イギリス王室の裏側を描いたNetflixドラマ『ザ・クラウン』に様々な問題が浮上! Netflixと多額の契約を結んでいるヘンリー王子(37)が沈黙を貫いていることから、またも批判にさらされている。
故ダイアナ元妃(享年36)の描写をめぐって物議をかもしているNetflixの王室ドラマ『ザ・クラウン』。息子のヘンリー王子(37)がNetflixと高額の契約を結んでいることから、「ヘンリー王子はダイアナ元妃の名誉を守るために契約を破棄するべき」と王室専門家から批判が集まっている。
『ザ・クラウン』は、イギリス王室の裏側を描いたNetflixのドラマシリーズ。
来年11月に公開予定の『ザ・クラウン』シーズン5では、ダイアナ元妃の親友ジェミマ・カーン(47)が脚本の共同執筆者として参加した。
ジェミマはダイアナ元妃との過去について公に語ってこなかったが、ダイアナ元妃の人生が正確に描かれることを望み、脚本執筆に参加。しかし、脚本の一部が「ダイアナ元妃への敬意や思いやりを欠いている」として共同執筆を辞退し、クレジットから自身の名前を削除するよう求めているという。
問題の描写は明らかになっていないが、『ザ・クラウン』に対する批判はキャスティングについても及んでいる。
シーズン5では、俳優のナターシャ・マケルホーン(51)をマウントバッテン伯爵夫人役に起用しているが、ナターシャはかつて北アイルランドをテロの恐怖に陥れた武装集団、アイルランド共和軍を支持していた編集者ロイ・グリーンズレイド(74)の継娘。テロリストに家族を殺されたマウントバッテン伯爵夫人を演じるのは「不適切」だという声が上がっているという。
『ザ・クラウン』が様々な物議をかもすなか、王室専門家はダイアナ元妃の次男であるヘンリー王子とメーガン妃が、『ザ・クラウン』の配信元であるNetflixと約160億円で契約を結んでいることを問題視。「契約を破棄して、母親の名誉を守るべきだ」と批判したとか。
以前、テレビ番組で『ザ・クラウン』シリーズの視聴者であることを明かしていたヘンリー王子。今後どのような対応をとるのかに注目したい。
※メーガン妃は英王室を離脱していますが、夫であるヘンリー王子に王位継承権があるため、メーガン妃としています。
text:Saki Wakamiya