映画『プラダを着た悪魔』で主人公アンディを演じ、女性たちの支持を集めたアン・ハサウェイ(38)。アンのために書かれたのでは、と思ってしまうほどのハマリ役だったが、実は別の人気女優がキャスティングの第1候補だったことが判明。
働く女性を中心に、世界中で大ヒットした映画『プラダを着た悪魔』。主人公のアンディを演じたアン・ハサウェイ(38)が、2021年2月19日(現地時間)、リアリティ番組『ル・ポールのドラァグ・レース』に出演。映画にまつわる秘話を交えつつ、出演者たちにエールをおくった。
映画『プラダを着た悪魔』では、ファッションに興味ゼロなジャーナリスト志望の女性アンディを演じたアン。メリル・ストリープ(71)演じるファッション誌の鬼編集長に振り回されながら、成長していくアンディ役を見事に体現。アンのイメージにぴったりとハマり、まさに適役に思われた。
ところが、なんと当時、アンはアンディ役として9番目の候補者だったとか!
『ル・ポールのドラァグ・レース』のなかで、出演者から「必死でゲットした役はある?」と聞かれたアン。「時間はどれくらいあるのかしら?」と返し、多くの役を得るのに必死だったことを示唆。
そして『プラダを着た悪魔』のアンディ役は「9番目の候補者だった」と告白し、「それでもゲットしたの! がんばるのよ、諦めちゃだめ」とアドバイスした。
Being NINTH in line to play Andy in ‘The Devil Wears Prada?’ Groundbreaking. 🥺👏 #DragRace pic.twitter.com/0qXn6QZsXj
— RuPaul's Drag Race (@RuPaulsDragRace) February 20, 2021
米誌『People』によると、製作側の第1候補は、すでに『君に読む物語』や『ミーン・ガールズ』で人気を博していたレイチェル・マクアダムス(42)だったとか。しかし、レイチェル本人が出演を辞退したのだとか。
さらに、他にもジュリエット・ルイス(47)やクレア・デインズ(41)がアンディ役のオーディションを受けていたそう。そうした強力なライバルたちに勝って、アンは見事に役を得たことに!
2016年に米誌『Variety』のインタビューでも、第1候補でなかったことを認めていたアン。製作陣の注意をひくため、ミーティングの場にあった庭の砂に「Hire me(私を雇って)」と書いたことを明かしていた。アンディ役に決まったと連絡があった時は、自宅で着替えの途中だったものの、「『プラダを着た悪魔』の役をゲットしたわ!」と叫びながらリビングルームに走って行ったとか。
そんなアンの役にかける熱意も、映画『プラダを着た悪魔』が女性たちの心に響いた理由のひとつと言えそう!?