今シーズン気になるのは、顔の輪郭や目鼻立ちを際立たせるコントゥアリングアイテムの充実度。それもうれしいことに、「コントゥアリングは難しそう… 」というイメージを払拭する、テクニック不要のものばかり。いつものベースメイクに1ステッププラスするだけで垢抜け顔になれてしまう。ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんに教えていただいた、この秋のコントゥアリングアイテムの傾向と使い方のコツも参考に、立体感や小顔感を自由に操って。
すぐに取り入れられるテクニックに定評があり、雑誌や広告、映像などで引っ張りだこ。最新刊の『長井かおりからのお知らせです そのメイクの常識、ちょっと前に変わってます!』(講談社)も好評。ベーシックからトレンドまでチェックでき、メイクアップのレクチャーやQ&Aコーナーなどメイクアップ上手になれる情報満載で人気のYouTubeチャンネル、「おしゃべりメイクBOX」は毎週金・土曜20時に公開!
「今、コントゥアリングすることはベースメイクアップのマストステップ」
「トーンアップ下地の人気が定着したり、ファンデーションの追加新色に明るい色が登場したりと、肌を白く明るく仕上げるベースメイクアップがトレンド。ただ明るくするだけでは肌だけが目立ちすぎたり、のっぺりとした印象になりがちなので、骨格を美しく見せたり、顔立ちにメリハリをつけたりするワンプロセスが必要に。そこでこの秋、コントゥアリングアイテムがたくさん登場しているのだと思います。チェックしたいのは、ちょっとくすんでいてハッキリ何色と言えないような、あいまいなカラー。白く明るい肌にすんなりなじみ、色のコントラストはつけないのに、きちんと陰影を感じさせてくれるので、自然なコントゥアリングができます」(長井かおりさん)
「チークカラー、ハイライトカラー、シェーディングカラーを組み合わせたものは、それぞれの質感を変えることでよりノーテクニックに、よりナチュラルにコントゥアリングができるようになっています。チークカラーをいつものチーク代わりにのせ、ハイライトカラーはそのチークカラーに重ねるように目の下に向かって、シェーディングカラーはチークの下にそっとぼかす程度でOK」(長井かおりさん)
「チークカラー、ハイライトカラー、シェーディングカラーを組み合わせたものは、それぞれの質感を変えることでよりノーテクニックに、よりナチュラルにコントゥアリングができるようになっています。チークカラーをいつものチーク代わりにのせ、ハイライトカラーはそのチークカラーに重ねるように目の下に向かって、シェーディングカラーはチークの下にそっとぼかす程度でOK」(長井かおりさん)
【RMK】シェイド & グロウ フェイスパレット 01
「これが私の素顔」、そう思わせてくれるほどナチュラルなコントゥアリングが、ノーテクニックで叶うパレット。カラーをのせるパーツに合わせて質感、発色、パールの種類や透明感を緻密に設計。これひとつあれば、ナチュラルにもモードにも思うままに立体感を操れる。左のロゴが型押しされたシェーディングカラーは、フェイスラインにのせて陰影を与えつつ透明感を引き出し、その隣のチークカラーは、ライブリーな血色感とツヤをプラス。中央上のハイライトカラーを上下の目頭やまぶたの中央、涙袋にのせれば目鼻立ちが際立ち、その下のシェーディングカラーを眉頭から鼻の付け根、小鼻わきにのせると陰影を仕込むことができる。右のハイライトカラーをチークボーンや眉骨や上唇の山に入れれば、骨格がスッと際立つ。
RMK Division
www.rmkrmk.com
0120-988-271
【ディオール】ディオールスキン ルージュ ブラッシュ カラー&グロウ 287
肌に溶け込むようになじむ軽やかなテクスチャーで、チーク、コントゥアリング、ハイライトがこれひとつでできるパレット。左のチークカラーはピュアな発色で透明感を引き出しながら、柔らかな血色感を演出。右のハイライトカラーは多面パールの繊細な輝きで最大限に光を反射させ、輝きを放つ。287は日本人のために作られたカラーで、ブルーパールが光を反射し、肌の透明感を際立たせる。左のチークを頬の中心に、右のハイライトをチークのワキからこめかみに向けてのせ、内から外にむけて2色をぼかすようにすると、立体感が際立つ。
