【ベストコスメ】モード・プロが選んだベストカラーズ編

気持ちを高揚させるコスメティックスが続々と生まれた2024年。モードラバーが選ぶトレンドのカラーとは? ビューティシーンと記憶に残る、紛れもない名品がここに

気持ちを高揚させるコスメティックスが続々と生まれた2024年。モードラバーが選ぶトレンドのカラーとは? ビューティシーンと記憶に残る、紛れもない名品がここに

【ベスト・オブ・カラーズ】 SUQQU ブラーリング カラー ブラッシュ 03

【ベスト・オブ・カラーズ】 SUQQU ブラーリング カラー ブラッシュ 03
ニット¥24,200/オーバーリバー(クレプスキュール) 中に着たTシャツ¥4,620/ギャレット(フルーツオブザルーム) イヤカフ¥45,100/ENEY松屋銀座(エネイ)

鮮やかな発色と肌が透ける艶めきを両立させたのは、進化を遂げた粉質。独自の"オイリーレス処方"が、パウダーチークを新しいフェーズへと引き上げた。03「夕波」は、ピンクからベージュへとたゆたうようにグラデーションを描く、至高のカラーバランス。定番を再構築した逸品は、大人の頰をライブリーに染め上げる。

SUQQU ブラーリング カラー ブラッシュ 03

¥6,600/SUQQU

今っぽさとヘルシーさを合わせもつ血色チークは誰もが求め続けた新王道

Rie Shiraishiさん

「単色でも混ぜても使える、オールマイティなダブルチーク。ナチュラルな血色感と立体感の妙で、"今っぽい顔"に仕上がります」 (Rieさん)

「さまざまな肌トーンになじむ。デイリーに寄り添う、軽やかなつけ心地も理想的」(Tamayoさん)

「パウダー状のアイテムをベースメイクアップに取り入れることが気分だったので、このチークの質感と塗り心地がマッチ! 少し幅広めにぼかしても透け感があるので色が主張しすぎず、目もと、口もととのバランスが上品に整う」(Kanakoさん)

「夕波という名前通り、夕焼けを想起させるカラー。さっと塗るだけで上品な印象に」(TOZUKA)

【ベスト・オブ・ファンデーション】ディオール ディオールスキン フォーエヴァー スキン パーフェクト スティック

【ベスト・オブ・ファンデーション】ディオール ディオールスキン フォーエヴァー スキン パーフェクト スティック
全6色¥7,040/パルファン・クリスチャン・ディオール

肌の上で滑らせれば、しなやかなパウダー質感に変容。補正フィルターをかけるようにパーフェクトな仕上がりを演出しながら、86%を自然由来成分で組成している。保湿力との相乗効果で、素肌そのものの美しさをボトムアップ。スティック一本で美肌をまとうことができる、新時代の幕開けを告げるファンデーションだ。

手間要らずなのに自然なカバー力。このスティックは、私の"最適解"

栗山愛以さん

「年齢とともにベースメイクアップに気を使わねば、と思いつつ、人工的な印象にはしたくない。手軽なのにカバー力があり、自然に仕上がるこのファンデーションは、まさに求めていたもの」(栗山さん)

「ファンデーションは、ピンポイントで使って、自身の肌の質感やツヤを生かすのが好き。なので悩みの箇所に的確に塗れるスティック状は、どストライク。自分らしい肌への正解を発見!」(前野さん)

「スキントーンより暗い色を選んでシェーディングとして。明るい色ならハイライトに。そんな応用力の高さも素晴らしい」(編集R)

【ベスト・オブ・アイシャドウ】アディクション ザ アイシャドウ パレット+ 003

【ベスト・オブ・アイシャドウ】アディクション ザ アイシャドウ パレット+ 003
ベスト¥52,800/ショールームリンクス(ジュン ミカミ) 中に着たTシャツ¥15,400/ダン ピアス¥550,000/シンゾーン 表参道本店(コロル×シンゾーン)

オーセンティックな色調と、多彩な質感の組み合わせが人気のパレット。新たにスキンケア機能を搭載し、重ねても厚みを感じず、溶け込むような肌なじみを実現した。特に支持を集めたのはゴールドを帯びたスキントーン4色をセットした003番。目もとの個性を引き立て、タイムレスに輝くまなざしを約束する。

アディクション ザ アイシャドウ パレット+ 003

¥6,820/ADDICTION BEAUTY

ゴールドトーンが色合わせの鮮度を上げ、印象的な目もとをかなえる

KIE KIYOHARAさん

「タイプの異なるベージュのセットは、誰にでも似合う万能さ。どう塗ってもなじんで、洗練されたムードに仕上がる」(KIEさん)

「最近のファッション界は、空前の茶系ブーム。メイクアップも同色でまとめるのが今の気分です。あまりアイメイクアップをしてこなかった私でも使いやすい、肌から浮かない色み」(鈴木さん)

「ゴールドパールが美しい4色。中でも左上のスパークルカラーが突出して素晴らしい。しっかりきらめくのにやりすぎ感は皆無。大人の顔を美しく、そして華やかに見せるパレットです」(TOZUKA)

【ベスト・オブ・プライマー】NARS ライトリフレクティング トーンアップヴェール

【ベスト・オブ・プライマー】NARS ライトリフレクティング トーンアップヴェール
Tシャツ¥15,400・中に着たTシャツ¥17,600/ショールームリンクス(ババコ)

名品パウダー"リフ粉"シリーズに連なるトーンアップ下地が誕生。創業者フランソワ・ナーズの哲学に則り、肌が内包する光を反射させて、透明感をブースト。81%をスキンケア成分が占めるハイブリッド処方で、今の素肌はもちろん、未来の素肌も輝かせる。

