【香水】フランシス・クルジャンがリアーナから着想した「現代の官能性」とは? ディオールから「ジャドール インテンス」誕生。

今を映す香り、新生「ジャドール」 Perfumer of Diorフランシス・クルジャン

ディオール パフューム クリエイション ディレクター、フランシス・クルジャン

1999年の誕生以来、「ジャドール」は女性の強さと光の象徴として、ディオールの香りを代表してきた。2026年、長年にわたり愛され続けてきたこの名香に「ジャドール インテンス」が新たに加わる。再解釈したのは、ディオール パフューム クリエイション ディレクター、フランシス・クルジャン。そのインスピレーションの背景には、ミューズであるリアーナがいる。

「リアーナが放つ圧倒的な存在感は、優雅さとエンパワメントを併せ持つ、今の時代の女性像そのものです。彼女のエネルギーは、『ジャドール』のDNAに新しい視点をもたらしてくれました」とクルジャンは語る。さらに彼は、リアーナを香りの体現者として捉える。

「リアーナの肌に溶け込む『ジャドール』を想像しました。彼女の動き、カメラとの距離感、揺るぎない自信。それらが示す"現代の官能性"を、香りとしてどう解釈できるかが出発点でした」。

「ジャドール」の象徴であるセンシュアリティに、リアーナならではのモダンな感性が重なることで新たな表情が生まれた。

ジャドール インテンス/パルファン・クリスチャン・ディオール

ジャドール インテンス(35㎖)¥12,200〈3月20日発売予定〉/パルファン・クリスチャン・ディオール

さらにクルジャンが掲げたテーマは、伝統と革新の両立。「『ジャドール』は唯一無二のフローラルブーケ。その本質は守らなければなりませんが、同時に現代では、より肌の近くで香る官能が求められているのです」。そこで彼は、フローラルノートのフルーティな側面に着目した。ジャスミンには太陽の温かさを、イランイランには蜜のようなとろみを、ローズには熟した果実の丸みを与えるよう設計。そこにバニラやサンダルウッドのクリーミーな余韻を重ねる。すると香りはより豊かに、立体的に、そして肌にやわらかく広がるように。

「現代の女性には、強さとやわらかさが同時に存在しているように感じます。果実の質感やクリーミーさは、その二面性を表現するのにふさわしかったのです」

こうして、「ジャドール」の普遍的なフローラルは、時代の感覚を映し、より親密な官能を宿す「ジャドール インテンス」へと昇華された。

また、「ジャドール」は一つの花ではなく、複数の花々が調和することで成り立つ香り。そのため、クルジャンはどれか一つの素材を強調しすぎないことを最も意識したという。

「『ジャドール』は構造で語る香り。一つの香料を主役にすると、バランスが崩れてしまう。温度、テクスチャー、密度といった香りの質感そのものを変えることで、新しさを加えました」。数々の名香を生み出してきたクルジャンならではのセンスが、こうした細部の積み重ねの随所に感じられる。

「『ジャドール』は、女性の変化とともに進化してきました。私はその今を忠実に描いただけ」

強さと官能の新しいバランスを追求した「ジャドール インテンス」。そのニュアンスを、まずは肌の上で感じてみてほしい。

ジャドール インテンス

商品名

ジャドール インテンス

ブランド

パルファン・クリスチャン・ディオール

サイズ

35㎖

価格

¥12,200 〈3月20日発売予定〉

フランシス・クルジャンプロフィール画像
ディオール パフューム クリエイション ディレクターフランシス・クルジャン

調香師。数々の名香を創作。2009年に自身の名を冠したブランドを設立。2021年からディオールのパフューム クリエイション ディレクターとして活躍を続ける。