2021年のメットガラに初参加し、19歳にして共同ホストを務めたビリー・アイリッシュ（20）が、多くの人が憧れるファッションの祭典に集まったセレブたちを、学校のクラスメートにたとえ、その経験を振り返った。
２年ぶりに行われた今年のメットガラに初参加、かつ19歳にして共同ホストを務めたビリー・アイリッシュ（20）が、米ラジオ番組『ハワード・スターン・ショー』に出演。一流セレブが一堂に会するイベントに参加した感想を、「有名人の有名人ごっこだった」と語った。
「イン・アメリカ：ファッションの辞書」というテーマで行われた今年のメットガラ。オスカー・デ・ラ・レンタのドレスを身にまとい、マリリン・モンロー（享年36）を彷彿とさせるヘア＆メイクで雰囲気をガラリと変えて注目を集めたビリー。
番組では「その晩、主に私が感じたことは、有名人がいかに普通の人間かということよ。みんなその場に居合わせただけの人たち。すごく奇妙だった。クラスメートみたいな感じね。この人はちょっとウザい、この人は好き、この人とはうまくやれる、とか……それぞれ自分がやっていること、言っていることに恥ずかしさや不安を感じているの」と、一流セレブが集うイベントを学校生活と変わらないとズバッと言い切った。
多くの人が一度は参加してみたいと夢見るメットガラ。しかし、気まずい時間を過ごしたと語るセレブがいることも確か。
今年のメットガラに参加したマドンナ（63）の娘ローデス・レオン（25）は、「有名人と一緒の部屋に押し込まれ、彼らのことを知りもしないのに、話して友だちになれと言われているようだった」と告白。
Netflixドラマ『ザ・ポリティシャン』で知られる俳優のベン・プラット（28）も「同伴者を連れて行けなかったから、会場を一周したけれど知り合いを見つけられず、話す相手がまったくいなかった」と振り返った。
また、2016年に当時の恋人ジジ・ハディッド（26）と一緒に参加したゼイン・マリク（28）の「高価な服で着飾ってレッドカーペットで写真を撮られるよりも、家で生産的なことをしていた方がマシ」という辛口コメントも話題に。
ちなみにビリーは「素晴らしかった。とにかく美しい場所だった」と語り、イベントそのものは楽しんだことを強調。果たして今後のメットガラ会場にビリーの姿はあるのか？ 来年のイベントに注目する人が増えそうだ。