NARS ライトリフレクティング トーンアップヴェール

SPF27・PA++(30㎖)¥6,380/NARS JAPAN

光の反射をモードにコントロール。極上の透明感を運ぶトーンアップ下地

編集G

「唯一無二の価値観を生んだ"リフ粉"から、そのフィロソフィーを応用し、別領域に拡張させたアプローチが面白い。理想的なお手入れをした直後のような、くすみ知らずの肌へ。スキンケア発想である点も、日常を忙しく過ごす現代人にフィット」(編集G)

「スーッとのびてパッと仕上がり、細かいアラを光で飛ばす。カジュアルな外出なら、これとコンシーラーで完結できる」(HOMMA)

「自身の肌ツヤをアップして透明感を引き出す仕上がりは、他にはない。少しのクマならこれ一本でカバー可能」(渡辺さん)

【ベスト・オブ・リップ】プラダ ビューティ リップ バーム オプティマイジング ケア U011

【ベスト・オブ・リップ】プラダ ビューティ リップ バーム  オプティマイジング ケア U011
各¥7,260/プラダ ビューティ

2024年の上陸以来、ブランドのアイコンとなったカラーつきリップバーム。高いケア効果と、ルージュのごとくエレガントな色づきを兼ね備える。ほのかな赤みを宿すノワゼットベージュのU011。自らの唇の色と溶け合いニュートラルな美しさを引き立てて、面差しに寄り添う。

肩肘張らない上品な色づきが、モードな装いにフィットする

早川すみれさん

「自然な色づきは、デザイン性の高い服を着た日に合わせるのに最適。高いケア成分を配合しているので、唇が荒れにくくなっている実感も。高級感あるパッケージにも気分が上がります」(早川さん)

「ファッションのトレンド色でもあるベージュを、唇から取り入れることで旬のムードに。憧れのメゾンのリップは、持ち歩くだけで背筋が伸び、メイクアップすることの喜びを実感します」(上野さん)

「幅広いスタイリングに合うニュートラルな色みながら、きちんとモードな印象を両立。絶妙なバランス感覚がお見事です」(編集H)

【ベスト・オブ・アイブロウ】ルナソル フェザリー アイブロウジェル 01

【ベスト・オブ・アイブロウ】ルナソル フェザリー アイブロウジェル 01
¥3,300/カネボウ化粧品
眼鏡¥19,800/キングスター(ザベッドフォードホテル)

しなやかな毛流れを演出し、シアーなブラウンが軽やかに色づく。コーミングすることでみずみずしいジェル処方が自眉を際立たせ、表情の鮮度が引き上がるかのよう。ひそやかな存在感でありながら、顔のフレームを定めるアイブロウジェルは、メイクアップに不可欠な一品だ。

軽やかなつけ心地で毛流れをつくり、眉をほんのり自然に染め上げる

渡嘉敷愛子さん

「その名の通り羽根のように軽やかなつけ心地で、仕上がりもナチュラル。色をしっかりとのせるというより、毛流れをつくるようにさっと一回だけ塗ると、抜け感のある印象に」(渡嘉敷さん)

「ほのかに赤みのあるブラウンが、あらゆる肌トーンや髪色に調和。"もとからやわらかな毛質の眉です"という表情に」(HOMMA)

「やわらかいブラウンがほわっと発色。明るすぎて浮くわけでもなく眉一本一本にナチュラルになじみ、垢抜けて見える絶妙な色合い。ブラシで塗るだけとテクニックいらずな点もうれしい」(編集M)

【ベスト・オブ・マスカラ】エレガンス カールアメイジング マスカラ BK10

【ベスト・オブ・マスカラ】エレガンス カールアメイジング マスカラ BK10

ブラックマスカラの人気が復活した2024年、まつ毛を繊細な黒色で染め上げる本品に賞賛が集まった。かつてない細さのブラシが毛を根元からカールアップし、重さを感じさせることなくしなやかにロック。時流にとらわれずベーシックを極めた美しさが、ここにある。

エレガンス カールアメイジング マスカラ BK10

¥4,400/エレガンス コスメティックス

エフォートレスな仕上がりなのに顔を"よそ行き"にしてくれる

森山和子さん

「とにかく上向くカール力で、ナチュラルだけれど盛れる目もとに。まつ毛が上がると瞳に光が入って自分でもわかるほど顔に明るさが生まれるので、マスカラのパワーを再実感しました」(森山さん)

「ナチュラルに目もとを縁取りたいとき、まつ毛の根元だけにマスカラを塗るのですが、このブラシの小ささが最高。根元を狙いやすく、カールをキープできるので重宝しています」(Asamiさん)

「適度に束感のあるまつ毛が好み。極細のブラシはまつ毛を一本一本まとめやすく、理想のデザインがかないます」(丸山さん)

ビューティ・プロ20名が選出(五十音順)

安倍佐和子さん (ビューティエディター)
有泉志乃さん(メイクアップアーティスト)
石橋里奈さん (ビューティエディター)
浦安真利子さん (ビューティライター)
小川由紀子さん(ビューティエディター&ライター)
平 輝乃さん (ビューティエディター)
貴子さん(医師)
巽 香さん(ビューティエディター)
藤井優美さん (ビューティエディター)
松井里加さん(メイクアップアーティスト)
摩文仁こずえさん(ビューティライター)
MICHIRUさん(メイクアップアーティスト & ビューティディレクター)
安井千恵さん(ビューティエディター)
横溝なおこさん(ビューティエディター)
編集部ビューティ担当 編集 G・H・M・R・HOMMA・TOZUKA

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