでも手でも、塗るときの「手圧」は極めてやさしく、ソフトタッチで。強く押しつけるように塗ると塗りムラが生まれたり、厚塗りになったりと、せっかくの薄づきフィット感が発揮されません。

摩文仁 ギュッと押さえるほうが崩れにくくなりそうで、つい力んじゃうんですよね。
松井 そこは力技ではなく、フィックスミストやティッシュオフするなどのひと手間で補うところ。考えを改めて挑みましょう!

「セミグロウ肌」とは…
「肌本来のライブリー感を引き立てる最新ファンデーションでツヤ肌をつくり、光を抑えたい部分はパウダーを重ねてマットに。人工的なつくり込み感は一切ないのに、肌も顔だちも美しく見せてくれるのが、この秋のセミグロウ肌。生き生きとした躍動感がありながら、知性や洗練も感じられ、トレンドのシックな世界観にも似合います」(松井さん)

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tips 色合わせは手ではなく顔で!
ファンデーションの色を選ぶときは、実際に使うときのようにブラシで顔にのせてみて。フィット感に優れた最新ファンデーションは、写真のように肌より少し明るめの色でも、薄くのばすとスーッと消え入るようになじむ。

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期待のルーキーたちの実力を計り知るべく、編集部員がじっくり試して本音でコメント。理想の肌をかなえる一品をキャッチしよう

編集C アラフォー。薄塗り派だが、肝斑は隠したい。
編集M 油分不足の30代。トーンアップと潤いを重視。
編集H 20代。肌はもっちりキメ細かく、薄づきが好み。
編集S 乾燥も皮脂も悩みの20代。肌と服の相性を吟味。

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1 Amplitude
ロングラスティング クリームファンデーション
「無理にカバーするのではなく、ツヤ感で肌印象を底上げしてくれる感じ。時間がたつほどになじみ、夕方以降もキレイ」(編集C)
「凄みのあるカッコいい美肌に。重すぎるわけではなく、素肌の上にピタッと薄いベールを貼りつけたようなつけ心地です」(編集H)

ブランドのテーマである"透き通る感"とカバー力を両立。肌温でとろけるオイルなどの配合の妙による使用感も革新的。スムースにのびて均一な薄膜を形成し、ピタッと指が止まる。
SPF21・PA++(32g) 全9色 ¥8,800〈9月14日発売〉/Amplitude

2 PAUL & JOE BEAUTE
フォンダン クリーム ファンデーション
「カバー力重視の製品にありがちな厚ぼったさ、古臭さとは無縁。しっかりと仕立ててくれるけど抜け感もある、計算されたハイカバー肌に仕上がります」(編集M)
「肌に洒落感が出るので、Tシャツやシンプルな装いに合わせてもモードな雰囲気に」(編集S)

適度な厚みと柔軟性のある化粧膜を形成し、毛穴の凹凸や色ムラも巧みにカバー。厚ぼったさはなく、肌の奥から光が漏れ出るようなツヤを感じさせる、ナチュラルな仕上がりを実現。
SPF25・PA++(30g)全5色 ¥5,500/PAUL & JOE BEAUTE

3 KANEBO
ライブリースキン ウェア
「かなりナチュラルな仕上がりながら、ほのかな血色感とキメが整うバランスが好き。スキンケアの延長のような感覚で、在宅の日でも使いたくなります」(編集C)
「お疲れ肌も自然に整え、まるで細胞が青春を取り戻したかのよう! 乾燥くすみ肌に最適」(編集M)

カラーオイル化した顔料×みずみずしい透明ジェルのコンビが、美しい素肌の質感を再現。生き生きとツヤめく肌へ。
SPF5・PA++(オークルDはSPF5・PA+、オークルEはSPF7・PA++)(30g)全8色 ¥11,000/カネボウインターナショナルDiv.

