超豪華キャストが集結したことでも話題のNetflix映画『ドント・ルック・アップ』で、メリル・ストリープ(72)の息子兼側近役を演じたジョナ・ヒル(37)が、メリルを「史上最高」と賞賛するも、本人にはまったく伝わっていなかったことが明らかに!
主演のレオナルド・ディカプリオ(47)、ジェニファー・ローレンス(31)に加えてメリル・ストリープ(72)、ティモシー・シャラメ(25)、アリアナ・グランデ(28)ら豪華キャストが出演することで話題のNetflix映画『ドント・ルック・アップ』。
出演者のひとりジョナ・ヒル(37)が、記者会見でのメリルの発言に仰天したことを米テレビ番組『The Tonight Show』で明かした。
『ドント・ルック・アップ』は、地球に衝突する恐れがある小惑星を発見したふたりの天文学者が人々に危機を知らせようとするも、メリル演じる大統領をはじめとする人々に翻弄される姿を描いたブラックコメディ。
ジョナは大統領の息子兼首席補佐官のジェイソンを演じており、映画のプロモーションでは、メリルと一緒にインタビューを受けたという。
そこで、メリルと仕事をした感想を聞かれるたび、「メリルはG.O.A.T.だ」と言い続けていたというジョナ。ここ数年、目にする機会が増えた「G.O.A.T.」という言葉は「Greatest of All Time」の頭文字をとったもので、「史上最高」という意味。
しかし、発音は動物のヤギ(goat)と同じゴートのため、72歳のメリルは「G.O.A.T.」をずっと「ヤギ」のことだと思っていたのだとか!
しかも、それが発覚したのは、『The Tonight Show』収録前に行われた記者会見でのこと。メリルが「ジョナは私といるのがとても心地よかったみたい。ずっと私のことをヤギって呼び続けていたのよ」と発言したので、ジョナは「なんだって!?」と仰天したことを明かした。
すかさずジェニファーが「G.O.A.T.」の意味をメリルに説明したそうだが、ジョナはメリルがヤギと呼ばれてもまったく気分を害していなかったことに、さらに驚愕したとのこと。「メリルは僕が彼女のことを大好きだから、ヤギと呼んでいるんだろうと思っていたんだ!」と語り、観客の笑いを誘った。
共演俳優からヤギと呼ばれても、好意的に受け止めていたメリル。そのポジティブ・シンキングと懐の深さこそが真の「G.O.A.T.」たる所以といえそう!