アルベール2世(63)の娘ジャズミン(29)がインスタグラムに2021年を振り返るスライドショーを投稿。初めて4人の兄弟が揃った写真を公開した。
モナコ公国のアルベール2世(63)の婚外子として誕生した娘ジャズミン(29)が、アルベール2世の4人の子どもが一堂に会した写真を公開。4人全員が写った写真が公開されるのは初めてのことで、世間を驚かせた。
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アルベール2世がシャルレーヌ妃(43)との結婚前に関係を持っていた、アメリカ人女性タマラ・ロトロ(60)との間に生まれた娘、ジャズミン。写真は、彼女がインスタグラムに投稿した2021年を振り返るスライドショーに掲載されていた。
ジャズミンの右側に写る男性は、1997年に誕生した元客室乗務員のニコール・コステとの婚外子、アレクサンドル(18)。左側の双子は、シャルレーヌ妃との間に誕生したジャック公子(7)とガブリエラ公女(7)だ。
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撮影時期については明記されていないが、海外メディアはガブリエラ公女の前髪の長さを手がかりに推測。アルベール2世が昨年8月、双子を連れて南アフリカに滞在していたシャルレーヌ妃を訪ねた際に公開された家族写真のヘアスタイルとよく似ていたことから、この時期に撮影されたのではと報道した。
ジャズミンとアレクサンドルは普段から親交が深いことで知られており、昨年8月にもジャズミンがアレクサンドルの18歳の誕生日を祝うメッセージをインスタグラムに投稿。これまでジャック公子、ガブリエラ公女との関係について語られることはなかったが、今回の集合写真では、兄弟4人の関係が良好であるように見える。
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アルベール2世にとっての第一子であるジャズミン。長びいた法廷闘争の後、アルベール2世が父親であることを認め、ジャズミンが11歳のときに初めて面会を果たした。そして2015年、ジャズミンが雑誌のインタビューで初めて父親との関係について告白。
「私は(アルベール2世が認めた)その瞬間に父と繋がり、父を知り、父に私を知ってもらいたいと思った。会えない期間は寂しかったけれど、面会が実現したのはとても嬉しかった。それ以来、私たちは素晴らしい関係を続けているわ」と語り、大きな話題を呼んだ。
さらに、アルベール2世の母グレース・ケリー(享年52)に会ったことはないものの、映画『上流社会』を初めて見たときに女優から公族に転向した祖母との“繋がり”を感じたとか。「私は演技、歌、ダンスに情熱を注いでいる。この映画を見て、彼女(グレース・ケリー)も同じだと気付いた。鳥肌が立つ瞬間だったわ」
2011年にアルベール2世と結婚したシャルレーヌ妃は夫と婚外子ふたりの関係を好ましく思っていないという噂もあるが、シャルレーヌ妃の親友は「シャルレーヌは、アレクサンドルとアルベール2世が気軽に交流できるよう尽力し、アルベール2世が彼を子どもとして受け入れるように促していた。家族全員をまとめようとしていたの」と証言。
また、シャルレーヌ妃こそアルベール2世の原動力であり、ジャズミンとアレクサンドルとも親密な関係を築いているとも語った。
ちなみにジャズミンとアレクサンドルはともに憲法上、モナコの公位継承権を持つことはできないが、アルベール2世は彼らを経済的にサポートしているそう。前出のシャルレーヌ妃の親友いわく、「アルベール2世は『マーベラス・ミセス・メイゼル』に出演したジャズミンを、公式イベントに招待することを嫌がっていなかった」とも述べている。
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シャルレーヌ妃が子どもたちのために前向きな努力を続ける一方、現在もアルベール2世には3人目の婚外子の存在が浮上中。昨年11月には、シャルレーヌ妃が健康上の理由から一時的に公務を取りやめることも発表し、心配の声が広がっている。
シャルレーヌ妃の心が休まる日は来るのだろうか。モナコ公室から、今後も目が離せない。