キャサリン皇太子妃、スタイリッシュなグレンチェック柄パンツスーツで颯爽と公務に登場。鏡なし・ピンなしの即興まとめ髪を披露し、その早業にファン大興奮!

キャサリン皇太子妃(43)がスタイリッシュなグレンチェック柄のパンツスーツに身を包み、英国繊維メーカーの工場を訪問。作業に参加した際には、豊かなロングヘアを即興でまとめ髪にする一幕もあり、ロイヤルファンを驚嘆させたとメディアがこぞって報じた。

2025年9月11日(現地時間)、ウェールズ公妃ことキャサリン皇太子妃(43)が洗練されたグレーのグレンチェック柄パンツスーツ姿で、サフォーク州とケント州にある伝統的な英国テキスタイルの紡績工場を訪れた。

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2025年9月11日(現地時間)、ソロ公務でサフォーク州とケント州を訪れたキャサリン皇太子妃 Photo:Getty Images

この日、ソロ公務だったキャサリン皇太子妃は、夫ウィリアム皇太子(43)の持つ称号にちなんで「プリンス・オブ・ウェールズチェック」とも呼ばれるグレンチェック柄のパンツスーツを着用。

キャサリン皇太子妃

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シャープなシルエットのジャケットとシガレットパンツはロンドン発ブランド、ベラ・フロイトのもので、イタリア・パルマ発アンダーソンズのクロコ調ベルトでウエストマーク。インナーには英ブランド、ボーデンの黒のカシミアニットトップス、足元にはスチュアート・ワイツマンの黒のスエードパンプスを選び、英ブランド、ダニエル・ドレイパーのフープピアスを合わせた。

英『BBC』の報道によれば、キャサリン皇太子妃は英国の繊維産業の重要性について「長年情熱を注いで」おり、今回の訪問はその「独自の技術」を称えるものだとケンジントン宮殿が説明。英誌『HELLO!』によると、皇太子妃はこの産業と家族的な繋がりもあり、父方の祖先がリーズに拠点を置く毛織物製造・販売会社を所有していたことがあったのだとか。

『BBC』によれば、皇太子妃は、まずサフォーク州のサドベリー・シルク・ミルズを訪問。そこは同地で絹織物を生産している家族経営の会社で、300年以上の歴史があるそう。10代目の経営者という男性は、今回の皇太子妃の訪問は自身の会社と町にとって大きな名誉だと『BBC』にコメント。「(キャサリン皇太子妃は)素晴らしかった。産業について非常に熱心で知識も豊富だった」と語ったという。

キャサリン皇太子妃
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同日の午後、キャサリン皇太子妃はケント州に移動。手描きデザインとスクリーン印刷による家具用生地を専門とする家族経営の繊維会社マリーナ・ミルを視察した。英紙『Daily Mail』によれば、同社はバッキンガム宮殿をはじめ、王室所有の邸宅と関わっており、ウィリアム皇太子夫妻も顧客なのだとか。

同紙によると、キャサリン皇太子妃は同社の専門技術であるシルクスクリーン印刷に挑戦。ジャケットを脱ぎエプロンを着用して作業に取り掛かる際、豊かなロングヘアを鏡もピンも使わずに、実に手際よくお団子ヘアにまとめ、ロイヤルファンを驚嘆させたという。

キャサリン皇太子妃

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米誌『People』によれば、髪をねじってくるくると首の後ろあたりでまとめ、毛先を内側に押し込むというシンプルな方法で、その様子をあるファンが「今日のウェールズ公妃は、ヘアゴムもクリップも一切使わず、いとも簡単にまとめ髪にしている」とXで拡散。

あまりの早業に感心したユーザーたちは、「どうやら彼女はいつもこうしているようだ。しかも乱れて見えない」「この女性には完璧にできないことなんてない。だって、一体どうやってやったの!?」などの書き込みが相次いだと『HELLO!』などが報じた。

『People』によると、キャサリン皇太子妃はこの夏の休暇中、髪色をブロンドに染めていると噂された際、ウィッグやエクステンション説がネット上で囁かれていたため、このときの髪をねじる仕草は「ヘイターに本物の髪だと見せつけているんだ」とジョークを飛ばす声もあったとか。

キャサリン皇太子妃

2025年9月8日(現地時間)、ウィンザーの自宅近くの女性団体を訪れたウィリアム皇太子夫妻 Photo:Getty Images

キャサリン皇太子妃はこの数日前に髪色をおなじみのブルネットに戻し、公務に登場。故エリザベス女王(享年96)の命日にあたる9月8日(現地時間)、逝去3周年に際し、ウィリアム皇太子とともに女王を偲ぶイベントに出席した。

キャサリン皇太子妃、ウィリアム皇太子

2025年9月8日(現地時間)、キャサリン皇太子妃の髪色が暗くなったのではと話題に Photo:Getty Images

夫妻は女王が80年にわたり関わっていたという女性団体「The Women’s Institute(WI)」を訪れ、キャサリン皇太子妃はその日もチェック柄を着用。愛用ブランド、アレッサンドラ・リッチの「ワイドカラードレス」を初披露した。

ピルグリムカラーと呼ばれる幅広の大きな襟とパフスリーブ、パール調ボタンがフェミニンなこのワンピースは王室ファンブログの情報によると、2021年のコレクションとのこと。皇太子妃はボスのグレーのエンボスレザーパンプスとキキ・マクドノーのホワイトトパーズとダイヤモンドをあしらったピアスを合わせ、エレガントに仕上げた。

エリザベス女王、リズ・トラス

2022年9月6日、バルモラル城で握手する当時の首相トラス氏と故エリザベス女王 Photo:Getty Images

『HELLO!』は、このグレーのチェック柄は女王にオマージュを捧げているのではないかとあるロイヤルブロガーが推測したと報道。シックなトーンの選択は、この9月4日(現地時間)にケント公爵夫人(享年92)が逝去したことにともなう服喪を考慮した可能性もあるものの、女王にとって最後の公務となったリズ・トラス元首相(50)の任命式で、女王が着用していたグレーのチェック柄スカートによく似ているとの指摘を伝えている。

キャサリン皇太子妃

2025年9月11日(現地時間)、髪色をまた明るくしたのではとの報道も一部あるそう Photo:Getty Images

例年秋冬は特に、チェック柄アイテムがお気に入りの様子のキャサリン皇太子妃。これから季節の深まりとともに、どんなチェック柄の着こなしを見せてくれるのか、楽しみにしたい。