以前から妊娠していると話題になったり、子供を産むよりもキャリアを選んだと言われるなど、妊娠についての噂や報道が多く報じられてきたジェニファー・アニストン(52)。そんな憶測につき、自身の思いを明かした。
俳優のジェニファー・アニストン(52)が、この度米誌『The Hollywood Reporter』に登場。「子どもを持つことよりも、仕事をすることを選んだ」と言われることについて、胸の内を明かした。
2000年にブラッド・ピット(57)と、2015年にジャスティン・セロー(50)と、これまで2度の結婚をしたジェニファー。何度か妊娠説が囁かれるも子どもを持つことはなく、世間からは「出産よりも仕事を優先した」というレッテルを貼られていた。
それについて、ジェニファーは「かつてはすごく個人的に受け止めていた。妊娠の噂や、“彼女は出産よりも、キャリアを選んだんだ”っていう憶測とかをね。それら意見を見るたびに、“あなたたちは私の身体がどんな状態か実際に知らないのに”って感じていた。私が妊娠できるかどうか、真実は誰も知らないでしょう?」と激白。
さらに、そういった勝手な憶測は「人を傷つけるし、ただただ意地が悪い」と一蹴。ただし現在は、「人は他人に対し、何かしら言いたいのよね。でも私は自分ができることをする。私の作品を見るか見ないかはあなた自身が決めて」と考え、噂を受け流しているとも語った。
続けてジェニファーは、女性の結婚や妊娠ばかりが取り上げられることについても意見。「男性は何度でも結婚できて、相手は(はるか年下の)20代や30代でもいい。でも女性がそれをしたら許されない」という、結婚や恋愛における性差別を指摘した。
ジェニファーは1994年に出会ったブラッド・ピット(57)と2000年に結婚。お似合い夫婦として世界中から支持を受けていたが、2004年にブラッドとアンジェリーナ・ジョリー(46)の浮気が囁かれ、翌年に破局を発表。ブラッドが浮気をした原因として、子どもを欲しがるブラッドと、仕事に専念したいジェニファーとのすれ違いが報じられたこともあった。
その後は2015年に俳優のジャスティン・セロー(50)と再婚するも、2018年に破局。その際は、ジェニファーがジャスティンとの子どもを望んでいたが妊娠できなかったことが理由のひとつと報じられた。
プライベートにまつわる心ない発言や噂にもめげず、長年ハリウッドの第一線で活躍し続けるジェニファー。彼女の告白を受けて、セレブたちのプライバシーが守られる環境が整うことを願うばかり。
text : Mariko Peeling