たびたびボディ・シェイミング(体型批判)の話題が持ち上がるビリー・アイリッシュ(19)。過去に自身の体型に悩み、食事制限やダイエットピルを使用していたことを明かした。
新たなファッションを披露するたび、ボディ・シェイマー(体型に対する悪口や批判をする人)から心ない言葉を投げかけられてきた若き歌姫、ビリー・アイリッシュ(19)。その都度、パワフルなメッセージで華麗に抗議! 体型やコンプレックスに悩む世界中の人々に、勇気を与えてきた。
そんなビリーだが、実は過去に自身の体型を嫌うあまり過度の食事制限をしたり、ダイエットピルを服用していたことが明らかに。
食事制限やダイエットピルの服用に加え、「体型が理由で、自分の体を切りつけていた」と、なんと自傷行為をしていたことも告白したビリー。
そのせいか、現在、体型に関する批判を受けることを「私自身よりも、(過去の私のことを知っている)まわりの方が心配してると思うわ」と話した。
ビリーは、「今でよかったわ。もし、これ(体型批判を受けること)が3年前で、心と体の関係が最悪のときだったら……。ダンスに夢中になっていたのに、全く食事をとらなかったりして、自分自身を飢えさせていたからね」と、体について一番悩んでいた時期の食事制限を表現。
また、ダイエットピルを服用したことによって、体に異変が起きたとも。「私が12歳のとき、体重が減ると噂のピルを飲んだことがあるの。でも、結局おねしょをしちゃっただけだった。クレイジーだし、信じられないよね」
そんなビリーだが、今では昔の強烈な体験もシェアできるまでに。「自分の体に対する嫌悪感と戦っているのは私だけだと思っていたんだけど、ネットの人たちも私の体が嫌いなようね。それは素晴らしいわ!」と、笑顔で自虐的なメッセージを付け加えた。
ビリーのファッションの代名詞ともいえる、オーバーサイズのアイテムをまとった「バギースタイル」も、自身の体型を疎ましく思ったことから取り入れるように。そんなマイナスな考えから生まれたファッションだが、ビリーらしさが溢れたスタイルは、世界中のファンを魅了。
音楽やファッションに限らず、オピニオンリーダーとしても絶大な指示を誇るビリー。自身の過去や葛藤を包み隠さずに明かす言葉は、多くの人の支えになっているはず。
text:Mayu Yamamoto