ニコール・キッドマン、離婚申請中のキース・アーバンと地元ナッシュビルで“縄張り争い”勃発か。キースには当初の報道とは違う新たな若い恋人の噂も

通常、別れたカップルは街で出くわすことがないことを願うだろうが、ニコールとキースは実質的に隣人同士とのこと。『Daily Mail』によれば、現時点でどちらもこの地を離れるつもりはなく、一歩も譲る気はないようだ。ニコールは俳優リース・ウィザースプーン（49）らとの交友関係をはじめ、ナッシュビルで生活の基盤を築いており、彼女が近々引っ越す予定はないと友人たちが認めているという。

先に住んでいたのはニュージーランド出身のキースで、オーストラリア暮らしを経て、1992年に米カントリーミュージックの本拠地であるナッシュビルに移住した。一方、ハワイ生まれ・オーストラリア育ちのニコールは、元夫トム・クルーズ（63）と共演した1990年公開の映画『デイズ・オブ・サンダー』でハリウッドデビュー後、2006年、キースとの結婚を機にナッシュビルで暮らすようになったという。

『Daily Mail』で連載中の米出身コラムニストによると、この地を拠点とするキースのために、ニコールは「ロサンゼルスでの生活をすべて捨てて、彼の都合に合わせようとした」のだとか。そして結婚から２年後、ニコールとキースはナッシュビルの高級住宅地ノーサンバーランドというゲート付きのコミュニティにある大邸宅に引っ越し、２人の子ども、サンデー（17）とフェイス（14）を育てた。

そして別居後もニコールはその邸宅にとどまり、一方のキースは「ごく近く」の一時的な住居に引っ越したと複数のメディアが報じている。『Daily Mail』によれば、２人は今も同じスーパーを利用しているようだ。それぞれが同州フランクリンヒルズ郊外にあるホールフーズで買い物をしている姿を、地元住人によく目撃されているという。さらにニコールもキースも同じヘアカラーリスト、アシュリー・ウォーラーの顧客とのことで、関係者たちはテネシー州版「縄張り争い」の様相を呈していると話しているとか。

同紙によると、ニコールは11月27日（現地時間）、破局後初めて迎えたサンクスギビングデー（感謝祭）もナッシュビルで過ごしたそうだ。感謝祭の午前中に行われる恒例のチャリティーランニングイベント「ターキー・トロット」に、七面鳥のイラストがプリントされたイベントのロゴ入りTシャツを着用し、姉夫婦らと参加したとのこと。ニコールは自身も写った集合写真に「すごく感謝しているわ」と綴り、インスタグラムのストーリーズに投稿した。

米サイト『Page Six』によれば、ニコールとキースは娘たちの養育計画に合意済みとのことで、13ページにわたる文書にはニコールが年間306日間、キースが残り59日間、娘たちの養育権を持つと規定されているという。基本的には「父親は隔週末、土曜日午前10時から日曜日午後６時まで養育時間を有する」と記されており、キースが養育権を持つ59日間には、感謝祭も含まれているそうだが、今回ニコールがシェアした写真には、娘たちの姿もあったようだ。

ちょうどその日、『Daily Mail』はキースと新たな女性の交際の噂を報道。別居が報じられた当初、キースはツアーのバンドメンバー、マギー・ボー（25）との関係を噂されていたが、同紙によれば、マギーの友人のカントリー歌手が「それはまったくの嘘だと私は知っている」と噂を断固否定。「正直、メディアの過度な詮索や人々の噂に、胸が張り裂けそうだった。彼女のボーイフレンドに会ったことがあるし、彼女はとても幸せだから」と語っていたという。

今回、新たに注目を浴びることになったのは、この10月に幕を閉じたキースのワールドツアーに参加していた新人カントリー歌手のカーリー・スコット・コリンズ（25）。カーリーは今年10月、キースの誕生日にステージ上でハグする写真を投稿したほか、あるインタビューで彼を絶賛。11月19日（現地時間）、キースが出席したカントリーミュージックアワードにも姿を見せていたとか。

彼女は今年のバレンタインデーに、そのツアーをPRする動画をインスタグラムにアップ。２人がはしゃぐ様子が収められていた。

さらに今年７月には２人が肩を組み、頭を寄せ合っている写真を投稿。「誰か私をつねって」「夢を見ているような気分よ」などと綴っている。なお、ニコールとキースが最後に公の場で一緒に姿を見せたのは、今年６月のことだった。