2016年から子供達の親権&養育費に関して法廷で争ってきたアンジェリーナ・ジョリー(45)とブラッド・ピット(57)。約5年に及ぶ争いにようやく決着!? と思いきや、思いがけない判決にアンジーは争う姿勢だという。
2016年の離婚申請以来、子どもたちの親権を巡る法廷争いを繰り広げてきたアンジェリーナ・ジョリー(45)とブラッド・ピット(57)。ついに、暫定的な判決が下されていたことが明らかに!
各メディアが報じたところによると、ふたりの裁判を担当するジョン・オウダーカーク判事は親権と養育権を共同で持つことを認め、ブラッドに優位な養育権を裁定したという。この判決により、ブラッドはアンジーよりも長時間、子ども達と過ごすことができるように!
ちなみにブラッドと喧嘩をし、仲違いしたと言われる長男のマドックスは、すでにアメリカで成人とみなされる19歳。そのため、養育権を巡る裁判の対象には含まれていない。
関係者の話によれば、今回の判決の決め手となったのはふたりの周囲の証言。裁判には「数カ月にわたって専門家やセラピスト、さらに(ふたりの)子ども達の周りの人々が関わっていた」とのことで、子ども達は証人を務めていないようだ。
また、「ブラッドは子ども達とより多くの時間を作ろうとしていた。しかしアンジェリーナはそれを阻止すべく、可能な限りあらゆる手を打っていたのが明らかだった」とも語った。
ブラッド側の情報筋によれば、「彼はいつも自分の子ども達にとってベストを尽くしたいと願い、一緒に過ごしたいと思っていた」とのこと。そのため今回の判決を受けて、安堵しているという。
一方、「親権問題の判決は一時的なもの。法定手続きは現在も進行中で、最終解決にはほど遠い」と語ったのはアンジーの関係者。すでに、判事が子ども達を証人として自らの体験を話すことを許可しなかったことに異議を申し立てており、法廷争いを続ける構えだという。
5年に及ぶ親権争いが決着したかのように見えたが、まだまだバトルは続きそうな予感。7月9日(現地時間)にはカリフォルニア州の上訴裁判所での審理が予定されており、今後の進展に注目したい。
text : Mariko Peeling