4 clé de peau BEAUTÉ
ル・フォンドゥタンn
「贅沢な潤いとピタッとシアーな肌感が心地よく、この価格にも納得。毛穴もふっくら目立たなくなり、美容医療を受けた?と疑われるほどの素肌偽造力」(編集M)
「塗った瞬間、潤いとともにハリまで高まる実感が。使うたびに肌の調子が底上げされるよう」(編集C)

メイクアップ×スキンケアが融合した独自技術により、光り輝く肌へ。肌悩みも粉体で覆い隠すのではなく、光を透過するオイルゲルで、ぼかしてカバー。コクがあるのにみずみずしい使用感も至福。
SPF25・PA++(30g)全7色 ¥33,000/クレ・ド・ポー ボーテ

5 POLA
B.A セラム クッションファンデーション
「私の中で、肌褒められ率No.1! ほんのりツヤを与えつつ、隠したい部分はきちんとカバーして、"素肌がキレイな人"をいとも簡単にかなえてくれます」(編集H)
「秋のトレンドにマッチする、シックで知的な印象の肌に。均一にのびて、筋ムラもナシ」(編集C)

朝はもちろん日中も潤いと美容成分を補給できる、オアシス発想の逸品。潤いを注ぎ込むように、水ツヤ肌へといざなう。肌に当たる光を正反射することで、輝度の高いツヤとピンとしたハリを演出。
SPF20・PA++(12g) 全5色 ¥14,850(セット価格)/ポーラ

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6 SUQQU
グロウ クリーム コンパクト
「外回りで汗をかいた日もドロドロにならず、塗りたての肌がキープされていた! 化粧直しにも重宝し、最も高頻度で使用」(編集C)
「スッと肌になじむ潤い感、肌トーンや質感を整えてくれるつくり込み感も絶妙。自然なツヤ肌仕上げで、洋服も選びません」(編集S)

エマルジョンタイプのコンパクト。下地不要&解放感のあるつけ心地で、化粧直しやオフの日にも気軽に使える。顔の曲線に沿うようなやわらかなツヤと、軽やかなカバー力をもたらす。
SPF41・PA+++(11g)全3色 ¥8,250(セット価格)/SUQQU

7 YVES SAINT LAURENT
ラディアント タッチ グロウコンパクト
「透明感&ツヤ感はトップクラス! サッと塗るだけで頰の高い位置が勝手に発光し、肌が生き生き。化粧直しの必要性さえ感じず、私って超美肌! と錯覚」(編集H)
「水分たっぷりで、肌本来の素材を生かしてくれる感じ。のびがよく、忙しい朝にも便利」(編集S)

肌に当たる光を増幅&乱反射させながら「白光」に変換し、透明感と明るさを引き出す。スポンジに均等に色がのるよう、レフィル部分を覆う素材にもこだわりが。
SPF50+・PA++++ 全6色 ¥9,350(セット価格)/イヴ・サンローラン・ボーテ

8 LUNASOL
グロウイング シームレスバームEX
「みずみずしい塗り心地もナチュラルな肌なじみも大のお気に入り! 朝の保湿ケアが雑になってしまった日も乾燥せず、マスクへの色移りも少なかったです」(編集S)
「ニキビ痕もラクラクカバー。ツヤがあり持ちもいいので、ここぞ! という日に使いたい」(編集H)

カサつく肌にも吸いつくようになめらかに広がり、濃密なオイルバーム状に密着。湿度感のある水ツヤ肌を演出しながら、乾燥から肌を守り続ける。毛穴も目立たせず、崩れにも強い。
SPF15・PA++(30g)全6色 ¥6,600/カネボウ化粧品

9 RMK
リクイドファンデーション フローレスカバレッジ
「薄く心地よくのびて、ぷるんとしたベビースキンに。カバー力が強すぎないのも私好みで、日常使いに非常に適した一品」(編集H)
「わざとらしいツヤ肌ではなく、キメの細かな輝きを偽造できる。明るめの色をつけても不思議とスッと顔色になじみます」(編集M)

隠ぺい感のない緻密なカバー力を実現。肌なじみの高いアミノ酸でコートされたカバーパウダーと、自然な陰影をもたらす特殊なパールの組み合わせがカギに。
SPF20・PA++(103はSPF19・PA++、104はSPF12・PA++)(30㎖)全9色 ¥6,050/RMK Division

10 Dior
ディオールスキン フォーエヴァー コンパクト ナチュラル ベルベット
「パウダリーってこんなに進化したのか!と感激。ひとなでで、ほわほわなうぶ毛に包まれたような桃肌に。しかも内側にほんのり湿度も感じる仕上がり」(編集H)
「まさにベルベットのような肌感。特別なディナーの日など、ドレッシーな服に合わせたい」(編集S)

まろやかなツヤを感じるソフトマットなパウダリー。密着性、ロングラスティング力、カバー力のすべてに優れたピグメントを採用。毛穴やシワなどの影もふんわりぼかし、上品な明るさが続く。
全7色 ¥8,250(セット価格)/パルファン・クリスチャン・ディオール

ブラシ使いで攻守を極める セミグロウ肌のつくり方

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新作ファンデーションの特性を存分に生かす戦術を伝授。事前のスキンケアで、肌を潤いで満たしてからスタンバイ!

