キャサリン皇太子妃(41)が公式晩さん会にティアラを着用して登場。今回選んだのは、1930年代以来ずっと保存されていたティアラといわれている。
2023年11月21日(現地時間)、イギリスのバッキンガム宮殿にて公式晩さん会が開催。英王室のキャサリン皇太子妃(41)やチャールズ国王(75)夫妻、ウィリアム皇太子(41)らが、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領(62)夫妻を歓迎した。
英王室の面々はじめ、韓国ガールズグループBLACKPINKのメンバーなど170人のゲストが参加した豪華なイベントに、キャサリン皇太子妃はゴールドのビジューが施された、ジェニー・パッカム(JENNY PACKHAM)によるホワイトのドレスを身に纏って登場。さらに頭にはティアラが輝いていた。
ウィリアム皇太子と結婚した2011年以降、キャサリン皇太子妃はこれまで15回、公の場所でティアラを着用してきたが、今回のティアラを選んだのは初めてのこと。耳元にはエリザベス女王から譲り受けたイヤリングを合わせていた。
王室のジュエリーについて紹介するブログ『ザ・コート・ジュエラー』によると、今回キャサリン皇太子妃が着用したティアラは、エリザベス女王の母クイーン・マザーとして親しまれたエリザベス・ボウズ・ライアン(享年101)が所有していたもののひとつ。
王妃がジョージ6世(56)と結婚した際に、父ストラスモア=キングホーン伯爵(享年84)が結婚祝いとしてロンドンのジュエラーで購入し、贈ったものだと明かしている。
1930年代に王妃が身につけたのを最後に世間の目に触れることはなかったが、今回キャサリン妃が着用したことにより、およそ100年ぶりにお披露目された。
ちなみに同ブログによると、チャールズ国王によるアドバイスを受けて皇太子妃が今回ティアラを選んだとコメント。皇太子妃はつねにクイーン・マザーが王室で果たした役割からインスピレーションを受けているといい、今回自身のロールモデルであるクイーン・マザーのジュエリーを身につけることで、王室の伝統を守りたい、彼女の役割を引き継ぎたいという意志をティアラで表現したのではないかと分析している。