メイクアップアーティスト・松井里加さんが選ぶ、"透明感をもたらすベースメイクアップ"
ナチュラルな光を重ねて、肌本来の輝きを引き出して
旬を感じる大人のベースメイクアップには、素肌に近い自然な抜け感が大事。マイナスの部分を厚塗りして隠すのではなく、ツヤで飛ばすイメージで仕上げるのがコツ。テクスチャーの進化もめざましく、薄づきでもきれいにカバーできます。ブルーやパープルなどの青みカラーも上手に取り入れて、澄んだスキントーンを目指して。
1 「高いカバー力がありながら、肌そのもののように見える。"自分史上最高の素肌"とも称すべき、唯一無二の仕上がり。硬めのハードワックスを使用した特殊なテクスチャーがピタリと密着し、崩れにくい点も優秀」。
カモフラージュ ファンデーション コンパクト¥1,430・リフィル¥4,180
2 「小鼻やクマなどの気になる部分に。濃淡のある2色がセットになっていて、濃い色をのせたあと薄い色を重ねると自然に隠すことができます」。
カモフラージュ コンシーラー¥4,400/UNMIX
3 「目の下の三角ゾーンに軽くオン。トレンドのブルーで、透け感のあるやわらかい印象に」。
スキンリフレクト カラーコレクター 005 ¥3,850/ADDICTION BEAUTY
4 「額や小鼻にさらっとのせて。硬質ながらマットすぎない薄膜のパウダーなので、ツヤ感も同時にかないます」。
カネボウ クリスタライズドフィックスパウダー 01 ¥7,150/カネボウインターナショナルDiv.
5 「肌なじみのいい青みピンクで、ナチュラルな輝きを演出。頰骨の高い部分や、眉間から鼻筋にかけて短く入れて」。
ルナソル ラディアントスティックN 02 ¥4,950/カネボウ化粧品
ビューティエディター&ライター・森山和子さんが選ぶ、"¥2,000以下で買えるプチプラ名品"
プチプライスを上手に活用して流行も臆せずトライ
メイクアップトレンドを製品化するまでのスピードがとにかく速いところが、リアルプライスブランドの強み。海外の流行が、日本の感覚に合わせてチューニングされているところもいいですね。価格以上に高品質なのはもちろん、発色が強すぎないラフな質感もポイント。ナチュラルな印象に仕上がるので、大人でも使いやすい!
1 「アイラインを欠かさない私の、今期のベスト。描きやすさと持ちのよさが抜群で、影のように溶け込んでいく色みも絶妙」。
リリミュウ ロングキープライナー 02 ¥1,760/コージー本舗
2 「韓国のメイクアップアーティスト、イサベの影響でコントゥアリング熱が高まっています。このアイテムなら、普段のメイクアップにもなじむ自然な陰影がかなう」。
シェーディングペンシル 02 ¥660/セザンヌ化粧品
3 「人気ブランドがファミリーマートと共作した注目品。ブラウンベージュのような落ち着いたカラーで、大人に似合う血色感がお気に入り」。
ウォーターグラスティント 04 ¥990/hana by hince
4 「まるで眉毛をカラーリングしたような高発色! 粉っぽくならず、毛並みまで美しく見せる仕上がりに脱帽」。
ヴィセ フラッフデザイン アイブロウカラー BR-01 ¥1,100(編集部調べ)/コーセー
5 「肌本来の透明感を引き出し、内側からハリのある肌に見せる、絶妙な色とツヤ感。ベースメイクアップと重ねてもヨレない質感も秀逸で、ブランドの本気を感じる!」。
リップ & チーク バーム RD-10 ¥550/ちふれ化粧品
メイクアップアーティスト・KIE KIYOHARAさんが選ぶ、"旬な目もとをつくるアイメイクアップ"
淡いカラートーンで物語性のある表情に
春夏のファッショントレンドで目立ったのが、プラダやミュウミュウのような、ドリーミーでミステリアスな女性像。フェミニンな洋服に合わせて、メイクアップも主張しすぎず、ピュアなムードでまとめたい。パステルカラーやヌーディなベージュが大活躍しました。個性を感じる色や質感を選んで、幻想的な中にもエッジを立たせて。
1・2 「ブルーやピンクのパールに、少しグレイッシュなニュアンスが加わった色で、甘すぎない印象に。透けるようなラメも、今年らしいムードを体現しています。アイラインや目頭に入れるなど、ポイント使いにおすすめ。そして、黄緑がかった薄いイエローも、今期のキーカラー。絶妙なくすみ加減で挑戦しやすく、まぶた全体に薄く広げると、新鮮な表情を生みます」。
インフィニシェイド シングル アイシャドウ 12・04 各¥3,080(セット価格)/RMK Division
3 「ペールトーンと並んで、90年代調のヌーディなブラウンの目もとが気分。マットな質感が、しゃれて見えるカギ。右上をアイホール全体にのせたら、左下の色を二重幅にぼかし、下まぶたにも入れて。にじむようなスモーキーアイに仕上がります」。
アイ クアッド 02 ¥8,360/バーバリー ビューティ
4 「アイシャドウが薄い分、マスカラは濃いブラックで引き締めて。まつ毛の間を埋めるようなイメージです。目の形に合わせて湾曲したつくりになっているので、根元からつけやすく、まさに理想形」。
スコープ ラッシュ エクステンディング ボリューム マスカラ¥6,380/プラダ ビューティ
ヘア&メイクアップアーティスト・岡田知子さんが選ぶ、"小顔のためのプラスワンアイテム"
パーツごとに質感を分けてメリハリのある顔立ちに
ふんわりした色合いや、ワントーンのポイントメイクアップが主流だった春夏。ともすれば膨張しがちですが、骨格の輪郭をハッキリ出すことで、モードな表情を演出できます。その点今期は、陰影づくりに特化したコスメティックスが豊作。光と影をそれぞれのパーツに細かく仕込むことで、引きで見たときに小顔に仕上がります。
1・2 「眉の下に使うハイ&ローライト。骨をなぞるように02番を入れ、眉山の上に01番を。眉毛の印象が際立ち、顔全体が引き締まります」。
HBL シークレットスティック 01・02 各¥3,300/HBL BEAUTY
3 「計算し尽くした4色を混ぜ合わせるだけで、素肌の延長のような陰影が完成。耳の後ろから自分の輪郭をなぞるイメージでつけて」。
プリズム・リーブル・ブロンザーパウダー 全2色¥7,480〈6月4日発売〉/パルファム ジバンシイ[LVMHフレグランスブランズ]
4 「トレンドのツヤ感あるベースには、マットなチークがおすすめ。質感の差が際立ち、頰を高く見せてくれます」。
テラコッタ ブラッシュ 02 ¥7,590/ゲラン
5 「頰骨の上にオン。ベースに仕込んでおくことで、一日中テカらずにきれいなツヤを演出」。
イルミネイティングジェム セラムプライマー 02 ¥3,850/ジルスチュアート ビューティ
6 「ハイライトでフューチャリスティックな青みカラーを取り入れて、一気に今年らしく。吸引力のある色を加えるとそこに視線が集中し、メリハリのある顔印象に」。
グリッツストーンハイライター HL03 ¥2,090/ビナウ(fwee)