パルファン・クリスチャン・ディオール
https://www.dior.com/ja_jp/beauty
03-3239-0618
【ポーラ】B.A 3Dオアシス ブラッシュ 01
血色感と艶を頬に集めることで、うるおいがにじみ出るような印象になり、その輝きで立体感を引き出す、チークカラーとハイライトカラーのセット。均一に分散した板状の粉体が、入ってきた光をそのまま跳ね返す正反射効果を発揮し、輝度のある艶をもたらす技術を応用。頬骨から小鼻のラインまで広めに下のチークカラーをぼかし、頬骨から涙袋の手前まで上のハイライトカラーをぼかして。
ポーラ
https://www.pola.co.jp
0120-117111
【SUQQU】ブラーリング カラー ブラッシュ 05
使いやすく、ぼかしやすいを追求し、微細な粉体とオイリーレス処方で、羽のように軽やかな使い心地に。境目がわからないブラーな見た目と同様に、肌にのせたときもカラーの境界線がわからないくらい自然にぼかすことができ、つけ過ぎたりムラになったりする心配はなし。骨格の美しさを引き出して立体感を生むピンクとブラウンチークカラーのセットは、2色をミックスして頬骨にぼかすことでナチュラルにコントゥアリング。
SUQQU
www.suqqu.com
0120-988-761
【KANEBO】ムードブースティングブラッシュ 03
チークカラーとハイライトカラーの色相をあえて離し、色幅のある2色をセット。それぞれのカラーが引き立て合い、色のメリハリで立体感を生む。左のチークカラーにはレッドニュアンスのパールを潜ませてライブリーな血色感のある仕上がりに。右のハイライトカラーには肌の透明感を引き出すパールをブレンドし、艶と明るさを演出。2色を混ぜてフェイスカラー感覚で使えば、奥行き感のある印象に。
カネボウインターナショナルDiv.
https://global.kanebo.com/ja
0120-518-520
【ケイト】3Dクリエイターデュオ EX-1
シェードカラーとハイライトカラーのダブルエンド。上の淡いグレージュはシェードカラー。鼻筋や鼻先、フェイスラインにのせると、自然な影が生まれる。下の偏光パール入りのシアーブルーはハイライトカラー。目周りや頬の高いところ、あご先にのせるとトーンアップし、立体感も透明感も手に入る。リキッタイプで自然にぼかしやすく、アイロン型のチップの平面を使って広範囲にも、先端でピンポイトにも使い分けられる。
カネボウ化粧品
https://www.nomorerules.net/
0120-518-520
【レブロン】ブラッシュ デュオ 004
肌に溶け込むように血色感と艶を出すチークと、くすみを抑えてトーンアップする淡いピンクのハイライトカラーで、顔立ちに立体感が。微粒子パウダーが肌にしっかりフィットして、ナチュラルな仕上がりに。うるおい成分のセラミドやチアシードオイルなども配合し、しっとりなめらかなつけ心地。004のチークカラーは、イエベにもブルベにもマッチするアーモンドブラウン。
レブロン
https://www.revlon-japan.com
0120-803-117
【エスポア】トーンペアリングチーク 02
肌のトーンとペアリングすることで、ナチュラルなコントゥアリングが叶う。サラッとした感触のマットなチークカラー2色と、クリームのように柔らかな質感のシアーなハイライトカラー1色。チークカラーの淡いコーラルピンクは頬骨を中心に幅広く、自然な血色感のピーチコーラルを頬骨に、繊細なキラメキのピーチベージュを頬骨の上や目の周りのCゾーンに。重ねても色がにごることなく自然に混ざり合い、毛穴をぼかす効果もあり。
エスポア
https://www.instagram.com/espoir_jp/
