肌は人柄を語る、と言っても過言ではない。だからこそ、内に秘めた知性がさりげなく透けるような質感へと仕上げたい。さらなる薄膜へと進化するベースメイクアップの新アイテムを味方につけて、理想の肌を手に入れる
肌は人柄を語る、と言っても過言ではない。だからこそ、内に秘めた知性がさりげなく透けるような質感へと仕上げたい。さらなる薄膜へと進化するベースメイクアップの新アイテムを味方につけて、理想の肌を手に入れる
〝透明感″こそが知性を引き寄せる
メイクアップ・アーティスト 松井里加さん
今季は、気品のある薄膜仕立ての肌がキーワード。その人自身の"生きる芯"が透けて見える 仕上がりが、知性を呼び込みます。言うなれば"すっぴんのアップデート"を いかにうまくできるかがカギ。下地、ファンデーションを繊細なヴェールのように 一枚一枚丁寧に重ねて。さらなる透明感を引き出す、青みのチークをベースメイクアップの 延長として活用するのもおすすめ。肌の主役はあくまでも自分。過度な隠ぺい感や余計な粉感が 漂うことのない清涼感のある低温の肌で、表情からスマートさをにじませて。
計算された〝ツヤ″がしなやかな知性を語る
メイクアップ・アーティスト 岡田知子さん
めくるめく表情に追随するツヤを、どう演出するか。 これこそが知性ある肌の最大のポイントと考えます。ハイライトを効果的に使いこなせる人は、 それだけでスマート。顔の立体感を自然に引き出せば、生命力あふれる多幸感をまとえます。 ポイントは、2種のハイライトを顔の部分ごとに使い分けること。適材適所のハイライトを 賢く使って段階的に光を仕込み、表情豊かでありながら崩れにくい肌を目指します。 大事なのは、肌悩みを隠すよりパーツを引き立たせるという思考。 その気持ちでベース全体を仕上げると、レスをしつつも丁寧な印象に。
薄膜の知性肌がつくれる最新ファンデーション
テクノロジーによって粉体が進化し、限りなく薄づきでありながらカバー力も担保するファンデーションが続々登場。優れたスキンケア効果も期待でき、まとうたびに美肌に