公開から15年以上経つも、いまだ根強い人気を誇る映画『ラブ・アクチュアリー』。その続編について聞かれた、メインキャストのヒュー・グラント(60)の答えにファン騒然!?
2003年に公開され、いまだ高い人気を誇る映画『ラブ・アクチュアリー』。2017年にはチャリティ番組の一部として本編のその後を描いた短編ドラマが英国で放送されたが、映画としての続編を見たいというファンが多数。そんな中、メインキャストのひとりであるヒュー・グラント(60)が、続編についてコメント!
続編について、素直に「わからないね」と答えたヒュー。さらには「そんなこと考えたこともなかったから。それに、映画で起こったことさえも覚えていないんだよね」と驚きの発言! 「最後に観てから、かなりの年月が経っているんだ。結末はどうなったんだっけ?」と、笑いながら釈明をした。
同映画はクリスマスシーズンを題材にし、様々なカップルの恋模様が描かれるロマンティックコメディ。コリン・ファース(60)やエマ・トンプソン(61)、キーラ・ナイトレイ(35)など、イギリスを代表する俳優たちが集合した豪華な顔ぶれはもちろん、ハートフルな内容が共感を呼び、世界中で大ヒットを記録した。
メインキャストを務めたヒューは、マルティン・マカッチョン(44)演じる首相公邸のスタッフと恋に落ちる、若きイギリス首相デヴィッドを熱演。さらに劇中では、ポインター・シスターズが1983年に発表した楽曲『Jump (For My Love)』に合わせて踊る、ダンスシーンも話題に。
そのダンスシーンについては、何度かインタビューで語ってきたヒュー。2003年の公開時には、実はダンスシーンをやりたくなくて、監督であるリチャード・カーティス(64)と大喧嘩をしたことも告白していた。
2019年のインタビューでは、そのダンスシーンの撮影が朝の7時に行われたことを明かし、「40歳の不機嫌なイギリス人男性が、“さぁヒュー、今からクレイジーに踊ってくれ”と言われる場面を想像してほしい。完全に悪夢だったよ」と激白。リハーサルは行われない一発撮りで、そのすべてが「辛かった」とも明かしている。
結末を忘れてしまったにもかかわらず、ダンスシーンの辛さだけははっきり覚えているとは、相当苦い経験だったよう? 続編はダンス抜きで、ぜひとも実現させてほしい!
text: Mariko Peeling