性的虐待で訴えられた過去を持つ俳優のジェームズ・フランコ(43)が、ポッドキャスト番組に出演! セックス依存症だった当時の状況を語り、過去の過ちを認めたことで話題に。
映画監督や脚本家としても活躍し、知性派俳優として知られるジェームズ・フランコ(43)。複数の女性から性的虐待を告発されて以来、初めて公の場で当時を語った。
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事の発端は2018年1月、5人の女性がジェームズから性的虐待を受けたと米紙『ロサンゼルス・タイムズ』に告発したことから。
女性たちは映画の撮影中に、服を脱ぐよう求められたり、前貼り(映画のベッドシーンなどで使われる、性器を覆い隠す物体)を取られたりしたという。そのほかの2人はジェームズが主宰し自ら教鞭をとっていた俳優育成学校「Studio4」の学生で、ジェームズから性的搾取を受けたと訴えている。
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女性たちは2018年7月に訴訟を起こし、当初ジェームズはすべての疑惑を否定していたが、結局2人の女性と220万ドル(約2億5,000万円)で和解するという結果に。
ジェームズはそれからしばらく表舞台から姿を消していたが、先日アメリカのポッドキャスト番組に出演。初めて当時の状況を口にした。
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当時は「合意の上だった」として非を認めなかったジェームズだが、「権力を手にして判断力を見失った。人の感情にも完全に盲目だった」「学生と寝たのは事実だし、それは間違っていた」と告白。女性が断れない状況のなかで関係を持ったことを認めた。
さらにジェームズは、それらの不適切な行動はセックス依存症のせいだったと説明。10代の頃にアルコールを断って以来、自身にとってセックスが「強力な薬物だった」と語った。
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ジェームズの依存症は、2017年11月に現在の恋人でもある俳優イザベル・パクザッド(28)との交際をスタートするまで続いたとか。イザベルとの交際を機にセックス依存症を克服したというジェームズだが、それまでにジョニー・デップ(58)の元妻アンバー・ハード(35)をはじめ、複数の俳優やモデルと関係を持っていた。
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ハリウッドでは近年、権力を悪用した性的虐待が問題視されており、多くの女性がSNSやメディアを通じて声を上げている。今後、ハリウッドの風潮が変わっていくことを願うばかり。
text:Saki Wakamiya