『ミッション:インポッシブル』最新シリーズの撮影をめぐって災難続きのトム・クルーズ(59)に、また悲劇! 撮影中に使っていた高級車が盗難にあい、数千ポンド相当の私物が盗まれていたことが判明。
現在イギリスで、映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作となる7作目を撮影中のトム・クルーズ(59)。撮影中に車の盗難にあい、数千ポンド相当の私物が盗まれていたことが分かった。
イギリス・バーミンガムでの撮影期間中、ドライバー付きの高級車で移動していたトム。ドライバーがホテルのすぐそばに駐車し、数分ほど離れた間に、車ごと盗難されたそう。
盗まれた車はおよそ10万ポンド(約1,500万円)のBMWで、後に車は見つかったが、車内にあったトムの私物はすべて持ち去られてしまったそう。
私物は数千ポンド相当にも及ぶと言われ、事件を知ったトムは大激怒したとか。これまで同作はイタリアやノルウェーなどでも撮影が行われたが、スタッフが新型コロナウイルスに感染し撮影が中断されるなど、トラブル続き。昨年12月にはトムがスタッフに対し暴言を吐いたことで、5人のスタッフが辞めてしまったことも報じられていた。
関係者はトムが激怒したことについて、「彼は撮影を続けるために、どんな苦労も惜しまなかった。他のスタッフが自分ほど真剣に考えていないことに腹を立てているんだ」と告白。
そして、「(トムが暴言を吐いてから撮影チームは)何カ月も緊張状態が続いていたが、これ(盗難事件)が最後のとどめだった。事件が明らかになってから彼らの怒りは増し、何人かのスタッフは出て行ってしまった」と、撮影現場はさらに困難な状況に追い込まれていることを明かした。
新型コロナウイルスが蔓延するなか、映画を成功させるため、予防策に多大な時間とお金をかけてきたというトム。人気シリーズの待望の最新作なだけに、主演スターが感じるプレッシャーは計り知れない。無事映画が完成し、ヒットに繋がることを祈るばかり!
text:Saki Wakamiya