「肌に血色感を与えて明るく見せることで、肌に光を回してナチュラルな立体感をつくるチークやフェイスパウダーは、いつものチークの位置に入れるだけで顔立ちにメリハリがつけられます。大きめのブラシでふんわりと顔全体にぼかし、肌をよりトーンアップさせても。ペンシルタイプのハイライターは、鼻筋や頬骨のあたりにピンポイント的にぼかして」(長井かおりさん)
【カバーマーク】ライティング カラー パウダー 02
チークのようでチークとはひと味違うカラーパウダー。光の透過性の高いパールを配合することで、光のあるところでならどこでも内側から発光するような光を放ち、連鎖するような光感が顔全体に明るさと艶をもたらす。チークのように使えばそこに光が集まって顔立ちにメリハリをつけ、額やこめかみ、あご先にぼかせばくすみを払い、肌と一体化するような血色感をまとえる。
カバーマーク
www.covermark.co.jp
0120-117133
【インウイ】チーク 04
光を集めることで、単色なのにハイライトまでつけたかのような立体感がこれひとつで完成。この秋の新色、ソフトベージュは温かなムード。顔立ちを際立たせながらナチュラルな血色感まで際立たせる。専用のブラシはなでるだけで骨格の高い位置に自然につけられる設計。頬の中央から外側にサッとぼかすだけでコントゥアリングできる。肌にうるおいを与えるケア成分も配合し、つけたての美しい仕上がりが続く、機能性の高さも見逃せない。
資生堂お客さま窓口
https://inoui.shiseido.co.jp/
0120-81-4710
【エトヴォス】ミネラルシャイニーハイライト ピンクグロウ
クリアなシルバーパール、優しく温かなレッドパール、ツヤめくゴールドパールの3つが、光がギュッと濃縮したかのように発色し、ハイライト効果を発揮。くすみによって作られた影を、立体感をもたらす陰影へと変えてくれる。くすみやすく光を感じさせたい目まわりに、負担をかけずにスルスルとぼかせる太めの芯のペンシルタイプ。頬の高い部分やおでこ、目頭、目尻のCゾーン、鼻筋にのせてぼかせば、ハイライト効果でメリハリのある顔立ちに。
エトヴォス
etvos.com
0120-0477-80
3)明るい肌にもマッチするシェーディング、ブロンザー
「赤みニュアンスを含むことで、白く明るい肌にもなじみやすくなっている、この秋のシェーディング。骨を削るような感覚で、顔の骨の部分にのせるとシャープな顔立ちに。ノーズシャドウとして鼻筋にのせるのもいいですが、耳の下からあご先を通って反対の耳下まで、フェイスラインの骨にそってのせてみて。キュッと引き締まった小顔感を演出できます」(長井かおりさん)
【YSL】オールアワーズ ハイパーブロンザー 02
光沢感をほのかに感じる、ソフトマットな仕上がりのブロンザー。付属のパフに少量を含ませてそっとすべらせれば、乾燥や崩れを防ぐフェイスパウダー感覚で。手持ちのチークブラシで頬骨下にふんわりとなじませれば、簡単にメリハリのある小顔印象に。約90%が自然由来成分のスキンケア発想で、透明感を保つナイアシンアミドやうるおいを保つヒアルロン酸も配合。
イヴ・サンローラン・ボーテ
www.yslb.jp
0120-526-333
【ゲラン】テラコッタ ブロンジング パウダー マルモ サン
プッチとコラボレートした特別な限定メイクアップコレクションに、コントゥアリングアイテムが。それは、地中海に浮かぶ太陽が描き出す波紋からインスピレーションを受けた「マルモパターン」をまとったブロンザー。移り変わる太陽の輝きを納めたようなゴールドやローズ、ブラウンをブレンドして顔全体にぼかせばメリハリを演出し、引き締まった顔立ちに。
ゲラン
guerlain.com/jp/ja-jp
0120-140-677
【MiMC】ミネラルクリーミーチーク 15
陰影と骨格を際立たせる、モードで洗練された印象のベージュブラウン。細かなパールが陰影をつくり、透明感もプラス。頬にチークとしてのせても、フェイスラインにシェーディングとして入れても、ナチュラルにコントゥアリングしてくれる。植物美容オイルにミネラルパウダーを練り込む処方で、メイクアップしながら保湿とエイジングケアも叶う。
エムアイエムシー
www.mimc.co.jp
03-6455-5165