ペネロペ・クルス、キーラ・ナイトレイ、キルスティン・ダンストらが格上の洗練ルックで、パリ・オートクチュール・ウィーク開始を記念するイベントに出席

パリ・オートクチュールファッションウィークの始まりを告げる盛大なチャリティ舞踏会が初開催され、キーラ・ナイトレイ(40)が夫と手を繋いで登場したほか、ペネロペ・クルス(51)、キルスティン・ダンスト(43)らが洗練ルックで輝きを放ち、注目を浴びた。

2025年7月6日(現地時間)、ソフィア・コッポラ監督(54)が手がける「Le Bal d'Été(夏の舞踏会)」がパリの装飾芸術美術館で初開催。キーラ・ナイトレイ(40)やキルスティン・ダンスト(43)、ペネロペ・クルス(51)ら豪華ゲストが、エレガンスの極みともいうべき優美な装いで集い、パリ・オートクチュールファッションウィークの幕開けを華やかに彩った。

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2025年7月7日(現地時間)よりスタートした2025-26秋冬オートクチュール・コレクションに先駆け、その前夜に行われた第1回「Le Bal d'Été」。このイベントで芸術監督を務めたのは、かの有名なソフィア・コッポラ監督。英紙『Daily Mail』によると、1925年の国際装飾芸術博覧会の100周年を祝うもので、装飾芸術美術館初となる大規模な舞踏会だという。

米紙『The New York Times』によれば、米メトロポリタン美術館の資金調達のために行われるメットガラと同様、資金調達を目的としているものの、友人や家族の集まりのようなアットホームな雰囲気だったとか。今回集まった約200万ドルは、今年10月に開催予定の展覧会「1925-2025:アール・デコの100年」などの資金となるそう。

この日、ルーブル宮殿の東側に位置する装飾芸術美術館にはハリウッドスターだけでなく、デザイナーやエディター、音楽、映画、アート美術関係者など、300名を超えるゲストがドレスアップして集結。多数の著名人の中でも、俳優キーラ・ナイトレイが珍しく公の場でミュージシャンの夫ジェームズ・ライトン(41)とのツーショットを披露し、話題を呼んだ。

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シャネルのアンバサダーでもあるキーラのモノトーンのツイードドレスは、もちろんシャネルのもの。ウェーブのかかった短めのボブヘアでシャープな黒い襟を際立たせたキーラは、パールつきのシルバーボタンをポイントに、すっきりと洗練されたシルエットを美しく着こなした。

また、小さなブラックのキルティングバッグを持ち、まばゆいばかりのダイヤモンドのピアスと大きなカクテルリングを着用。パリジャンシックな装いが大絶賛された。

ジェームズ・ライトン、キーラ・ナイトレイ

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一方、彼女の夫で元ザ・クラクソンズのメンバーであるジェームズは、クラシックなタキシードにビットローファーと特徴的なオーバーサイズのサングラスを合わせ、クールに仕上げた。

キルスティン・ダンスト、ジェシー・プレモンス
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同じく夫妻揃っての出席で目を引いたのは、ソフィアが監督を務めた映画3作品で主演した俳優キルスティン・ダンストと、その夫で俳優のジェシー・プレモンス(37)。

キルスティンが身を包んだスパンコールが煌めくシルバーのドレスは、シャネルの2025年春夏のクチュールコレクション。ホルターネックデザインになっており、黒いリボンで結ぶ仕様になっているそう。

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俳優ペネロペ・クルスは、シャネルの2025年春クチュールコレクションのルックに身を包んで登場。コインベルトとまばゆいスパンコールのティアードスカートを合わせたミッドナイトブルーのドレスに、シアーなケープを重ねた印象的なルックで、妖艶なオーラを放っていたそうだ。

ダイアン・クルーガー
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俳優のダイアン・クルーガー(48)は、アルベルタ・フェレッティの2025秋冬コレクションの1着をセレクト。クリーム色のシアー素材で、柔らかなフリルが何層にもレイヤードされたデザインは息をのむほどの美しさで、会場中の視線を奪ったという。豪サイト『Nine』は「この世のものとは思えない」と絶賛した。

ローレン・サント・ドミンゴ 

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有名エディターのローレン・サント・ドミンゴ(49)はオリヴィエ・ティスケンス(48)が手がけたロシャスのファーストコレクション、2003年秋冬コレクションのインパクト抜群なティアードドレス姿で会場を魅了。

アレクサンドラ・デ・ハノーバー
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このイベントにはモナコ公国のロイヤルも出席。カロリーヌ公女(68)の末娘アレクサンドラ・デ・ハノーバー(25)はシャネルの2022年春夏クチュールコレクションのキラキラと光り輝くブラックドレスを纏い、長年のパートナー、ベン・シルベスター・ストラウトマンと笑顔を見せた。

ソフィア・コッポラ
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このイベントでアートディレクションを手がけたソフィアは、プリーツ状のシフォンとチュールで飾られた、エレガントなティアードドレス姿を披露。太もも部分の透け感がセンシュアルなペールピンクの襟付きのドレスは、シャネルのカスタムメイドだそう。

パリ装飾芸術美術館の公式アカウントの投稿。2枚目に会場の様子が。

米誌『W』によると、ソフィアは「夏の舞踏会」のテーマはそのままに、映画に出てくるようなガーデンパーティをイメージ。晩餐会が行われた美術館のエントランスギャラリーを、自身の監督作『マリー・アントワネット』(2006)のワンシーンを彷彿とさせる華やかでロマンティックな空間へと変貌させたそうだ。

なお、アフターパーティにはソフィアの夫トーマス・マーズ(48)率いるフェニックスによるパフォーマンスも行われ、長女ロミー・マーズ(18)と次女コジマ・マーズ(15)の姿もあったと同誌は報じている。