ヘンリー王子、王室称号を使わずにスノーポロ大会に参加。留守番メーガン妃はSNSでその活躍ぶりをしっかりチェック

12月22日(現地時間)、サセックス公爵ことヘンリー王子(41)がスノーポロ大会に友人の代理で出場し、王室の称号を使用しなかったことが話題となっている。

サセックス公爵ことヘンリー王子(41)は、先週米コロラド州アスペンで開催された「セント・レジス・ワールド・スノー・ポロ・チャンピオンシップ」に友人の代役で出場。その際、王室の称号を使用せず、「ハリー・ウェールズ」とアナウンスされた。

ヘンリー王子とメーガン妃

ヘンリー王子とメーガン妃 Photo : Getty Images

まるで“ハリー・スタイルズ”かのような響きだが、「“ハリー・ウェールズ”と紹介され、王室の称号は一切言及されなかった」と関係者は米メディア『Page Six』に語った。さらに、「彼は親友のナチョ・フィゲラス(48)と一緒にポロを楽しむために来ていただけ。称号は関係なし。ただ純粋に楽しむためです」と付け加えている。

米メディア『PEOPLE』がヘンリー王子の広報担当者にコメントを求めたところ、ヘンリー王子がこのスポーツイベントで友人の代役を務めたことは間違いないと回答。正真正銘のヘンリー王子だったようだ。

スノーポロ中のヘンリー王子

スノーポロ中のヘンリー王子 Photo : Getty Images

プロのポロ選手であるナチョはヘンリー王子の親友で、2人は12月17日(現地時間)の早い時間に一緒にスキーをしている姿も目撃されている。アスペン・スノー・ポロのインスタグラム投稿によると、2人は同じチームではプレーせず、ヘンリー王子はアスペン・バレー・チームで、ナチョは息子のアルデモとイラリオとともにセント・レジス・チームで出場したという。

アスペン・スノー・ポロのインスタグラムでは、出場選手として「プリンス・ハリー」と表記はされているが、会場で「ハリー・ウェールズ」と呼ばれたというのは驚きだ。「ウェールズ」は、ヘンリー王子とウィリアム皇太子(43)が学生時代やイギリス空軍で使用していた姓で、チャールズ国王(77)がかつて持っていたプリンス・オブ・ウェールズの称号に由来している。

ヘンリー王子

試合に真剣に臨むヘンリー王子 Photo : Getty Images

イギリス王室では、子どもたちが親の王室称号を基に姓を名乗るのが慣例となっている。現在、王位継承順位1位であるウィリアム王子がプリンス・オブ・ウェールズの称号を持っているため、彼の子どもたちはプリンス・ジョージ、プリンセス・シャーロット、プリンス・ルイと称されている。

故エリザベス女王(享年96)は、2018年の結婚式の日にヘンリー王子とメーガン妃(44)にサセックス公爵・公爵夫人の称号を授けた。2人は2020年に王室公務から退いた後も、その称号を保持している。特にメーガン妃はその称号に強いこだわりを示しており、Netflixシリーズ『With Love, Meghan』のエピソードの中で、自分の姓がサセックスであることを説明し、友人のミンディ・カリング(46)に呼び方を訂正させた。「あなたがずっとメーガン・マークルって言うのが面白いの。私はもうサセックスなのよ」。

ヘンリー王子がスノーポロに出場中、メーガン妃は何をしていたかというと、クリスマス準備のため、アーチー王子(6)とリリベット王女(4)とともにカリフォルニアの自宅で留守番をしていたようだ。しかし、夫の活躍は気になるようで、試合中のヘンリー王子の写真をインスタグラムのストーリーズに投稿し、「Oh, hello there(あらっ、こんにちは)」とキャプションを加えていたと『PEOPLE』は伝えている。王室の称号を使い分けるヘンリー王子と固執するメーガン妃。2人の温度差を感じるエピソードとなった。