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tips ブラシの使い分けでテクニックを補う

表現したい質感や使う部分に適したブラシを揃えるのが、成功への近道。
A 硬すぎない毛質や厚みが絶妙。オーバル ファンデーション ブラシ¥4,400/コスメデコルテ
B 顔の細かいカーブにフィット。アイシャドウブラシ Ⅰ¥3,300/コスメデコルテ
C ふんわりやわらかく色がのる。ブラッシュ ブラシ¥4,400/コスメデコルテ

リキッドファンデーションの場合

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メイクアップベース リミテッド エディション EX-01(30㎖)¥4,070〈限定品〉/RMK Division

1 下地の範囲を絞って、効果的にツヤを仕込む

ピンクのパール入り下地を、高さを強調したい部分だけにオン。全顔に塗るより旬なツヤが際立つ。頰骨のいちばん高い部分に指でトントンとたたき込むように置き広げ、鼻筋の高い部分にもスッとひと塗り。鼻の頭まではのばさないのがコツ。

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リクイドファンデーション フローレスカバレッジ SPF20・PA++(103はSPF19・PA++、104はSPF12・PA++)(30㎖)全9色 ¥6,050/RMK Division

2 ファンデーションはブラシでスーッと

手のひらにファンデーションを軽く1プッシュ取る。その後、ブラシ(A)の先端に少量を取り、手の甲などをなでるようにして両面に含ませる。頰の中央に筆先をのせ、外側に向かってブラシを大きく動かしてのばす。力を入れず一回で。

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3 額はごく薄塗りで、軽やかさを死守

同様に反対側の頰、あご、鼻の広い面にもブラシに少量ずつファンデーションをつけ足しながら広げ、額は最後に。ブラシに残った分だけでごく薄くカバーして抜け感を出す。中央から左右にブラシをスライドさせて、髪の生え際まで広げる。

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4 細かい部分は細いブラシで守備固め

目のまわり、小鼻、口角には、細いブラシ(B)を使用。ファンデーションの量が多すぎるとパーツの端にたまって汚くなるので、ブラシの先端に少量を取って手の甲などでよくなじませてから、小鼻や口角の丸みに沿わせるようにやさしく塗る。

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カットソー¥19,800/スドーク カスタマーサポート(スドーク) インビジブルエッセンス ルースパウダー トランスルーセント(5g)¥4,950〈9月16日発売〉/ADDICTION BEAUTY

5 お粉でテカリを先制防御し、洗練度UP

秋らしい品のあるツヤに着地させるためお粉を。パウダーブラシ(C)に含ませ、余分な粉をしごき落としてから、額→眉頭から鼻の側面→小鼻まわり→頰からフェイスラインの順にふわっとのせて。頰の高い部分と鼻筋は避け、グロウ感を温存。

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トーンパーフェクティング パレット 00 ¥4,950/コスメデコルテ

6 コンシーラーはお粉の上からミニマムに

コンシーラーは❺で仕上げた肌と同じ色になるよう調整し、カバーは最小限に。クマやくすみは、目もとのくぼみの線の上をなぞるだけ。全体を隠そうとしないこと。ニキビ痕やシミは、色を消すように点置きし、境目はぼかさなくてOK。

クッションタイプの場合

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tips 外側にかけて手圧を弱めながら置き塗り

(右)パフの上半分にファンデーションを含ませる。フタの裏側に軽く押しつけると、全面に適量が行き渡る。
(左)カバーしたい頰の内側にパフをポンと置く。次にそのすぐ隣にポン、というふうに外側に向かって徐々に手圧を弱めながら置き塗りしていくと、自然なメリハリがつく。

パウダリータイプの場合

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tips カバーを先に済ませパウダリーは極薄に

パウダリーは付属のスポンジなどで、ソフトタッチで薄く均一につけるのが鉄則。目もとのくすみなどの色ムラはパウダリーを重ねて隠すより、あらかじめコンシーラーを仕込んでおくほうが、厚ぼったくならない。素肌と同じ色のコンシーラーを肌に面でのせ、指で薄くぼかし込んで。

完成度をさらに底上げ! 名捕手アイテムをドラフトせよ!

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肌にメリハリを添えたり、足りない部分をフォローしたり。さらなる高みを目指せる、サブアイテムの選抜方法を解説

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水ツヤハイライト

「セミグロウ肌のハイライトは、リキッドタイプが◎。仕上げのお粉の前にごく小範囲にきかせることで、ファンデーションの魅力を引き立て、水を感じるツヤをかなえてくれます。パウダリーの場合は下地のあとに差し込んで」(松井さん)。
d 便利な筆ペンタイプ。ラベンダーパールが、フレッシュな透明感をもたらす。リキッド ハイライター ペン 01 ¥2,860/PAUL & JOE BEAUTE
e 肌の上にきちんととどまり、濡れたようなツヤを放つオイルベース。ルナソル デューイベアリフレクション EX01 ¥3,300〈限定品〉/カネボウ化粧品

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tips 狙いを定めてツヤをオン

中指に取って第一関節分広げてなじませたら、目尻の下の光が集まる部分にポンポンと置くように塗る。広くぼかさず、スポット的に光らせる。

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血色溶け込みチーク

「チークは血色と骨格を補うものと心得ること。肌の延長にあるベージュ系の血色カラーを選び、仕上げのお粉のような感覚で、ごく少量をふんわり薄く。色みをギリギリ感じるくらいが適量」(松井さん)。
f パウダーとは思えないほど、しっとり粉感のない使用感。3色のクリアパールを配合し、あらゆるトーンの肌に浮かずになじむ。ブラッシュ カラー インフュージョン R2 ¥3,850/ローラ メルシエ ジャパン
g 上質な絹のように、スルリと肌に密着。繊細なピンクパールが高揚感を添える。メルティング パウダー ブラッシュ 09 ¥6,050/SUQQU

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tips 太めブラシで広く淡くふわり

鼻の横からこめかみに向かって、大きな逆三角形に入れる。余計な粉を落とし、色がつくかつかないかくらいの少量を広げて。アウトラインもぼかす。

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ピンクツヤ下地

「下地もほのかなラメやパールなどが入ったピンク系にシフトすることで、よりトーンアップして垢抜けた印象に。顔全体に使うと、血色が透けるようなヘルシーさを醸し出せる。光感の強いものは、局所的に。目の下や鼻筋のほか、上唇の山やあご先にも入れてみて」(松井さん)。
h ゴールド&レッドパールがフレッシュなツヤを放つ。メイクアップベース リミテッド エディション EX-01(30㎖)¥4,070〈限定品〉/RMK Division
i 淡いピンクのベールのように肌を包み、潤いをシールド。ほのかな輝き。rms beauty ラディアンスロッキングプライマー(30㎖)¥5,830/アルファネット

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スポットコンシーラー

「カバー力の高いリキッドやクリームタイプのファンデーションは、濃いシミや疲れて見える影の線だけをソリッドに狙えるよう、固めなテクスチャーのコンシーラーを。周りをぼかしたりせず、塗りっぱなしでOK。パウダリーの場合は、コンシーラーであらかじめくすみをカバーする必要があるため、的確な位置に薄くフィットさせられるチップタイプが最適」(松井さん)。
j 表情の動きにもヨレにくく、皮脂も吸着。ザ コンシーラー 02(5g)¥3,300/アナ スイ コスメティックス
k 旬の明るめピンク肌にマッチするシェード。マットすぎない質感。トーンパーフェクティング パレット 00 ¥4,950/コスメデコルテ

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透明感パウダー

「余分なツヤやテカリを抑えるための存在なので、ファンデーションの仕上がりを損ねず、粒子が細かくて粉感が残らないタイプを選びます。塗り方を心得れば、ツヤ感にメリハリが生まれ、肌が締まって見えますよ」(松井さん)。
l 重ねても白膜感が出ず、フレッシュに仕上がる。インビジブルエッセンス ルースパウダー トランスルーセント(5g)¥4,950〈9月16日発売〉/ADDICTION BEAUTY
m アミノ酸のコート剤やアルガンオイルが、なめらかな肌溶けと高保湿の秘訣。ルース フェイス パウダー 01(20g)¥5,500/マリークヮント コスメチックス

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